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bossとの畑じゃないデート@秘密の野良しごと座談会

b0112855_21152111.jpgb0112855_21164121.jpg←左はbossから贈呈された鍬♪

→右はbossの農友・Iさんがくださったお花♪

これぞまさに『両手に花』でクラクラしそう(笑)。

野良しごとについて語り尽くす会を某所で決行してきました~☆

bossの農友・Iさんとお目にかかるのは2回目ですが、実際にいろいろとお話させていただくのは今日がはじめて。

bossからは「ものすごくやさしい人だよ」と聴かされていたので、お逢いできるのを楽しみに待っていたのです。

わたしは何も用意して行かなかったのですが、ちょっと遅れて合流したIさんからサッと↑写真のお花をプレゼントされ、ビックリするやら申し訳ないやら…(汗)。

ありがたく頂戴してしまったのですが、こういうおこころ遣いをいただくとコロッと参っちゃうんですよね~(笑)。

さらに、お話を伺えば伺うほどbossの言う通り、とてつもなくやさしい人だということがわかり、“どんな生き方をするとこういう人になるのかなぁ”と興味が湧いてきました♪

ご自宅で様々な品種のクリスマスローズを育てていること、高価な柱時計を買って奥さんに怒られたこと、でもbossと同じくお婿さんでありがなら、別荘を購入する時にはお姑さん自ら「Hくんの夢だから」と賛成してくれたこと、またそのお姑さんの趣味がステンドグラスで、かなり本格的なランプまで製作していること…などなど、それはそれは面白いお話をたくさん聴かせていただきました。

そうそう、Iさんのやさしさ指数を表すエピソードとして、何年か前にbossが交通事故に遭った時のお話が印象的でした☆

お見舞いに来たIさんはbossの惨状を目の当たりにして、「このまま死んでしまうかもしれない」と帰りの車中で号泣だったそうです。

涙があふれて運転していても前が見えず、思わずワイパーを動かしてしまったのだとか(笑)。

こころの底からいい人なんだなぁ♪

またIさんはお嬢さんのお弁当づくりをするくらいお料理上手なお父さんで、入院中のbossに和風ハンバーグ弁当をつくって届けてくれたとの逸話の持ち主なんですよ~☆

なんて素晴らしい!!

bossの話ではあんまりにもIさんのお弁当が見事で、奥さまにIさんからの差し入れだと言っても信じてもらえなかったのだとか(笑)。

「またどこぞの女!?」と疑惑のまなざしを向けられたと苦笑いしていましたが、それまでのbossの悪行の数々を考えれば当然の報いなのでは?

箱入り娘として大切に育てられた奥さまが、大学時代に悪いのにつかまって大変な目にあったんだろうなぁと想像すると、その苦労が偲ばれて…奥さまはものすごくできたお人なんだと思いますよ~!!

…と、熱弁してしまったため「へぇ~そういうこと言うわけ?」とジロリとbossに睨まれ、そっぽを向かれてしまいました(汗)。

“あらら、怒らせちゃったかしら?”と心配していると、おもむろにbossがバッグから取り出したのが↓これです♪
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bossにいただいたものは今まで多々あれど、これには心臓を打ち抜かれましたよ…ホント(涙)。

だいたいにして手渡されて最初に見る文字が『こころつつみ』って…あんまりにも心憎い演出すぎやしませんか~!?(照)

(略)…若くして楽農に目覚め、農ギャルとして歩まんとする君に贈呈する。やがて、農の道の深さを知り、そのうちに落脳家になることは目に見えている。…(略)のだそうです☆

「ギャルじゃな~い!!わたしみたいのは“野良女子”と言うのです♪」と何度も訂正しているのに、いまだに農ギャルって呼ぶ点を除けば完全ノックアウトなお手紙だわさ(笑)。

しかもこれを3週間前から計画して着々と準備してたなんて…手が込み過ぎてて泣けてきます。

「グラッときた?」とbossが嬉々として聴くので、素直に「きましたよ…正直ちょっと困るくらいに」と降参してしまいました。

なんだかbossの術中にまんまとはまってしまって悔しいなぁ。

枯れ専で渋好みで、ついでに吉行淳之介の熱烈なるファンだ…と公言している“いたいけな乙女”を惑わすようなことはやめてください、と言いたい(笑)。

これをいただいた時に宮城まり子さんの『淳之介さんのこと』っていう本↓を思い出しましたもの♪
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実はbossは吉行さんによく似た雰囲気ではあるのです…背中をちょっと丸めて歩く後ろ姿とか、煙草をくわえて一服するところとか、手紙魔で風変わりなところとか、感性と感覚とポリシーで生きているところとか、やたらと猥談好きなところとか(笑)。

対談なんてまるっきり興味がないどころか、出版社の手抜き仕事だと思っていたわたしに、その面白さを教えてくれたのが吉行さんの数々の名対談(否、名猥談と言った方が正しいかも…笑)です。

そして“ダンディズムとはなんぞや?”ということを考えるきっかけとなったのも、彼のエッセイを読んでから…。

そういえば、吉行さんは怒られずに銀座のママのお尻を撫でる技術を習得していたのだとか…一体どれだけ修練したのやら(笑)。

さらに「吉行は鉄砲で小鳥を狙っているけれど、小鳥が自らその銃身に止まっている」というようなことも揶揄されていたと聴いたことがあります。

うんうん、わかるなぁ…危険なのは重々承知していても女心としてはとまりたくなりますものね~♪

一方bossの場合はといいますと、交通事故に遭った後、大手術を受ける前にお嬢さんが涙ながら「お父さん、がんばって!」と手を握ってくれたのだそうです。

それをいいことに彼女の胸を触ろうとして、手をピシャリとはたかれ激怒された…との、なんともトホホなエピソードがあるのだとか(汗)。

銀座のママのお尻より難関な愛娘に、果敢にも挑んで玉砕した心意気は買うけれど、お嬢さんの心の叫びとして「このバカ親父!」と毒づいていたんだろうなぁ…なんて容易に想像できて笑ってしまいます(笑)。
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今日もテーマが『野良しごと』について語りつくす会だったので「コンパニオンプランツをしてみたいんです」と話したら、「なに!?コンパニオンが来るの?」って…ホントbossの耳はどういう構造になっているのかしら(沈)。

↑『コンパニオンプランツ』というのは共生植物のことで、一緒に育てるとお互いの風味がよくなったり、生長が促進されたり、防虫や病気予防の効果が得られるといった『仲良し植物』のこと。

ヨーロッパの有機農の中では主軸の『シュタイナー農法』における手法で、また『パーマカルチャー』でもコンパニオンプランツの考え方は大きく取り上げられています。

「きゅうりと長ネギ」「なすとパセリ」「トマトとニラ」「ピーマンと蔓なしいんげん豆」「じゃがいもとギシギシ(雑草)」などなど…その組み合わせは覚えられないほど多数♪

bossは『農薬と化学肥料は絶対に撒かない』というのがポリシーだし、わたしもせっかく自家栽培するなら無農薬で土に負荷の少ない農を目指したい☆

だからこの考え方はわたしの営む“小さな農”の中でも役立つと思うので、これからぜひとも取り入れていきたいのです!

それなのに、コンパニオンの話になってしまうなんて…あんまりだわ(涙)。

コンパニオンではなく、お座敷で芸者遊びをするというのならわたしも仲間に入れてもらいたいけどなぁ♪

そんなこんなで野良しごと座談会は、半分以上“野良しごとじゃない話題”に占拠されながら、ワイワイとにぎやかに過ぎていったのでした~!!
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by wasurenasumire | 2010-03-05 23:59 | events

きりたんぽ鍋パーティ@新年会

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bossの古里・秋田の郷土料理『きりたんぽ』♪

きりたんぽとは“杉の棒に半殺しにしたごはんをチクワのように巻いて焼き、棒から外して食べやすく切ったもの”のことで、切る前の状態では単に“たんぽ”というのだそうです。

本来“たんぽ”というのは丸めた綿を布で包んでつくる槍のサックのことを指し、その形に似ていたことからこのお料理の名前も『きりたんぽ』というのだと教えていただきました。

またきりたんぽに似た郷土料理として秋田には“だまっこ”なるものもあるのだとか。

こちらはひと口サイズのお団子のような形で、焼かれていないきりたんぽ…といったところでしょうか(笑)。

わたしはローカルなものが大好きなので、郷土料理にもとても興味があります♪

今回きりたんぽ鍋をいただいてつくづく感じたのは、このお鍋の中には秋田名物がフル活用されてるんだなぁ…ということ。

まずはきりたんぽをつくるうるち米は米どころ・秋田の名にかけて絶対に美味しいに決まっているし、ごはんを巻きつける杉だって『秋田杉』なる立派なものがあります。

さらにお出汁に欠かせない鶏肉には、『比内地鶏』という薩摩地鶏・名古屋コーチンと並ぶブランド美味鶏が控えていて、これなしではあっさりし過ぎるきりたんぽ鍋に濃厚なコクと旨みを加えているのです。

きりたんぽ鍋の場合、秋田県産の食材自給率はほぼ100%に近い数値になるのではないかしら?

冬場の大雪で交通網が遮断され閉じられた世界となっても、自分のところで食材を確保できれば十分に生き残れるもの。

やっぱりすごいわ…秋田の食文化って(笑)。

そうそう、きりたんぽ鍋で想い出深いのは、初めて秋田に行った15年くらい前に姉が住んでいたおんぼろ官舎で食べたもの(笑)。

窓を閉めてストーブを焚き、こたつにも入っているのに喋る息は真っ白だし、ともすると雪が舞い込んできそうなほどすきま風がビュービュー入ってくる部屋で、コートを脱げないまま姉ときりたんぽ鍋をつつきました♪

部屋だけでなくお風呂も雪見(吹雪?)風呂だし、水道からはお湯がでないので、氷水のような流水で調理をし、玄関の扉はちょっと叩けばすぐに開いてしまうようなチャチな代物。

“なんという過酷な環境に住んでいるのか”とこの時ほど姉を尊敬のまなざしで見つめてしまったことはありません♪

あの土崎の官舎に3~4年暮らしていたことを思うと、この先何があっても姉はどこでも生きて行ける図太さがあるだろう…と確信しています。

現在はもう完全に雪国の人と化しているので、この温暖な静岡生まれの静岡育ちとは思えないくらい(笑)。

わが姉ながらたくましいわ…ホントに♪

さてさて、きりたんぽ鍋の話に戻るのですが、↑の写真で写っている鍋奉行はもちろんbossの手です(笑)。

野菜やきのこ・きりたんぽがグツグツ煮えて味が浸み込み、ちょうどいいころ合いを見はからって「できたよ~」と声をかけてくれました。

セリは最後に投入するのですが、根っこも一緒にお鍋に入れることでよいお出汁になるのだとか。

“根っこの部分は硬くて土臭いのかなぁ?”と思ったのですが、これが意外にやわらかくて美味しくてビックリ!!

美味しいきりたんぽ鍋にお腹いっぱい満たされて、ホカホカの暖かい湯気の中でこころも体もほっこりと温まりました☆
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↑bossの奥さまお手製『ポテトと玉ねぎのオーブン焼き』♪

輪切りにしたおじゃがと玉ねぎにベーコンを挟んで、上からチーズを振ってオーブンで焼くのだとか。

おしゃれな洋風お料理でレシピを聴いてとても勉強になり、またお味もホクホクとしたおイモと大好きなチーズの組み合わせが美味しくて感動ものでした!!

お肉は苦手なので、自分でつくるならベーコンの代わりにシーチキンかなぁ…と思ったのですが、桜えびとチーズの取り合わせにしてもおもしろいかも?

そうだ!!

きっと愛菜園で玉ねぎもおじゃがもたっぷりと収穫できるだろうから、その時に自家製のお野菜でチャレンジしてみようと思います♪
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↑こちらは静岡が誇る御殿場高原のウインナーです♪

bossの奥さまは盛りつけも美しく上手なので、ふだんはお肉嫌いなわたしの目にもすごく美味しそうに見えました~(笑)。

お料理は『6割を目で食べている』のだとか…なるほど、確かに器やあしらい・盛りつけなどの見た目が重要なのは明らかですものねぇ(沈)。

そういえば今月の初旬に北大路魯山人展を見て来ましたが、美食家と誉れ高い彼も生活の中にある美にこだわり、それを追求した生涯だったようです。

特別なところにある芸術性や美意識ではなく、暮らしの中に…普段の日常の中にある“自然美”に注目していた才人☆

旬の食材をいただき、季節の移ろいに感動して、一瞬ごとの時間のきらめきを味わう。

こういう先人がいるから「あぁ、日本人に生まれてよかったなぁ」と思えるのです♪

ということで、わたしみたいに繊細さのかけらもないドーンというお料理はダメなのだわ…と反省しつつ、なかなか進歩のない吾に涙するのでした(笑)。
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↑これがbossの指令によってつくった『愛菜園産・採れたて大根サラダ』♪

芸術的に切れていない千切りだったので、意図したわけではないのですが、はっきり写らないようにどうやら神さまが写真をぼやかしてくれたようです(笑)。

ホントはいつもの帆立の大根サラダにしようかと思っていましたが、おはぎとともにかぼちゃサラダもつくってみたので、さっぱりとしたかつお節とおしょう油味の和風サラダに♪

自分では好きな味だったのですが、多少あっさりし過ぎて物足りない人もいるかもしれないので、もう少しごま油の量を増やしてもいいかも?

味見した時に“油を少なくしたからコクが足りないなぁ”と思ったので、かつお節をたっぷりと追加したら、実はbossはかつお節嫌いだということが後に判明(汗)。

「これ、かつお節が入っているんだけどっ!!」と言われて冷や汗タラタラなサラダとなってしまいました(涙)。

boss、ごめんなさい~!!

次回は帆立の大根サラダにしますので、今回のサラダは大目にみてやってください(沈)。


【材料】
・大根       小5本
・塩         少々
・レタス      4枚
・プチトマト    7~8個
・しょう油      大さじ4
・ごま油      大さじ1
・純米酢      大さじ4
・本みりん    小さじ2
・てんさい糖   小さじ2
・すり胡麻     大さじ2
・かつお節    2~3パック
・刻み海苔    たっぷりと

【つくり方】
1 大根を太めの千切りして塩を振り、全体を軽くもんで水気をだす。
2 しょう油~すり胡麻までの材料を合わせてドレッシングをつくる。
3 手で水気を絞った1をボウルに入れ、上にかつお節をかける。
4 かつお節の上から2をまんべんなくかけ回し、ドレッシングが下まで浸透したら全体を軽くかき混ぜる。
5 盛りつけ用に皿に洗ったレタスを敷き、4を盛って上に刻み海苔を散らす。
6 彩りにプチトマトをサイドに添える。
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↑参加者7名中5人が女性ということで、お菓子みたいな『かぼちゃのサラダ』も喜ばれるかも?とおはぎとともにつくってみました♪

boosのお家でお皿を借りて盛りつけてみたのですが、これもドーンという山盛り状態で、bossの奥さまに「これだと盛り過ぎでしょうか」と聴いてみたら苦笑されてしまったほど…(泣)。

やさしい奥さまは一生懸命フォローしてくださいましたが、ホントわたしって芸術的センスないわ…(涙)。

↑なんだかこの写真も大根サラダに引き続き、ピンボケになっているのでレシピとともにはっきりした画像が見たい方はこちらをご参照くださいませ♪

つくり方は簡単だし、甘くてちょっとしたデザートにもなるし…女性や子どもたちには食べやすい味だと思いますので、ぜひぜひお試しあ~れ☆
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↑途中で帰られた方にお持ち帰りいただいたおはぎです♪

どうしても入りきらなかった分をこの小さなお重に詰めてきましたが、テイクアウト用として役に立ってよかった☆

このおはぎもわたしは適当に箱詰めにして持って来たのですが、bossの奥さまがお庭の葉っぱをお皿に敷いて、きれいにあしらってくださいました。

美しく飾ってもらえておはぎたちもさぞ喜んでいることでしょう(笑)。

ドキドキしながら感想を聴いていたのですが、みなさまに喜んでもらえてホッと胸をなで下ろしました♪

おはぎ屋としては食べてくださる方に「美味しい」と言ってもらえるのが最高に嬉しい至福の瞬間☆

たぶん本当は拙い出来でまだまだ改良の余地があると思いますが、やさしいことばにたくさんのエネルギーとやる気をいただきました。

今度は定番の3種だけでなく、いろいろと変わりおはぎを試作して味見してもらおうと思っています(笑)。

美味しいごはんに『』の名酒、それから楽しいおしゃべりを満喫して素敵な時間となりました♪

boss並びに奥さま、そしてご一緒させていただいたみなさま、本当にどうもありがとうございました~!!
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by wasurenasumire | 2010-01-30 21:39 | events

四季折々自然を楽しむ暮らしⅵ『打ち上げ@丁子屋』

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わが街の名物・とろろ汁を食べてきました♪

“四季折々自然を楽しむ”講座が終了となり、その打ち上げとして先生が「みなさんで一緒にランチをしましょう」と声をかけてくださったため、初めて『丁子屋』さんに足を踏み入れる機会をいただきました。

わが街に生まれてわが街で育っているのに、丁子屋さんに入ったことがないなんて「あなた、もぐりなんじゃないの?」とお叱りを受けそう(汗)。

小さな頃ずっと見ていた“ちびまるこちゃん”のエンディングロールにも確か出ていましたものねぇ…。

全国的にも東海道五十三次21番目の宿場・丸子のとろろ汁と言えば有名だし、400年の長い歴史をもつ由緒正しいお店なのに、自転車でも行ける距離に住んでいる地元民が入ったことがないなんて…(涙)。

外観だけは何度も何度も拝見して「いつかは!!」と思っていたので、先生から“丁子屋さんでランチを”とのお話があった時は「ヤッター!!」とこころの中でバンザイ三唱していました(笑)。

丁子屋さんの創業は慶長元年(安土桃山時代)からで、当初は自然薯が採れる時季に旅人にとろろ汁をふるまっていたのが始まりなのだとか。

江戸時代に入ると丸子は旅人の往来が盛んになり、難所の宇津谷峠を控えてとろろ汁で精をつける旅人が飛躍的に増え、さらに芭蕉によって『梅わかな丸子の宿のとろろ汁』と詠まれたことで、宿場名物として一挙に名を馳せることになったようです。

丁子屋さんの外観は茅葺屋根の古民家なので、横断歩道やアスファルトの車道が見えなければ、江戸時代にタイムスリップしたような気に…(笑)。

外側だけでなくお店の中もよい風情を漂わせていて、ごはんをいただく前からテンションが上がってしまいました~♪
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↑秘伝の白味噌が隠し味のとろろ汁を麦ごはんにかけていただく『丸子』。

それに『むかご揚げ団子』を追加して豪華なランチとなりました♪

とろろ汁が美味しいことは言うまでもなく、おひつから各自でよそう麦ごはんやお味噌汁に畳いわしが入っていたのも嬉しかったなぁ☆

講座でずっとご一緒していた参加者さんとおしゃべりしながらのランチだったのですが、ここでビックリするような出会いやら再会やらがあり…驚きのあまり目がまんまるになってしまいました(笑)。

実はわたしが就職した年に直属の上司だったO課長の奥さまが参加されていたり、元・受け持ち地区の保育園の保育士さんがいらしたり、とどめはなんと養護教諭の教育実習でお世話になった母校の保健室の先生までも…(汗)。

世間て本当に狭いというか、奇遇な巡りあわせがあるというか…半年この講座に通っていても今までわからなかったので、このような嬉しい出逢いや再会ができたのも丁子屋さんのランチのおかげです♪
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↑弥次さん喜多さんでおなじみの『東海道中膝栗毛』の出版者・十返舎一九の像。

一九の後ろにちらりと見えるのは江戸時代のタクシーともいえる『駕籠』なのです。

時代劇ファンなのでよくテレビでは見ていたのですが、実物をしかもこんなに間近で見たのは初めて☆

古民家の雰囲気にいい気持ちになっていたのに輪をかけて、駕籠を発見して鼻血が出そうなほどの大興奮状態に陥ってしまいました~!!

でもこの横棒の部分を人間が担いで歩くのだもの…乗っている人はかなり揺られて気持ち悪くなりそうだわ(汗)。

参勤交代のお殿様だとか、昔のお偉いさんも楽ではありませんねぇ(笑)。
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↑膝栗毛の碑。

駿河には『カラスは鍛冶屋でかねたたき とんびはとろろのお師匠さん』というわらべ歌が伝わっていたとか(そのこころは“大空をゆったりと飛ぶとんびのように、とろろもゆったりとした心でつくると美味しくなる”との意)。

またこのわらべ歌をもじって『東海道中膝栗毛』では喜多さんがとろろ汁で一首詠むシーンがあります。

『けんかする夫婦は口をとがらしてとんびとろろにすべりこそすれ』

弥次さんと喜多さんが丸子宿の茶屋へ入り、名物のとろろ汁を注文すると店の亭主と女将さんが喧嘩を始めてしまいます。

擦っていたとろろも床にこぼれ、仲裁に入った人までとろろ汁に滑って3人とろろだらけでヌルヌル。

滑ったり転んだり大騒ぎとなってしまい、これではいつ騒ぎが終息するかわからないと、昼食のとろろ汁は諦めて店を出て先を急ぐことにした弥次さんと喜多さん。

そこで詠まれた歌が上の一首というわけです。

“夫婦喧嘩は犬も喰わぬ”と言うけれど、とろろ汁を食べそっけてしまった2人がかわいそうでもあり、ユーモアのある話で思わず吹きだしてしまいそうにもなり。

「2人の代わりにいただいたとろろ汁、とても美味しかったですよ~♪」と帰りがけ石碑に報告しておきました(笑)。
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↑丁子屋の若旦那

14代目にあたるそうで長い歴史と重い伝統を背負っていかれる責任がおありなのでしょうが、柔和な笑顔と物腰のやわらかい対応が印象的な人でした☆

『むかご揚げ団子』のつくり方に興味津々で、入っている材料やつくり方などみんなで質問責めにしてしまったのですが、多少タジろがれつつも快く答えてくださいました(笑)。

たぶんわたしと若旦那は同じくらいの年代なのですが、立派に老舗の責任を果たして静岡の代表として活躍されてらっしゃる姿は素晴らしいと思います。

がんばれ~!!丁子屋さん☆
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by wasurenasumire | 2009-11-08 23:06 | events

四季折々自然を楽しむ暮らしⅴ『織る~基本の平織り~』

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“とんからり糸の上にて佐保姫がひとさし舞たり晩秋の夕”

公民館で行われていた半年間の講座もついに最終回を迎えることになりました。

いろいろなことを体験させてもらえて毎回すごく楽しくて、いつも「今日はどんなことが体験できるかな?」とワクワクしながら通っていました♪

講師の先生もとても素敵な人で毎月お会いするのが嬉しくて、この講座が終了してしまうのが本当に残念でなりません(涙)。

それでも泣いても笑っても最終回なので、“最後まで精いっぱい楽しまなくては!!”と気合を入れて行ってきましたよ~!!

さてさて今回は前回『糸紡ぎ』した毛糸で、とんとんからりとんからりと機織りです♪

機織りは以前から興味があって、“織り機ってどういう構造になっているんだろう?”と不思議でなりませんでした。

今回ようやくその仕組みがわかり、長年の謎がひとつ解けてスッキリ(笑)。

『鶴の恩返し』のように“織っている姿を見ないでください”と言いたいくらい、夢中になって没頭してしまう楽しい手仕事となりました☆

初・機織り作業だったため、とにかく1つの布を織り上げることを目標に作業していましたが、だいぶ織り機の扱いに慣れてきたので、次回の作品では細かいストライプ模様にしたり、縦糸や横糸の素材を変えてみたり、様々にアレンジして楽しみたいなぁ…と思っています。

モコモコの毛糸でコースターをつくるのも楽しそうだし、先生の見本にあったように横糸に葉っぱを使うのもアジアンテイストになっておもしろいかも♪

お家でも機織りができるなんて…それこそ鶴の恩返し状態で部屋に引きこもり、寝食忘れてとんからりと織ってしまいそうです(笑)。

それもこれもこの織り機までお持ち帰りできる…という太っ腹な企画のおかげ☆

講座の時間が楽しめるのはもとより、講座が終わってからも楽しめるおまけが毎回必ずついてきて…本当に一粒で2度美味しい素晴らしい講座でした~!!

季節の移ろいを感じて自然素材を暮らしに取り入れながら日々を楽しむこと。

毎回エッセンスがギュッと凝縮された濃厚な講座でしたが、教えていただいた“楽しみ”をもっともっと深めていきたいという欲もムクムクと湧いてきました(笑)。

もう1歩、未知なる世界に踏み込んだ“フォローアップ教室が開催されたら嬉しいなぁ”なんて贅沢な望みすら抱いてしまいそう☆

そのくらい半年間という公民館の講座にしては長丁場のものでしたが、あっという間に感じられた楽しいお勉強となりました!!

よく学びよく遊び、よく手を使い…『手仕事の愉悦』を堪能し尽くし、お腹いっぱい大満足です☆

先生をはじめ公民館のスタッフの方々、一緒に学んだ参加者のみなさま、本当に本当にお世話になりました♪

ありがとうございました~!!


【材料】
・木枠(またはダンボールの上下をガムテープで補強し5mm間隔に切り込みをいれたもの)
・粗めのくし(またはフォーク)
・板状の棒(または定規)    2本
・シャトル
・はさみ
・厚紙
・とじ針
・縦糸(引っ張っても切れないもの、凸凹しいないもの)
・横糸

【つくり方】
1 縦糸に結び目をつくり、木枠の釘にかける。
2 糸を引張り気味に持って上下の釘に交互にかけていく(引っ張り過ぎると織りあがりが縮むけど、ゆるくてもダメ!)。
3 つくりたいものの幅に応じてかけていく釘の本数を加減し、糸のかけ終わりを釘に結ぶ。
4 縦糸の間隔を均一に整え、木枠の下の部分に厚紙を通す。
5 板状の棒で端から1本おきに縦糸を掬い、反対側まで通したら棒を木枠の奥に渡しておく(この棒は織りが終わるまで外しません)。
6 糸の厚みを薄くして縦糸の間を通しやすくするため、シャトルの両側面でクロスするように8の字で横糸を巻き取る(巻いた糸の厚みは2cm以内で)。
7 5の棒を手前に立てると上糸と下糸にすき間ができ、織り始めの糸端を5cmほどはみ出してから、すき間に6を通す。
8 5の棒を倒してくしで横糸を手前に打ち込み、木枠の奥へ5の棒を戻す。
9 もう1本の棒で5でひろっていない縦糸を掬い、反対側まで通したら木枠に渡して手前に立てる。
10 7の時とに下糸だったものが上にくるので、その間にシャトルを通して2段目を織り、一段目ではみ出していた糸端を内側に織り込む。
11 9の棒を倒してくしで横糸を手前に打ち込み、9の棒を木枠から外す。
12 7~11を繰り返し、途中で縦糸と横糸の引きつりを整えながら織っていく。
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by wasurenasumire | 2009-11-08 19:40 | events

おとなの授業~僕たちの労働~@SANTOSHA

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“はたらけどはたらけど猶わが生活 楽にならざり ぢつと手を見る”(石川啄木)

『おとなの授業』1時間目を受けてきました♪

この授業はラブ&ピースな活動をしている“ピースネット静岡”というサークルの主催で開講され、ベジカフェのSANTOSHAがこの時間だけは授業の行われる『平和中学校』の校舎に早変わり(笑)。

なんと講師のK先生も公立中学校で社会科を教える現役の先生で、久しぶりに中学生の頃の社会の授業を思い出しながら楽しく勉強してきました♪

以前、K先生のメディアリテラシーの講座があったことを企画が終了してから知り、“今度はぜひ先生の授業を受けてみたい”と望んでいました。

今回は『平和中学校』の校長先生直々に開校のお知らせをいただき、めでたく平和中の生徒になることができたのでした(笑)。

まず授業の導入として先生から「これから椅子取りゲームをします」と指示がありました!!

社会科の授業で『貧困とワーキングプアを考える』がテーマなのに、なんで椅子取りゲームなの?と生徒の頭には?マークが飛び交っていましたが、とりあえず先生の言う通りに…。

10人の生徒に対して用意されている椅子は7つ。

3人の生徒が椅子に座れずに立ちんぼになってしまいました。

続いてもう1回…今度は10人の生徒に対して用意されている椅子は5つ。

椅子に座れる確率は50%というかなり厳しい椅子取りゲームでした(汗)。

さて、ここからが授業の本題なのですが、この椅子取りゲームはただのお遊びではなく、日本の貧困を考えるデータが反映されています。

1回目の『10人のうち用意されていた7つの椅子』…それは正規雇用の椅子。

座れなかった3人の生徒は非正規雇用者であり、言いかえれば3人に1人が非正規雇用者の日本の現状が浮かび上がってきます。

さらに厳しさを増した2回目の『10人のうち用意されていた5つの椅子』…それは20~30歳台の若者の正規雇用の椅子なのでした。

つまり労働力として期待される若者が正規雇用者として働ける確率は五分五分なのだという惨状(涙)。

思っていた以上に日本のワーキングプアの実態が深刻であることを感じ、さらにそれが若者に対して厳しさを増すことを知って愕然となってしまいました(沈)。
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ゲームの後に懐かしの社会のプリントが配られました♪(↑表面)

ついに授業の核心部分に突入です☆
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↑こちらは裏面♪

中学の頃、社会の授業の時に必ずこういうプリントをもらいましたよねぇ(笑)。

貧困率・自殺率についての新聞記事や労働時間の国別グラフ・平均給与の年次推移など様々な統計が載っているこのプリントから、現代社会のあり様と雇用や貧困などの社会問題についての読み取りをしました。

日本の貧困率は世界8位、先進国中ではアメリカに次いで2位とありがたくない不名誉な高順位なのだとか(涙)。

また貧困率が高い日本やアメリカの労働時間は諸外国に比べて圧倒的に長く、貧困率と労働時間の長さが比例している様相が読み取れました。

それぞれ気になったグラフや記事について発言し、先生からのコメントをもらい、クラスで学びを深めていく。

“あぁ、社会の授業ってこういう感じだったなぁ”と懐かしく中学生の頃を思い出していました♪

学生時代を通じて『社会』はずっと好きな科目でした☆

特に中学の社会科の先生が今回のK先生同様、一風変わった独自路線を歩む先生で、元・新聞記者という異色の経歴の持ち主(笑)。

「ホントはこういう話をすると校長先生に怒られるんだけど…」と言いながら、被差別部落の話や君が代・日の丸が抱える問題などを話してくれました。

教科書を丸暗記する『社会科』ではなく、“自分の頭で考えること”の大切さを学んだような気がします。

「中学生だから」と生徒たちを侮らず、ちゃんと一人の人間としてこういう見方もある、ああいう考え方もある…と現象を多面的にとらえることを教えてくださいました。

また先生や大人の言うことがすべてではないし、完全に正しいとも限らない…自分の目で物事を見て、自分の頭で判断していかなくてはならないことに気づかせてくれた先生でした。

そういう大人の気構えってちゃんと生徒に伝わるんですよね~☆

「人間的にはすごく変わっている先生」と思っていましたが、たぶんあの先生に教わっていたから社会の授業が大好きだったんだなぁ…と振り返ってみるとよくわかります。

それに、わたしの奇人変人好きはこの頃からだったのか…とも(笑)。

独自路線を行く人は全面的にその人の意見に同意はできなくても、自分で道を切り拓いていこうとする姿勢が魅力的で、“この先どんなふうに歩いて行くんだろう”“どんな道を進んでいくんだろう”って興味が募ります☆

きっとK先生も教え子たちにそう思われているんじゃないかなぁ…と授業を受けながら想像していました(笑)。

話がかなり脱線してしまったのですが、授業の話に戻ります。

プリントの読み取りの仕上げとして、2人1組のペアで“このプリントにタイトルをつける”という作業をしました。

タイトルをつけようと意識することで、読み取りが深いものへと変わっていくのだとか。

わたしたちのペアは『真綿で首を絞められて~豊かな国から遠ざかる日本~』というタイトルをつけてみました。

う~ん、暗い…お先真っ暗な日本の姿といった感じが漂っていますよねぇ(涙)。

実際ニュースで“派遣切り”だとか“ワーキングプア”だとかあれだけ騒がれていても、いまいちその深刻さが伝わってこなかったけれど、これらのグラフや資料から読み取った日本の現状は、かなり悲惨なものであることが身に沁みて実感できました。

“わたしとは関係ないこと”とのほほんと暮らしているうちに、気づかないうちにどんどん自らの首も締まっていくような恐怖をおぼえ、こんな暗い陰惨としたタイトルに行き着いたのでした(沈)。

各ペアごとに考えたタイトルを短冊に書いて黒板に張り出し、クラスみんなでどのタイトルがいいか投票(笑)。

こういうのも中学生っぽくてなんだか懐かしい(笑)。

暗いタイトルが多かった中で、1番の得票数となったのは『がんばれ!日本』というシンプルで明るいタイトルでした♪

そうだ!!そうだ!!がんばれ~日本☆
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そして…なんとビックリすることに、わたしたちのタイトルが授業参観にいらしていた“新聞記者さん特別賞”に選ばれました~!!

↑先生からは賞品としてホットチョコドリンクの景品をいただきました(笑)。

わ~い!!嬉しいなぁ♪

さてさて、授業はまだまだ続きます。

この後はビデオで日本の若者が職を転々とする中でホームレス状態に陥り、さらに職に就くことが難しくなっていくというワーキングプアの実情について学んだり、逆に子育て支援や労働環境が整備されているフランスやこどもたちの教育に力を注いでいるフィンランドの実態について勉強しました。

最低でも5週間のサマーバケーションがない会社は社長が罰せられるほど、働くこと・暮らすことがきちんと護られ、その上で社会としても成り立っているフランスの姿は救いでした。

また、どん詰まりの閉塞感に満ちた今の日本にとって、苦境の時に「こどもたちの教育にお金をかけることこそが豊かな国の礎」と信じ、教育改革に乗り出したフィンランドの実践は大いに参考になるだろうと思います。

諸外国の実践と実態を学びつつ、日本独自の豊かさを追及していけたらいいですね~☆

授業も佳境となり、この後は小休憩をとってから全体での討論を行いました。

派遣切りされた経験をもつ男性が、「ビデオに出演していたホームレスになってしまった若者に同情はしない。あの人のあの姿は自己責任である」とおっしゃったのにはビックリしました。

また派遣会社の社員で実際に派遣切りした経験を持つ男性も、派遣社員のいい加減さ・社会通念のなさ・無責任さなど、彼らのひどい実態を語ってくれました。

実は非情なようだけれど、わたしもそう思っていたのです。

派遣村だと大騒ぎしていた昨年末、派遣切りされて次の日からまったく食べられない、寝るところもない…って、この人たちは一体どんな生活をしていたんだろう?って。

突然の解雇は明らかに違法だけど、それでも派遣だろうとなんだろうと働いていた人が、翌日から身銭が一銭もなくて食べることもできないなんてことがあるんだろうか?って。

だって多少なりとも社会人をしていたら蓄えがあるでしょう?

そんな風に思っていたので、もらったお給料を数日のうちに使い果たし、ギャンブルにも手を染めて…という話を聴いて、“なるほど~そういう実態があるのか”と大きく頷いてしまいました。

まったく貯蓄をしないで、お給料をもらえばもらっただけ遣うなんていうのは、リスク管理ができていないと言われてもしかたがないと思う。

でも今回の授業を受けて、本人の責任とは言い難いところで突然に負のスパイラルに陥り、その蟻地獄のような穴から這い出せずにもがいている人もいるのだろう…と想像できるようになりました。

最初の椅子取りゲームのように、もともと5つしか用意されていない椅子をみんなで奪い合い、その戦いに負けた人の暮らしは、坂を転がり落ちるように加速度的に荒んで苦しいものになっていく…そんな現実がわたしのすぐ隣に転がっているのだ、と。

働き蟻も働き者の蟻だけを集めてしまうと、その中の何匹かは働かなくなってしまうのだとか。

働いている人が偉くて、働いていない人が社会の屑だとは思わないし、“働かない”という選択もまた“あり”なのかもしれない。

でも、『自分の持っている何かしらの資質を社会のために役立てること』…それが大人としての責任や義務であるのと同時に、ひとりの人間としてのしあわせな姿でもあると信じたいのだけれど、こんなことを言うと「やっぱりあなたは甘ちゃんだ」って笑われてしまうかなぁ(汗)。

わたしは仕事柄、障害年金で生計を立てているため節制してつつましく暮らしている人がいる一方で、生活保護で悠々自適な暮らしをしている人がいる現実を目の当たりにしています。

そういう人たちを見るとものすごく腹がたって、不公平感に苛まれるのですが、先生いわく「弱い者同士で足を引っ張りあっているけれど、その一方ではそれこそ悠々自適に莫大なお金を得ている一部の人たちがいる」のだとか。

そういったところへ目を向けずに最下層同士でお互いが悪いのだと言い合っていても、根本的な解決にならないのではないか…とのお話になんだか妙に納得してしまいました(笑)。

最後にわたしの労働に関する考えを述べると、わたしは今の仕事が好きで、どうしてもこの職業に就きたくて、なりたくてなった姿…そういう意味では夢をかなえた!といえます。

この先行き不透明な時代にあって、たぶん悪いことさえしなければ首を切られることもなく、何もなければこのまま定年まで勤められるだろうと思える安定した会社にいます。

でも、いつの頃からか働く日数を今の半分にして、お給料も今の半分にして、誰かとワーキングシェアしたいなぁ…と思うようになりました。

そしてその会社勤めをしなくなった半分の時間で畑をして、自給自足に近い暮らしができたらやっていけるんじゃないか…なんて真剣に夢見ています(笑)。

農業だけで現金収入を得るのはやっぱり苦しい。

現金収入を得るためのサラリーウーマンな生活は今のところ必須なので、それならこの仕事が好きだし続けていきたい。

でも、理想はあくまでも『半農半保健師』なのです♪

わたしの生まれた時代にはもう物質的にはほとんどの物が揃っていて、欲しい物が何でもたやすく手に入る時代でした。

これからはもっともっと物があふれていく時代になるだろうし、その中で“何をこころから欲するか”ということを個人が吟味して買い物をするようになるだろうと思うのです。

そんな時代にあって大量生産大量消費は望むべくもなく、経済成長がずっと続きGNPが前年度よりも上がっていくなんてことは寓話でしかありえない。

また臨界値を超えそうになっている環境負荷を考えれば、おのずと今ある仕事は先細りになっていくものが多いだろうと予想できます。

その中で豊かな暮らしを、豊かな国をと考えていくならば、ワーキングシェアしてみなが平等に現金収入を得る機会をもてること、また食べるに困らない農ある暮らしは大切な基盤となっていくような気がします。

“いつかは田舎で自給自足の暮らしを営みたい”と最近常々その夢へのステップを考えているのですが、どうやって現金収入を得るか…その問題がやはりネックになっているんですよねぇ。

貧困問題やワーキングプアの問題と併せて、お金を得ること、お金を遣うこと…お金にまつわる問題は本当に根が深く複雑だなぁ(汗)。

願わくばお金に頼らない生活をしたいものですが、そこまで高尚な生き方はできそうもないので、せめてお金にふりまわされない生き方をしたいものです(笑)。

なんだか貧困問題からズレてしまいましたが、本当に素敵な平和中学校の『おとなの授業』でした。

2時間目が開講されるのを首を長くして心待ちにしています♪

校長先生をはじめ、教頭先生、事務のお姉さんなど…学校運営をしてくださった方々に深謝☆

ありがとうございました~!!
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授業開始前に給食で腹ごしらえ(笑)。

腹が減っては勉強できぬということで、美味しいベジごはんをいただきました♪

さらに『おとなの授業』ということもあって、平和中学は校則が緩くアルコールドリンク付き(笑)。

SANTOSHAはわたしの実家の近くのお店で、母校の小学校への通学路途中にあります。

ずっと気になってはいたのですが、なかなかお店に行く機会がありませんでした(涙)。

平和中学校の校舎がSANTOSHAと聴いた時には、校長先生たちのオツな手配に大喜びしてしまいましたよ~!!

前菜やサラダもおしゃれで美しく、ベジミートの唐揚げやパスタも本当に美味しくいただきました。

おしゃれなカフェで貧困問題を考える…って真剣さが足りないと怒られそうだけど、わたしはすごく素敵なアイディアだったと思います☆

暑苦しいのを嫌う今の若者にとって、生真面目にヒートアップしてしまうのはちょっとカッコ悪い。

真剣に現代社会について考えるけれど、自分たちが楽しむことも忘れない。

そんなスタンスが社会問題を考えるこれからの世代には必要なのでしょう。

考えていく仲間は多ければ多いほどよし。

ならば若者を仲間として取り込みやすい方法を模索していくことも、重要な突破口になるだろうと思います。

本当に素敵な企画をありがとうございました!!

また、サプライズなめぐりあわせもいくつかあって、わたしにとって嬉しくて素晴らしい時間となりました☆

現在、公民館の講座に通っっているのですが、その先生も今回のイベントにいらしていたこと。

次回で最終回となってしまうのが本当に本当に残念でならない大好きな講座の先生なのです♪

実は何度か訪問して「この人はどんな方なのかなぁ?」って、記事を拝見しながら気になっていたブログがありました。

今回お話できたことで、そのブログを書かれているのが先生だと判明し、とっても衝撃を受けました~!!

ビックリするくらい嬉しかったなぁ…あの記事を書いてらっしゃったのが先生だとわかって。

「先生」って呼ぶと「先生は自然ですから」っておっしゃられるのです…素敵でしょう?

さらにはお会いしたのは初めてだったのですが、わたしのブログを見てくださっているとおっしゃられたnokoさんともお知り合いになれました。

こんなに好き放題・言いたい放題なわたしの記事を読んでくださる…そんな奇特な方がいらっしゃるなんて(照)。

nokoさんはマイ箸サークルの『slow style』に所属されていて、実はわたしも最近は幽霊部員と化しているのですが、スロスタのスタッフの一員なのです(←と言っていいのだろうか…汗)。

活動時期が異なっていたため今までお会いしたことがありませんでしたが、部長のSさんにnokoさんを紹介していただきご縁ができました♪

nokoさんのブログにわたしも何度か訪問したことがあって、SANTOSHAでワンちゃんの食育講座を開いていることなどを拝見していました。

なんだか嬉しい出会いがいっぱいで「すご~い!!ご縁やつながりってミラクルだなぁ」ってワクワクするような素敵な夜となりました~☆
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by wasurenasumire | 2009-10-31 23:26 | events

四季折々自然を楽しむ暮らしⅳ『紡ぐ~原毛から糸へ~』

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“毒針を仕掛けられたる紡ぎ駒クルクル廻り魔女ほくそ笑む”

公民館の『四季折々自然を楽しむ暮らし』という講座の4回目に行ってきました~!!

前回は『蔓編み』で籠づくりにチャレンジしましたが、今回はまたまた素材がガラリと変わって“糸紡ぎ”に挑戦♪

もこもこの羊毛から縒りをかけて毛糸をつくっていきます☆

先生のメモによると羊毛にはこんなに素晴らしい特長があるようです!!

   1 空気を溜めるため冬は暖かい(熱伝導率も低い)
   2 空気中の湿気をよく吸収するため夏は涼しく、静電気による埃の付着が少ない
   3 染色性がよく色落ちが少ない
   4 燃えにくい(火に近づけると燃えるが離せば消えるため、化繊のように燃え続けることはない)
   5 液体の水をはじくため汚れにくい
   6 弾性が高く形崩れやしわになりにくい

これからの晩秋~冬にかけてはウールの肌触りが恋しくてならない季節♪

洋服だけでなく小物などにも羊毛の素材を取り入れて、見た目も感触もあたたかい雰囲気をつくりたいものです。

さてさて、講座では“スピンドル”と呼ばれる原始的な紡ぎ駒を用いて、原毛から毛糸をつくりだしていきました。

ふわふわのひと固まりの羊毛から細く長い糸ができあがっていく様は本当に神秘的☆

やわらかく手のひら大の羊毛を持って、スピンドルを回しながらやさしくゆっくりと羊毛を引き出していくのです。

この羊毛を引き出していく間隔がなかなかつかめなくて、無理やりに引っ張り出そうとして糸が太くなってしまったり、逆に縒りが強くかかりすぎて細くなってしまったり…何度も先生にSOSを出して救出してもらいました(汗)。

きれいな1本の毛糸とはなりませんでしたが、これもまた手で紡いだ糸の味♪

先生も「次回の織りの時に太かったり細かったりする糸の方がおもしろい作品になるから」と慰めのフォローをしてくださったし…(笑)。

次回はこの紡いだ毛糸を使って『機織り』に挑戦です!!

夢中になって糸を紡いだ2時間は、久しぶりに一点集中のひと時となりました☆

『衣食住』の先頭にくる“衣”をつくるための糸紡ぎ。

太古の昔から女性の手仕事として、また大きな楽しみとして…暮らしを彩るものだったのかもしれません。


【材料】
・スピンドル(紡ぎ駒)
・凧糸             40cm強
・羊毛

【つくり方】
1 凧糸の先に指先大の輪をつくる。
2 輪のない方の凧糸の先をスピンドルの板の穴に入れて軸を通し、凧糸を軸の上部に引っかける。
3 手のひら大の羊毛の真ん中の部分を少し引き出し、凧糸の輪にくぐらせる。
4 先っぽを折り返して重ねて、羊毛を親指・人差し指・中指でやわらかく持つ。
5 片手に羊毛を持ち、反対の手でスピンドルの軸の先を時計回りに回して縒りをかける(必ず同じ方向に回します)。
6 軸を回して回転がかかっているので、羊毛を引き出せば自然と上まで縒りが伝わってくる(羊毛は三角に引き出すのがポイント!)。
7 糸が長くなってきたら凧糸を軸から外し、肩幅くらいの長さを残してスピンドルの軸に巻きつける。
8 糸をスピンドルの軸の下の先端に引っかけ、2~5を繰り返す。
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by wasurenasumire | 2009-10-11 19:23 | events

四季折々自然を楽しむ暮らしⅲ『蔓編み~基本のかごを編む~』

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“この籠に山盛り愛を詰め込んで返品不可だと送ってしまおう”

公民館の四季折々自然を楽しむ講座の3回目に行ってきました♪

前回は葉月の名にふさわしく『藍の生葉染め』を体験しましたが、今回は蔓でかごを編むことにチャレンジ☆

蔓の少し乾いた感触がなんとも初秋を感じさせるひと時となりました~!!

ビヨ~ンと勝手にしなってくれるのでなかなか思い通りにならず、蔓に翻弄されっぱなしの2時間(汗)。

四苦八苦しながら無言で編んで編んで編みまくり、なんとか上のようなかごを完成させることができました。

最後に完成品の発表会をしたのですが、かごの大きさも形も編み方もみんなそれぞれに異なっていて、とてもおもしろかったです♪

わたしのかごはどちらかというと細かく編んでたっぷりとした大きさになっているのですが、もっと編み目が大きくざっくりと編んだかごも味があってよかったし、細身に編んで壁掛けの一輪挿しのようにされた方もいらっしゃいました。

蔓編みの基本を知っておくと、山に行って蔓でかごをちょちょっと編み、その中にきのこや栗などを持ち帰ることができたり、かごのまま山の恵みをお土産としてプレゼントすることもできるのだとか。

わ~!!そんなプレゼントができたら素敵☆

山登りの楽しみが何倍にも膨らみそうですよね~♪

また今日の講座を受けて、蔓性の植物が考えてみるとずいぶんたくさんあることにも改めて気づきました。

蔓性植物の代表格ともいえる『葛』は今日では山のやっかい者のように思われているらしいのですが、昔はいろいろなものに活用されていたようです。

特に葛の根っこの部分からつくる『葛粉』は、現在スーパーなどで売っている物には混ぜ物が多いとよく耳にします。

でも『本葛』とうたわれているものは逆にものすごく高値なので、なんとかうまく山のやっかい者になっている葛を昔のように活用できるようになるといいですよねぇ。

植物の違いによっても編んでいて編みやすい蔓、編みにくい蔓、また二股に分かれていたり、途中で細くなったり、太くなったり…自然がつくるものはひとつとして同じものがないところが素晴らしい☆

自然のものに触れていると『みんなちがってみんないい』と金子みすずさんの気持ちがよ~くわかります。

人間だけの世界を見て、その中だけで暮らしているとどんどんせせこましくなってしまうけれど、自然を感じることでのびのび大らかに生きていくことの大切さを教えてくれるような気がします。

『わたしはわたしで素晴らしい、あなたはあなたで素晴らしい』って自分も他人も、他の生物も地球も…丸ごとドーンと受け入れられるような懐の深い人間になれたらいいな☆

蔓と向かい合う手仕事…蔓編み。

無心で手を動かしていると頭の中はどんどんクリアになっていく。

思索の時間でもあり、アイディアが湧き出る時間でもあり、リラックスやリフレッシュの時間でもあり。

手仕事ってやっぱり好きだなぁ~♪


【材料】
・蔓(アケビ・アオツヅラなどが最適)
・剪定ハサミ

【つくり方】
1 弾力があり太めでしっかりとした蔓(縦材用)を70cm程度に切り、同じものを6本つくる。
2 縦材を3本ずつ縦と横に十字に重ね、中心部に編み材(縦材の残り)をかける。
3 編み材を中心部から2周させたら縦材の内1本を切り取り、縦材を5本(奇数)にする。
4 最初は縦材が広がらないので2本飛ばしに上下に編んでいき、縦材の間隔が1.5cmほどになったら一目ずつ編む。
5 この大きさでいいなと思ったら、縁の処理として縦材を右隣の縦材の内側から外に出していく。
6 最後の縦材を外に出したら、今度はまたまた右隣の上を通して縦材を内側に入れ込む。
7 すべての縦材を内側に入れたら、約2cmを残して切りそろえて全体の形を整える。
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by wasurenasumire | 2009-09-13 20:44 | events

四季折々自然を楽しむ暮らしⅱ『藍の生葉染め~火も薬品も使わない自然にやさしい草木染め~』

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“夕暮れの濃藍の空もう二度と逢えないことを噛みしめている”

“ストールがわたしの肩を抱くけれど君のぬくもり思い出すだけ”

公民館の『四季折々自然を楽しむ暮らし』という講座の2回目に行ってきました~!!

前回は『苔玉づくり』にチャレンジでしたが、今回はフレッシュな藍の葉を使った草木染に挑戦♪

藍染というと濃紺の深いインディゴブルーを思い浮かべるのですが、今回は藍の生の葉っぱを使う草木染だったので、真夏の澄んだ青空に溶け込むようなさわやかな浅葱色に染まりました。

先生いわく「今年は藍の葉の生長がいまいちだったので、藍染ができないかも…と心配していましたが、何とか8月に入ってからの陽射しのおかげで講座に間に合いました」とのこと。

確かになかなか梅雨明けせず、ずっと雨降りの日々が続いていましたものねぇ…(涙)。

がんばって大きくなってくれた藍たちに感謝して、素敵な染めができたら♪と思っていたら、↑のような作品となりました。

そうそう、藍染めで使う素材は毛とか絹などの動物性のものの方がよく染まるのだそうです。

逆に木綿などの植物性の素材は染まりにくいのだとか。

藍が植物だから同じ植物性の素材の方が相性がいいのかと思っていたので、先生の話を聴いて「へぇ~」とビックリ!!

講座では染まりやすいシルクのストールを染めることになり、絞りの方法やグラデーションのつけ方などを事前に習ってから、実際の藍の染料づくりにとりかかりました。

絞りの方法も本当にいろいろあって、ビー玉や大豆を使ったり、割り箸を使ったり、ビニール紐を使ったり…とつくりたい模様やその大きさに合わせて考えていきます。

だいたいの構図は頭の中に描いておくのですが、実際の染まり方はその時の圧のかけ方であったり、藍の葉の状態であったり、水と染料の分量であったり、天候(晴れた日ほど酸素やオゾンの量が多く、より深いブルーになるようです♪)などによって異なってくるので、染め上がってみないことには完成図はわからない…というドキドキ感がたまりませんでした(笑)。

わたしは沖縄の海をイメージして砂浜のように端だけ少し白く残したグラデーションのストールを作成♪

また絞りにも挑戦してみたかったので、白い小石のようになったらいいな♪と大豆をつかって小さな絞りを等間隔で入れてみました☆

講座の最後に参加者の作品発表があったのですが、十人十色…シンプルなものから複雑な模様まで、また可愛らしいものからモダンなデザインまで、本当に同じ絹のストールが全然異なる藍染ストールになっていました(笑)。

生葉染めは葉っぱをちぎって揉んで染料をつくるので、染めた後はそのまま台所の排水に流せるほど自然にやさしいところも素敵☆

ちょっと手間はかかるけれど、ゆったりと穏やかな時間が流れていく手仕事ってやっぱりいいなぁ…と実感した藍染教室でした~!!


【材料】
・藍の生葉(分量は茎を除いて葉のみで染めるものの3倍以上)
・染めるもの(シルク・ナイロンなど)
・水(染めるものがしっかり浸る量)
・大きめのステンレスのボウル
・ゴム手袋
・三角コーナー用水切りネット
・輪ゴム
・大豆やビー玉、割り箸、ビニール紐など絞りを施すための材料

【つくり方】
1 絞りを施す場合は事前に行い、染めるものを水に浸しておく。
2 藍を刈り取って葉を上から下に向かって取り、葉と茎に分ける(青く染まるのは葉の部分です♪)。
3 葉をザッと洗ってから細かくちぎり、水切りネットの中に入れて輪ゴムで口を縛る(←揉んで色を出すので葉が動けるようなスペースを残して縛る方がよいです)。
4 ボウルに3と水を入れて水の中で頑固なシミを落とすようにゴシゴシとよく揉む(水の外で揉むとくすんだグレーになってしまうので必ず水中で♪)
5 葉がドロドロしたカスのようになり、水もお抹茶のような深緑色で泡立つようになったら、しっかり絞ってネットごと取り出す。
6 5に1を10分ほど浸す(水面に飛び出すと染めムラの原因となるので、水中に沈めて布をよく動かします)。
7 軽く絞って布を広げて空気にさらす(空気にさらして酸素に触れて酸化させることで青く発色するのだとか♪)
8 6と7を数回くり返してだんだんと染めるものが青くなり、好みの色合いになったところで終了する。
9 施してあった絞りをほどいて水洗いし、風通しのよいところで広げて乾かす(水洗いすることで色が多少薄くなりますが、青く発色させるには水の中の酸素と触れさせることも大切な工程♪)。

注)葉を揉んでから30分以内に作業しないとどんどん染料の鮮度が落ちていくそうです♪葉を揉み始めたら時間との勝負なのですよ~!!
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by wasurenasumire | 2009-08-16 22:28 | events

日食と花火

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“瞬いた星を摑まえるが如し人と人との出逢い刹那で”

今日は世紀の天体ショーといわれる皆既日食が数十年ぶりに日本で見られるとあって、テレビはもとより職場でもみんなその話題で大盛り上がりでした♪

わたしの住む街は朝は土砂降りの大雨で出勤の頃に雨はやんだのですが、それでもどんよりとした厚い雲に覆われていて「これでは日食は見られないだろうなぁ」と残念に思っていたのです。

仕事場に籠もって職務専念義務にしばられる公僕としては、きれいに晴れていたとしても日食を見に外に出るなんていうのはちょっとムリなのですけれど…(笑)。

しかし、わが街でも場所によっては雲の切れ間から欠けた太陽が見られたところもあったようで、ミーハーなわたしは「やっぱり時間休をもらって、見てみたかったなぁ」なんて悔しがっていました(笑)。

さてさて、本日はもうひとつのイベントがあって、わが街の花火大会の日でもありました。

以前、木村拓哉さんが出演していた『華麗なる一族』のお屋敷のロケ地になっていたところから花火を打ち上げるのです~☆

今年4月に転任してきた直属の上司がゆるい雰囲気のよい味を醸しだすおじさまで(笑)、「オレん家から花火が見れるからおいで」と上司宅の特別桟敷席に招待してくださいました(笑)。

集まった人たちはホント上司の交友関係の広さをうかがわせるような多種多様な人たちで、花火大会という名の飲み会の…はたまた一種の異業種交流会のようでもありました!

普段の生活ではやはり関わる人に限りがあって、新しい人間関係ってなかなか持てません。

人ってやっぱり他の人と出会って、おしゃべりして、そうやって自分の世界を広げていくんだなぁ…とつくづく痛感しました♪

さらに、上司のお母さん(←といっても80歳代のおばあちゃまです♪)がこれまた素敵な人で…わたしはしばらく彼女の傍にひっついて離れませんでした(笑)。

いや~おばあちゃまがつくってくださったごはんがどれもおいしくて、“これはぜひつくり方を聴いて帰らなければ女が廃る!!”と思ったのです♪

お稲荷さんもおいしかったし、おからのコロッケもおいしかったのですが、驚きだったのはおからを使ったのり巻きが出されたこと!!

普通ののり巻きのごはんの部分が酢飯風のおからなのです☆

びっくりしましたが、おから好きとしては“このおばあちゃまと絶対に話が合うわ~!!”と確信(笑)。

上司からは「ばあさんの前で刺繍の話と味噌の話はするなよ」と忠告を受けていたにもかかわらず、しっかり味噌の話も刺繍の話もしてきました(笑)。

「いろいろなことにちょっとずつ自分らしくイタズラするのが好きなのよ」とおっしゃっていたおばあちゃま。

お料理の一工夫だけでなく、テーブルクロスも日傘も…本当に布のあるところにおばあちゃまの刺繍あり(笑)。

手仕事の素晴らしさを実感させてくれる元気なおばあちゃんで、わたしもこんなふうに年齢を重ねていきたいなぁ…と思いました♪

さらに↑の写真の絵てがみですが、これも上司宅の階段脇の廊下やお部屋の中など、いろいろなところに額に入れられて飾られていました。

「どなたが描かれたのですか?」と上司に尋ねると、すかさず「オレ」との返答(汗)。

え~!!くだけた感じの上司にこんな高尚な趣味があったとは…とビックリ仰天して、「一枚ください」とおねだりしてみたら、「その額ごと持ってけ」と言われてしまいました(笑)。

ということで、現在ではわが部屋に上司の絵てがみの額が飾ってあります。

『春が片栗』『夏が蛍袋』『秋が竜胆』『冬が烏瓜』なのだとか。

仕事上のおつきあいだった人の仕事以外の表情を見つけるのは、なんだかとってもワクワクします♪

やっぱりわたしは人が好きだし、その人の意外な一面を発見すると、さらに個人として興味がわいてくるんですよね~(笑)。

上司が『人と人との出会いは一瞬だから…それを摑まえられるかどうかはその人自身のこころのありようによる』というような話をしていましたが、確かにそのとおり!!

“人との出会いを大切にしよう”とこころに誓った夜でした~☆
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by wasurenasumire | 2009-07-22 23:14 | events

四季折々自然を楽しむ暮らしⅰ『苔玉~小さな森からの恵み、癒しと和み~』

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“幾千の生き物住まうこの惑星のミニチュアみたいな碧き玉なり”

公民館の『四季折々自然を楽しむ暮らし』という講座に行ってきました~!!

これは毎月1回の講座で先月から始まったのですが、先月はちょうど別の予定と重なり欠席してしまいました(泣)。

なので今月が初参加となりましたが、この後は11月まで季節に合わせていろいろな創作活動を体験していく予定です。

ちなみに前回は夏至の『電気を消してスローな夜を』に合わせて、【蜜蝋キャンドルづくり】と【異なる花の蜂蜜テイスティング】をしたようです。

参加者の多くが50~60歳台のわたしの母の年代のおばちゃまたちで、前回欠席したことを伝えると親切に詳しく講座の様子を教えてくれました(笑)。

さてさて今回は『苔玉づくり』だったのですが、これが想像以上にものすご~く楽しいのです!!

用土をこねてこねて、さらにこねて…というのが作業の大半を占めるので、手は真っ黒になっちゃいますけど(笑)。

土の感触や土をこねることってやっぱり心に響くものがありますね~♪

陶芸に夢中になる人の気持ちがわかるなぁ…と思いました(笑)。

わたしはこの苦心してこねた用土を2つに分けて、小さな苔玉を2つつくりましたが、大きな苔玉をド~ンと1つつくった方もいれば、四角の苔玉(←四角だと苔“玉”じゃないですね…笑)をつくった方もいれば、本当にできあがった作品は人それぞれで個性あふれるものとなりました。

苔玉に植えた植物のセレクトも千差万別で、詳しい方は「これは黄色のお花が咲くのよ」とか「これは檜の赤ちゃんだわ」とよくご存知でしたが、わたしは山野草やシダ科植物はちんぷんかんぷんで、唯一わかったのは紅葉の葉っぱくらい(汗)。

苔玉にも紅葉を入れてつくったので、少なくとも秋まではこの苔玉を枯らさずに、さらに苔玉の紅葉が赤くなるのを楽しみにお世話したいと思っています☆

また暑い夏のさなかでもこの青々とした苔玉と風に揺れる紅葉を見ていたら、涼やかな気持ちで暮らしていくことができるかな♪

そうそう、今回の講座で仰天したのは用土づくりに使ったミズゴケについての先生のお話。

ミズゴケは自分の何倍もの水を保水しておける力がある…というのはうなずけるにしても、唯一食べられるコケなのだとか。

日本ではミズゴケを天ぷらにして食べる地域があり、また外国では粉状にしたミズゴケを小麦粉と混ぜてケーキを焼くのに用いるようです。

用土づくりのためミズゴケをちぎりながら「いったいどんな味がするんだろう?」とジーッと眺めてしまいました(笑)。

“苔の生すまで♪”の君が代ではありませんが、苔玉はお手入れをしっかりしていれば何年でも楽しむことができるのだそうです。

さらに風に舞っていろいろな種が漂流してきて、気づくと苔玉から新しい植物が生えていることもあるのだとか。

まだゆる~い感じで用土に張りついている苔たちがしっかりと根づくまで、さらに植物の多様性が広がるまで…一緒に暮らしていけたらいいなぁ☆

来月は『藍染』に挑戦!とのことで、またまた楽しみな講座となりそうです♪


【材料】
・苔
・植物(山野草・シダ・観葉植物など)
・用土(ケト土:小玉の赤玉土:ミズゴケ=5:1:1)
・黒の木綿糸
・ハサミ
・ピンセット
・洗面器

【つくり方】
1 苔についたゴミを取り除くため、洗面器に苔を入れて軽く押し洗いする(あんまり強く洗うと苔がちぎれてしまうので、あくまでもやさしく洗うことがポイントなのだとか)。
2 洗った苔の水分を軽く押し出して、新聞紙の上に広げて水気を飛ばします。
3 ケト土という粘土っぽい土を5分以上はこねて、粘りが出てスーパードロ団子のようになるくらいピカピカの粘土玉をつくる。
4 ミズゴケを手で小さくちぎって赤玉土と合わせて3に加え、さらに粘りと照りが出るまでよく混ぜる(あんまりにもパサパサしてしまうようなら水を少量だけ加えてもよい)。
5 植物をセレクトし、根をほぐして長い根は切り詰める。
6 植物の根に4をしっかり包むようにつけていき、さらに4を加えて好みの形状にする(植物のバランスや玉の部分の形を整えます)。
7 苔が重ならないように、かつすき間ができないように玉の部分を包み、形を整える(底の部分は苔を張りません)。
8 木綿糸の先端を底の部分にピンセットで挿し込んでから、苔がはがれないように糸でぐるぐる巻きにする(あまりきつく巻きすぎないことと植物に糸がかからないようにすることがポイント♪)。
9 巻き終わった糸の終わりも底の部分に挿し込み、形や苗のバランスを整えて受け皿に飾る。
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by wasurenasumire | 2009-07-12 15:40 | events


ていねいで居心地のよい暮らしを目指して…管理人:水遊   コメントは承認制となっています♪反映までに時間がかかることをお許しください☆


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