bossとの畑デートⅩⅦ-①~おじゃが植えつけ~

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大室山の山焼きと同じく雨のために順延を繰り返していたおじゃがの植えつけ(涙)。

早々に購入して準備万端だった種いもたちも、首を長~くしすぎて待ちくたびれてしまったことでしょう♪

2月下旬か3月上旬に…と予定していましたが、弥生半ばのホワイトデーにようやく決行することができました~!!

待っていた甲斐があってお天気に恵まれ、暖かい春の陽射しの中で気持ちよく作業ができそうな…絶好の野良しごと日和です☆

“いろいろな種類のおじゃがを食べたい”という食いしん坊根性から、『北あかり』『十勝こがね』『レッドムーン』『インカのめざめ』の4種類の種いもを用意しました。

それぞれのおじゃがの特長は以下の通りです♪

『北あかり』…男爵によく似た形で“ポスト男爵”として人気の品種。芽が赤く肉質は男爵より黄色っぽい。別名「栗じゃが」とも呼ばれるほどホクホク感があり、甘みも強い。煮くずれしやすいのでサラダやベイクドポテト・マッシュポテト向きだが、最大の特長は他の品種と比べて火の通りがダントツに早いこと。美容と健康に効果的なカロチン含有量が高く、特にビタミンCは他品種の2倍近く含まれているのだとか。

『十勝こがね』…デビューして間もない品種だが、北海道のじゃがいも食味コンテストで、「北あかり」と並んで2位だったというほどの美味しさを誇る。従来のじゃがいもに比べていも臭くなく、軽い味わいの上品なおいしさ。形は丸形で男爵に比べて芽のでこぼこが少なく、表面が滑らかなのでピーラーで剥きやすい。中は薄い黄色の肉質。芽が出にくいという最大の特長があるため、優れた保存性を有し、越冬させて甘味を増すことができる。「21世紀のじゃがいも」とも呼ばれているのだとか。

『レッドムーン』…「えっ?さつまいも!?」と見間違えるほど『赤き月』の名の通り、見た目の深紅が最大の特長。中は黄金のクリーム色のため、外皮との鮮やかなコントラストが美しい。ごつごつしておらず、皮が剥きやすくて煮くずれもしにくいため、調理のしやすさも嬉しいところ。赤色のメークインだと想像するのがわかりやすいのだとか。栗のような品の良い甘味をもっており、ねっちりした食感が楽しめる。

『インカのめざめ』…原産地・南米アンデスのじゃがいもを日本向けに改良した品種で、コロコロと小粒な姿なのに切ると驚くほど鮮やかな真っ黄色の肉質。最大の特長は栗やさつまいもを思わせる強い甘味と濃厚なコクで、欧米では「バターポテト」とも呼ばれているのだとか。堀ったばかりの時に蒸かすと、粉がふくほどホックホクの食感となる。また低温で保存することでショ糖がどんどん増えていくため、越冬させるとより栗やさつまいものような甘みが楽しめ、かぼちゃやにんじんと同じようにスウィーツの材料としても使われている。

…と、こんな4種類の『じゃがバタ』食べ比べを目指して、いっちょ“いも畑づくり”に精を出すとしましょうか♪ 
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わたしがパシャパシャと写真を撮って遊んでいる間にbossは黙々と作業していました(笑)。

まずは種いもを並べて、全部のおいもが植えられるかどうか間隔をみるのだとか。

↑そうそう、右側の畝の端に無造作におかれている(汗)のが、先日bossよりいただいた『新しい柄の三本鍬』です♪

初耕起の筆おろし…う~ん、鍬おろし?作業は『インカのめざめ』を植える畝の脇を掘り、少しでも水はけをよくする仕事でした☆

新しい柄の感触にウキウキしながら「boss、この鍬で初耕しですよ~♪」と言うと「使い心地はどうだ?」とのこと。

「GOOD♪バッチリです!!」と江戸はるみばりにthumb upしてお返事しました(笑)。

これからは今まで以上に野良しごとにたっぷりどっぷり浸かって、この新しい柄にわたしの血と汗をしみ込ませなくちゃ♪

遣い込まれてわが手になじみ、外見的にも威風堂々たる風貌の鍬となるように精進しますね~☆
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↑左側が『十勝こがね』、右側が『インカのめざめ』です♪

こんな間隔で配置してみましたが、土の中に入っている姿はベッドに寝ている赤ちゃんを連想させてかわいいなぁ~♪

このおイモ畑予定の『愛菜園2号さん』に“素敵なネーミングをつけなくちゃ♪”とずっと考えていたのですが、boss命名の『落脳家』を目指して…ということで落脳farmとでも名づけようかしら?

ホントは1号さんが『愛菜園』なので2号さんをもじって『失楽園』としたかったのですが、“bossと失楽園デート”だとあんまりにもいかがわしい響きになるので却下しました(笑)。

悪ノリして友人に「上司と失楽園デートって淫靡な雰囲気だよねぇ(笑)」と話してみたところ、「水遊ちゃんじゃ色気なさすぎて、“後楽園デートの間違いじゃないの?”って思われるよ」と(沈)。

なんという口の悪い友かと嘆きつつ、ぐうの音もでないほど的確なご意見なので、自分でもその通りかも?…と納得してしまうのでした♪

枯れ専のわたしとしては“後楽園”より“偕楽園”に行ってみたいんだけどなぁ~☆

まぁ、『失楽園』という名のいも畑でいも好きないも姉ちゃんとデートというのも、bossにとっては気の毒なことで、それこそおイモが喉につまって“アダムのおイモ”なんていう間抜けな話になりかねません(笑)。

ということで2号さんは『落脳farm』と命名…いや待てよ、落脳だと秋葉系の電脳少年の親戚みたいだからやっぱり『楽農farm』の方がいいな。

のほほんとお気楽に・愉しみながら農業をして美味しいごはんをいただく…というわたしの主旨としっくりマッチする名前のように思います♪
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種いもの植えつけ作業をしている時にbossの畑師匠・Kさんが叱咤激励の見回りに来てくれました~!!

写真のおいもの奥にわずかに写っているのがKさんの地下足袋です☆

野良しごとを地下足袋姿で…なんて職人好きのわたしにとってかなりツボなコスチューム♪

植木屋の職人さんのようにちょっと気難しそうないかついお顔をなさっていますが、bossいわく「Kさんの笑い顔はそれはそれは可愛くて水遊ならイチコロ」とのこと(照)。

“それはぜひとも笑わせてみなくてはっ!!”と意気込んでいましたが、まずは作業を進めていくのに手いっぱいでそこまでの余裕はありませんでした(涙)。

Kさんの麗しの笑顔は次回に持ち越し…楽しみは後に取っておくことにします♪

実はKさんと会うのは本日2回目…楽農farmに来る前にKさん宅に寄って、じゃがいもの植えつけ作業の講義を聴かせてもらってきたのです。

「マルチはした方がいいの?」「黒マルチと透明マルチはどっちがいいの?」「マルチングの注意点は?」などなど、あまりじゃがいもとは相性がよくない…と嘆いているbossとともにお勉強してきました(笑)。

Kさんはお家の横に畑をなさっているので、お宅拝見…ならぬ『畑を拝見』させてもらったのですが、Kさんの畑の土は細かくてさらさらで本当にキレイでしたよ~☆

写真を撮り忘れてしまったことが非常に悔やまれますわ…(涙)。

おじゃがも2月下旬に植えたとのことで、透明マルチをかけた下には可愛らしい芽がのぞいていました。

bossは黒マルチを検討していたようですが、Kさんから黒マルチの方が温め効果が高いけど、遮光性もあるから穴を開けてあげないと発芽できないのだと教えていただきました。

また幼い芽が霜にあたると傷んでしまうけど、これから種いもを植えるなら、もうマルチングしなくても大丈夫でしょうとのアドバイスも♪

雨で延び延びになり「いつになったらおじゃがを植えられるのかなぁ?」と気をもんでいましたが、マルチの手間が省けたのである意味、天候不順による植えつけの遅れもよかったのかもしれませんね~(笑)。

Kさんからいろいろと教えてもらった上に「サンチェを持っていきな。ワケギとあさつきもあげるよ」と、図々しくもお土産までいただいてしまう事態に…(汗)。

bossの農友はgentlemanな渋いおじさまばかりで、わたしとしては嬉しすぎて恐縮してしまいます~(涙)。

そんなやりとりのあったKさんですが、bossとわたしがおじゃがの植えつけを始めようという頃、車で楽農farmまでいらしてくださいました。

わたしのこころもとない手つきを心配してくださったのか…今度はKさんによる実技講習会が開催されました~(笑)。

今回の植えつけでは丸ごと1個の種いもをそのまま植えたのですが、通常は半分に切って植えることが多いのだそうです。

その時の切り方で重要なのが↑この写真のように種いものおへそを探すこと。

おへそで半分に切るというのが最大のポイントなのだとか…きっとそれによって発芽率や収量に違いが出てくるんだろうなぁ。

こういったことは園芸書には載っていないので、経験者からの口伝えで教えていただく知識は大切で有り難く、埋もれさせずに『畑の智恵袋』として受け継いでいきたいと思います♪
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↑こんな感じで穴を掘ってから灰を播いて種いもを入れていきます☆

通常は種いもを半分にして植えるので、切り口に草木灰をつけて処理するという方法が主流なのだとか。

今回のように丸ごと1個の種いもを植える時は、草木灰は使わないのかと思っていましたが、Kさんから掘った穴に少し草木灰を播いて種いもを植えた方がよいと教わりました。

穴の中でちょっと灰色にみえているところが、撒いた灰の部分です(←わかるかなぁ?)。

また種いもを植えつける穴はかなり深めで、だいたい植えた後に5cmほどの土を被せるのだとか。

「土の5cmというのはなかなかのものだよ」とKさんに言われ、高めにつくった畝をザックザックと掘っていきました~!!

掘っていると次から次へと石ころがゴロゴロ…どうせ出てくれるなら小判だったらいいのに(笑)。

Kさんから「こういう石は見つけた時にどんどん取り除いていくんだよ」と教わったのですが、でもボソッと「自分だったらこんな石ころの多い土では畑はやらない」とも(笑)。

多少石が入っていた方が土に空気が含まれていいとも言われていますが、Kさんの畑のあのキレイな土を見てしまえば確かにKさんのつぶやきはごもっとも…(汗)。

でもまぁ、きっとこういう環境下でもわたしのおじゃがは順応してたくましく育っていくことでしょう☆
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↑一通り穴の中に種いもを並べることができたので、後は土を被せるのみ♪

種いもの植える向きも普通は芽を上にして植えるのですが、boss情報によるとあえて芽を下にして植える方法もあるのだとか。

その方が丈夫な芽になる…との話だったようで、1度bossはそれを信じて上向きと下向きと交互に植えつけした年もあったようです。

ところが、見事に下向きに植えたおじゃがは芽がでなくて惨敗だったとのこと。

やわらかい土なら下向きに植えても出てくるかもしれませんが、こんなに石がゴロゴロしている楽農farmではそれはあまりにおじゃがにとって酷なことでしょう(涙)。

ということで今回は全部上向きで植えつけしました~(笑)。

ちゃんと芽が出てくれますように…としっかり手を合わせてお祈りしておきましたが、bossの畑師匠・Kさんの指導の甲斐あって、きっときっと立派なおじゃが畑になると信じています☆
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↑bossお手製の看板をつけておじゃが畑の完成です☆

右手前が『北あかり』、右奥が『インカのめざめ』、左手前が『レッドムーン』、左奥が『十勝こがね』です☆

雨のために植えつけできなかった週末を利用して、この看板やわたしの三本鍬を製作してくれていたのだとか。

う~ん、ホントに遊ぶことに手を抜かないというか、マメったいというか…とにかく頭が下がります(笑)。

bossの中では先週に植えつけするつもりだったらしく、看板では「3月6日植え」となっていますが、間違いなく1週ずれてホワイトデーに植えつけしました(笑)。

Kさんの話ではだいたいおじゃがの芽が出るのは3週間後なのだとか…とすると4月に入ってからになるかな?

それぞれのおじゃがの食べ比べも楽しみだけど、その前に生長速度や苗や花の特徴なども観察できるのが嬉しい♪

そしておじゃがの後に控えているのが、里芋とさつまいも☆

待ちに待ったおイモ畑…ついに始動です~!!
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by wasurenasumire | 2010-03-14 21:15 | farm


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