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bossからのラブ菜レター 巻20

b0112855_19244476.jpg今週は野良しごとをおサボりしているわたしを横目に、bossは玉ねぎ畑の整備をしているようです。

もうじき還暦とは思えないほどタフだし元気だなぁ♪

しかも自分のところだけ雑草取りして有機肥料も撒き、「水遊の畑は雑草だらけ…ワハハ」と嫌味の笑いを入れてメールしてくるなんて、自称『永遠の少年』ですが『悪たれ小僧』の方が近いのでは?(笑)

来週はわたしもbossに倣って玉ねぎ畑のお手入れをし、2か所目の畑も芋畑にすべく、かなり力技の農作業をすることになりそうです!

みっちりがんばる野良しごとに備え、今日はゆっくりのんびり体力を温存しておきます(笑)。
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by wasurenasumire | 2010-01-31 17:23 | farm

鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)

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晩冬の最後の最後・大寒の末侯になりました♪

平野恵理子さんは『オリオン座輝く』と、空についてこの時季の七十二侯を記しています。

確かに冬の空は凍てつくほどに冴え、星のきらめきが見事で見惚れてしまいますものね☆

一般的な七十二侯では“春の気を感じた鶏が鳥屋に入って卵を産む頃”と、地上の動物の様子について記されています。

鶏たちが春の気を感じて産卵するにもってこいな状態で、ここ数日、身震いするような寒さが緩んできました。

本当に春の足音がすぐそこまで近づいてきているみたい☆

三寒四温というからまだまだ寒さ対策にも気が抜けませんが、きっとこれからは一雨ごとに温かくなっていくことでしょう。

そうそう『鶏が産んだ卵はどのくらいでヒヨコになるのか?』というと、だいたい3週間くらいなのだそうです。

だからなのかなぁ…黄色というのはわたしの中では強烈に春のイメージ。

菜の花が咲いて、たんぽぽが咲いて、雛がヨチヨチ歩いて、新一年生がピカピカの黄色帽をかぶって登校していく。

動物も植物も成長するエネルギーに満ちていて、はつらつとしている季節です☆

日本の新年度が4月始まりというのは、四季のある日本に即していて素敵な慣わしですよね~♪

爽やかでフレッシュな…温かい黄色の季節が待ち遠しい(笑)。

さてさて、今回は卵に関するお歌をご紹介したいと思うのですが、ちょっとだけ趣向を変えて万葉集や古今集といった古典ではなく、現代短歌を載せることにしました。

というのも、タネを明かすと実は卵に関する古典和歌が見つからなかったのです(汗)。

昔は卵が大変貴重な食品でしたので、今のように日常的に食卓にのることはありませんでした。

“滋養になる”とか“精がつく”といわれ、半分は薬のような扱いだったようで、特に病人のお見舞いなどに用いられることが多かったのだとか。

そんな背景を考えると、おせち料理に欠かせない伊達巻が超・豪華料理だったことも頷けますよね~♪

朝ごはんに卵焼きとかスクランブルエッグとか、わたしたちにとっては当たり前の定番メニューでも、当時の人にとったら目玉が飛び出てしまうくらい贅沢なことだったのかもしれません。

でも現代のように自然のサイクルが壊され、鶏が人工的に卵を産むための機械のように扱われているからこそ、こんな生活が成り立つのかも?(沈)

本来その家で飼われていた数羽の鶏が産む卵を食べていたのだもの。

“命あるものがいのちを産む”という自然の摂理をそのままにした暮らしでは、得られる卵の数は多寡が知れていますよねぇ。

1日にひとり1個の卵なんてとても食べられなかったのではないかしら?

それなのに今の時代はパック詰めされた卵が100円ちょっと(100円以下の場合も…汗)で買えてしまう。

そう考えると、わたしたちの消費欲によって不自然に産まされている卵がいかに多いかが見えてくるように思うのです。

自然のサイクルを捻じ曲げて得られる卵はすごく哀しい。

お料理にもスウィーツにも卵は絶対に欠かせないけど、だからこそ昔の人たちのように大事にいただきたいですね☆

また卵を産んでくれる鶏たちの環境がいいものであるように…とも願っています!

できるだけしあわせな環境の中で鶏が成長して産卵できたらいいなぁ~♪

“卵もて食卓を打つ朝の音ひそやかに我はわがいのち継ぐ”(高野公彦)

自分の大切な命を継ぐために、卵の小さないのちをいただいて自らに取り込む。

このお歌には自分の命への愛情といのちを授けてくれた卵への感謝、そして今日も元気に自分らしく生きていくのだ…という前向きな決意が含まれているように感じられました。

そういえば、以前『いのちの食べ方』という映画を見たのですが、興味のある方はぜひぜひ1度ご覧になってください~☆

この映画は上のお歌のような明るい内容ではなく、植物にしても動物にしても、いのちあるものを食べねば生きていけないという人間の業がジリジリと感じられて苦しかったです(涙)。

さらにそのいのちの扱い方がまるで工業製品をつくりだすかのように冷たく機械化され、命あるもの同士の温かな交流や複雑な感情が一切排除されている現代の食事情を目の前につきつけるような…そんなドキュメンタリー映画でした。

『食べる』lことが大好きなわたしでも、この映画を見終わった後あまりのショックに、ズーンと落ち込んで食欲が落ちるほど…(沈)。

“わがいのち継ぐ”と朗らかに詠えるほどエネルギーに満ちた卵の存在こそが、今の時代は貴重になってしまったのかもしれません。

もう一首はまったく別の卵のお歌を♪

“取り落とし床に割れたる鶏卵を拭きつつなぜか湧く涙あり”(道浦母都子)

このお歌はわたしの中では姑にいびられた嫁の歌…なんとなく橋田壽賀子のドラマを彷彿とさせます(笑)。

我慢して我慢して限界まで我慢して…卵の殻みたいに薄い壁を貼りめぐらせて、なんとか感情の放出を耐えているのに、そこに何かしらの刺激があってパリッと表面にヒビが入ってしまったら、あとは止めようにも止められないほど涙があふれて号泣…。

心情的にはものすごく共感できるお歌で、泣きだす時ってきっと誰でもこんなふうに卵のような状態なんだろうなぁ…と思うのです。

それに他人のいる前では思い切り泣けず、割れた卵を拭っている自分ひとりの空間でこそ、安心して泣けるというのも…きっと意地っ張りな作者と相通じるところがあるわたしには「うんうん」と大きく頷けるお歌なんですよね~(笑)。

卵は割れてツイてないし、人目をはばかる必要もないし、抑えていた涙のスイッチがカチッと入ってしまうような場面設定なんだもの。

このシチュエーションだったら、きっと泣かずにはいられないような気が…(笑)。

でも泣くとドロドロとしていた感情がスーと流れて、スッキリするのはなぜなんだろう?

涙で眼を洗ってピカピカになった瞳で世界を見られる…から?

なんにしても涙の効用ってとても偉大だと思っているので、大人になってもワ~ンと大泣きできる時が必要なのでしょうね♪


※写真はゆんフリー写真素材集さまからお借りしています♪
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by wasurenasumire | 2010-01-30 23:57 | seasons

きりたんぽ鍋パーティ@新年会

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bossの古里・秋田の郷土料理『きりたんぽ』♪

きりたんぽとは“杉の棒に半殺しにしたごはんをチクワのように巻いて焼き、棒から外して食べやすく切ったもの”のことで、切る前の状態では単に“たんぽ”というのだそうです。

本来“たんぽ”というのは丸めた綿を布で包んでつくる槍のサックのことを指し、その形に似ていたことからこのお料理の名前も『きりたんぽ』というのだと教えていただきました。

またきりたんぽに似た郷土料理として秋田には“だまっこ”なるものもあるのだとか。

こちらはひと口サイズのお団子のような形で、焼かれていないきりたんぽ…といったところでしょうか(笑)。

わたしはローカルなものが大好きなので、郷土料理にもとても興味があります♪

今回きりたんぽ鍋をいただいてつくづく感じたのは、このお鍋の中には秋田名物がフル活用されてるんだなぁ…ということ。

まずはきりたんぽをつくるうるち米は米どころ・秋田の名にかけて絶対に美味しいに決まっているし、ごはんを巻きつける杉だって『秋田杉』なる立派なものがあります。

さらにお出汁に欠かせない鶏肉には、『比内地鶏』という薩摩地鶏・名古屋コーチンと並ぶブランド美味鶏が控えていて、これなしではあっさりし過ぎるきりたんぽ鍋に濃厚なコクと旨みを加えているのです。

きりたんぽ鍋の場合、秋田県産の食材自給率はほぼ100%に近い数値になるのではないかしら?

冬場の大雪で交通網が遮断され閉じられた世界となっても、自分のところで食材を確保できれば十分に生き残れるもの。

やっぱりすごいわ…秋田の食文化って(笑)。

そうそう、きりたんぽ鍋で想い出深いのは、初めて秋田に行った15年くらい前に姉が住んでいたおんぼろ官舎で食べたもの(笑)。

窓を閉めてストーブを焚き、こたつにも入っているのに喋る息は真っ白だし、ともすると雪が舞い込んできそうなほどすきま風がビュービュー入ってくる部屋で、コートを脱げないまま姉ときりたんぽ鍋をつつきました♪

部屋だけでなくお風呂も雪見(吹雪?)風呂だし、水道からはお湯がでないので、氷水のような流水で調理をし、玄関の扉はちょっと叩けばすぐに開いてしまうようなチャチな代物。

“なんという過酷な環境に住んでいるのか”とこの時ほど姉を尊敬のまなざしで見つめてしまったことはありません♪

あの土崎の官舎に3~4年暮らしていたことを思うと、この先何があっても姉はどこでも生きて行ける図太さがあるだろう…と確信しています。

現在はもう完全に雪国の人と化しているので、この温暖な静岡生まれの静岡育ちとは思えないくらい(笑)。

わが姉ながらたくましいわ…ホントに♪

さてさて、きりたんぽ鍋の話に戻るのですが、↑の写真で写っている鍋奉行はもちろんbossの手です(笑)。

野菜やきのこ・きりたんぽがグツグツ煮えて味が浸み込み、ちょうどいいころ合いを見はからって「できたよ~」と声をかけてくれました。

セリは最後に投入するのですが、根っこも一緒にお鍋に入れることでよいお出汁になるのだとか。

“根っこの部分は硬くて土臭いのかなぁ?”と思ったのですが、これが意外にやわらかくて美味しくてビックリ!!

美味しいきりたんぽ鍋にお腹いっぱい満たされて、ホカホカの暖かい湯気の中でこころも体もほっこりと温まりました☆
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↑bossの奥さまお手製『ポテトと玉ねぎのオーブン焼き』♪

輪切りにしたおじゃがと玉ねぎにベーコンを挟んで、上からチーズを振ってオーブンで焼くのだとか。

おしゃれな洋風お料理でレシピを聴いてとても勉強になり、またお味もホクホクとしたおイモと大好きなチーズの組み合わせが美味しくて感動ものでした!!

お肉は苦手なので、自分でつくるならベーコンの代わりにシーチキンかなぁ…と思ったのですが、桜えびとチーズの取り合わせにしてもおもしろいかも?

そうだ!!

きっと愛菜園で玉ねぎもおじゃがもたっぷりと収穫できるだろうから、その時に自家製のお野菜でチャレンジしてみようと思います♪
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↑こちらは静岡が誇る御殿場高原のウインナーです♪

bossの奥さまは盛りつけも美しく上手なので、ふだんはお肉嫌いなわたしの目にもすごく美味しそうに見えました~(笑)。

お料理は『6割を目で食べている』のだとか…なるほど、確かに器やあしらい・盛りつけなどの見た目が重要なのは明らかですものねぇ(沈)。

そういえば今月の初旬に北大路魯山人展を見て来ましたが、美食家と誉れ高い彼も生活の中にある美にこだわり、それを追求した生涯だったようです。

特別なところにある芸術性や美意識ではなく、暮らしの中に…普段の日常の中にある“自然美”に注目していた才人☆

旬の食材をいただき、季節の移ろいに感動して、一瞬ごとの時間のきらめきを味わう。

こういう先人がいるから「あぁ、日本人に生まれてよかったなぁ」と思えるのです♪

ということで、わたしみたいに繊細さのかけらもないドーンというお料理はダメなのだわ…と反省しつつ、なかなか進歩のない吾に涙するのでした(笑)。
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↑これがbossの指令によってつくった『愛菜園産・採れたて大根サラダ』♪

芸術的に切れていない千切りだったので、意図したわけではないのですが、はっきり写らないようにどうやら神さまが写真をぼやかしてくれたようです(笑)。

ホントはいつもの帆立の大根サラダにしようかと思っていましたが、おはぎとともにかぼちゃサラダもつくってみたので、さっぱりとしたかつお節とおしょう油味の和風サラダに♪

自分では好きな味だったのですが、多少あっさりし過ぎて物足りない人もいるかもしれないので、もう少しごま油の量を増やしてもいいかも?

味見した時に“油を少なくしたからコクが足りないなぁ”と思ったので、かつお節をたっぷりと追加したら、実はbossはかつお節嫌いだということが後に判明(汗)。

「これ、かつお節が入っているんだけどっ!!」と言われて冷や汗タラタラなサラダとなってしまいました(涙)。

boss、ごめんなさい~!!

次回は帆立の大根サラダにしますので、今回のサラダは大目にみてやってください(沈)。


【材料】
・大根       小5本
・塩         少々
・レタス      4枚
・プチトマト    7~8個
・しょう油      大さじ4
・ごま油      大さじ1
・純米酢      大さじ4
・本みりん    小さじ2
・てんさい糖   小さじ2
・すり胡麻     大さじ2
・かつお節    2~3パック
・刻み海苔    たっぷりと

【つくり方】
1 大根を太めの千切りして塩を振り、全体を軽くもんで水気をだす。
2 しょう油~すり胡麻までの材料を合わせてドレッシングをつくる。
3 手で水気を絞った1をボウルに入れ、上にかつお節をかける。
4 かつお節の上から2をまんべんなくかけ回し、ドレッシングが下まで浸透したら全体を軽くかき混ぜる。
5 盛りつけ用に皿に洗ったレタスを敷き、4を盛って上に刻み海苔を散らす。
6 彩りにプチトマトをサイドに添える。
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↑参加者7名中5人が女性ということで、お菓子みたいな『かぼちゃのサラダ』も喜ばれるかも?とおはぎとともにつくってみました♪

boosのお家でお皿を借りて盛りつけてみたのですが、これもドーンという山盛り状態で、bossの奥さまに「これだと盛り過ぎでしょうか」と聴いてみたら苦笑されてしまったほど…(泣)。

やさしい奥さまは一生懸命フォローしてくださいましたが、ホントわたしって芸術的センスないわ…(涙)。

↑なんだかこの写真も大根サラダに引き続き、ピンボケになっているのでレシピとともにはっきりした画像が見たい方はこちらをご参照くださいませ♪

つくり方は簡単だし、甘くてちょっとしたデザートにもなるし…女性や子どもたちには食べやすい味だと思いますので、ぜひぜひお試しあ~れ☆
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↑途中で帰られた方にお持ち帰りいただいたおはぎです♪

どうしても入りきらなかった分をこの小さなお重に詰めてきましたが、テイクアウト用として役に立ってよかった☆

このおはぎもわたしは適当に箱詰めにして持って来たのですが、bossの奥さまがお庭の葉っぱをお皿に敷いて、きれいにあしらってくださいました。

美しく飾ってもらえておはぎたちもさぞ喜んでいることでしょう(笑)。

ドキドキしながら感想を聴いていたのですが、みなさまに喜んでもらえてホッと胸をなで下ろしました♪

おはぎ屋としては食べてくださる方に「美味しい」と言ってもらえるのが最高に嬉しい至福の瞬間☆

たぶん本当は拙い出来でまだまだ改良の余地があると思いますが、やさしいことばにたくさんのエネルギーとやる気をいただきました。

今度は定番の3種だけでなく、いろいろと変わりおはぎを試作して味見してもらおうと思っています(笑)。

美味しいごはんに『』の名酒、それから楽しいおしゃべりを満喫して素敵な時間となりました♪

boss並びに奥さま、そしてご一緒させていただいたみなさま、本当にどうもありがとうございました~!!
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by wasurenasumire | 2010-01-30 21:39 | events

尼若酒造の甘酒~ドライフルーツとともに~

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尼若酒造…細々と営業しております(笑)。

あんまり頻繁にこの話を書くと“御用になってしまうかも?”と危惧して、しばらく自粛しておりましたが、前回の酒蔵開放からずいぶん時間も経ったので、しばらくぶりにこのお話を♪

尼若酒造の酒粕で『甘酒』をつくってみました~!!

二十四節気では大寒だというのに、今日は明朝からの雨ふりで…しっとりと暖かい春のような1日でした☆

このまま一雨ごとに春の足音が大きくなってくるのだとしたら、寒さの中で白い湯気がモワモワと立ち込める甘酒を、フーと冷ましながら飲む楽しみが半減しちゃいます~!!

“これは一大事だわ!!”と居ても立ってもいられないくなり、なんとかまだ夜にはひんやりとした空気をまとっているわが部屋で、さっそく甘酒づくりに取り組んだのでした(笑)。

尼若酒造のどぶろくはだいたい1回の仕込みで1.5ℓくらいでき、ひとりでは飲みきるのに1週間ほどかかります。

酒粕ってどのくらい冷蔵保存が可能かわからないので、どぶろくを飲みきるまでの間、酒粕は冷凍して保存することにしています。

漬物に使うなら凍らすわけにはいきませんが、甘酒とか粕汁に使うものなので、今のところ特に大きな問題はみられていません(笑)。

火にかけたお鍋から甘い匂いが漂って、甘酒のよい香りが部屋に充満していく時間は、本当にしあわせの極地でまるで天国のよう♪

小豆を煮ている時と同じくらい甘酒をつくっている時にも、わたしの脳内モルヒネが大量に分泌されていることをはっきりと自覚しました(沈)。

ドライフルーツやナッツが大好きで、常に何種類かわが家にはストックがあります♪

今日はスウィーティな取り合わせでいちじくとプルーンとマンゴーをおつまみに、日本酒入り甘酒なのか、甘酒風日本酒なのかわからない…わが家の甘酒で晩酌を楽しみました(笑)。

甘~い時間に1日の疲れもふわふわとどこかへ流れていくみたいです♪

さらに自家製酒粕の甘酒だと思えばその幸福感たるや…それはもう一言では言い表せないくらい☆

母が先日『八海山の純米吟醸の酒粕』を買ってきた…と見せてくれたのですが、いやいやきっと尼若酒造の酒粕だってそれに負けていませんって(笑)。

この次の冬には自家製さつまいもで干し芋をつくって、それをおつまみに甘酒を呑めたらいいなぁ♪


【材料】
・酒粕        80g
・湯         170ml
・日本酒      大さじ2
・てんさい糖    大さじ2
・塩          少々
・生姜        お好みで

【つくり方】
1 小鍋に酒粕を入れて湯を注ぎ、しばらく浸して溶かす。
2 ある程度1の酒粕が溶けたら火をつけ、全体が温まって沸々としてきたらてんさい糖を加える。
3 日本酒を2に注いで全体をかき混ぜ、最後に塩を加えてお好みで擦った生姜を入れる。


※甘酒づくりのポイント

いつも適当に味つけしているので分量はいい加減です(汗)。

ただ多くのレシピでは味が薄いものがほとんどなので、美味しい甘酒を飲みたい方は酒粕をたっぷり入れてつくるのが1番のコツですよ~♪

また酒粕を購入する場合は板状になった乾燥してカピカピのものは避けて、搾りのあまいものをぜひぜひ選んでください!!

お酒好きには絶対に日本酒を加えることをおススメするのですが、苦手な方の場合は代わりに牛乳を加えても美味しい甘酒になるようです(←わたしもまだ試していません…汗)。

また日本酒の代わりに梅酒を加えるレシピもありますが、わたしはやっぱり日本酒の方が断然好み(笑)。

お砂糖については加えるお砂糖によって見た目や味が変わってきます☆

てんさい糖は砂糖大根という寒冷地で栽培される植物から採れるため、砂糖の中では体を温める作用が強いです。

薄茶色のお砂糖のため甘酒にも多少色がつき、温かみのある生成り色に♪

雪のように真っ白な甘酒がご希望ならグラニュー糖を…逆に独特の黒っぽい色にはなるけれど、味にコクがほしい方は黒糖を使うのがおススメ☆

きび砂糖もまろやかな味わいで美味しいので、その時の気分や体調に合わせて使い分けるとGOODですね~!!
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by wasurenasumire | 2010-01-28 22:52 | drink

水沢腹堅(さわみずこおりつめる)

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寒くないと言ったらウソだけど、しんしんと体の髄まで凍えるような…そんな痛いくらいの冷たい朝ではありませんでした。

車に霜がついていたので気温は低いのでしょうが、風がなくさわやかな寒さで空気が美味しい(笑)。

清浄な空気を胸いっぱい吸い込めば、休日明けで苦手な月曜日もなんとか踏ん張れそうです♪

そうそう、今の時季は空気だけでなくお水も冷たくて美味しい~☆

朝、水道の栓を開いてお水をジャカジャカ流してから、コップに水を汲んでゴクッと飲みほします。

眠っていた体が起きだして、水とともに血液が元気にめぐるような感覚もあって…スカッと気分爽快なのです!!

その後やかんにもお水を汲み、お湯を沸かして『穀物コーヒー』を♪

時間があれば本を読んだり、ラジオを聴いたり…たった10分でも朝に優雅な時間がある日は1日がとても有意義なものになるような気がします。

そうこうしているうちに空が白みはじめて、朝陽で部屋が明るくなってきてきます。

お布団の中で丸まって「あと5分だけ」とぬくぬくしているのも気持ちいいのですが、朝陽が登る頃にちゃんと目を覚まして活動していると、「今日1日の楽しさをしっかりつかまえて味わおう♪」という意気込みが生まれるんですよね~(笑)。

時間を追いかけたり時間に追われたりするのではなく、むこうからやって来るのを待ち構えてお出迎えできたような…そんなこころのゆとりが得られるのが朝型生活の最大の魅力☆

そういえば清少納言も「冬は、つとめて。雪の降りたるはいふべきにもあらず。霜のいと白きも、またさらでも、いと寒きに、火など急ぎ熾して、炭もて渡るも、いとつきづきし」と冬の早朝が好きだと言っています。

そうだろうなぁ…御簾を上げたら白銀の世界だったなんて、“一体どんなマジシャンが現れたんだろう?”って思ってしまうくらい想像するだけで素敵だもの♪

それに霜柱を発見したり、車に霜がついているのを見るとワクワクしてしまうので、“霜が真っ白になっているのもいいよね”との彼女の言葉に、ウンウンと頷けるものがあります(笑)。

寒い外と温かい家…この対比が冬の魅力と言っても過言ではないかも♪

冬って寒いから縮こまって過ごして、“お家の中から外へ出たくないなぁ”なんて思うのですが、でもしっかりと自分を守ってくれる巣穴に閉じこもっていてもいいんだ…という安心感も抱えています。

森の動物たちのように冬眠はしないけれど、冬籠りというのは気分は冬眠と一緒なんですよね~♪

頑丈な巣穴でホクホクと温かい飲み物を飲んでゆっくりと過ごす…そんな冬籠り生活は退屈でもあり、ホッと安堵する時間でもあり。

春の訪れは待ち遠しいけれど、このぬくぬく暮らしから外の世界へ出ていくのはちょっと不安かな。

次の季節に移る時の寂しさはいつものこと(笑)。

もう少しだけ冬籠りを楽しんで、虫も動物も元気に飛び回る頃…わたしもこの1年の活動を開始しようと思っています☆

“冴る夜はよその空にぞ鴛鳥も鳴く凍りにけりな昆陽の池水”(西行)

西行のお歌にはどれもツキンと心臓を刺されるような痛みがつきまとっています。

“冷えびえとした冬の夜、おそらく昆陽の池の水も凍ったのでしょう。いつもそこにいるおしどりの鳴き声が遠くから聞こえてきます”という意味なのですが、この一首からも怖いくらい深い孤独をひしひしと感じ取ることができます。

一人で抱えるには大きすぎるくらいの孤独。

でもその孤独とともに生きていくことを決めた西行。

潔いというべきか、寂しいというべきか…。

わたしには彼の生き方をなんとも評することはできないのですが、最近、西行への関心がムクムクと成長中なので、敬愛する白州正子さんが書かれた西行論を読んでみようかなぁ…と思っています☆

さてさてもう一首は春のお歌を♪

“水の面にあや吹き乱る春風や池の氷を今日はとくらむ”(紀友則)

…なんて時季もきっともう少しでやってくることでしょう。

やさしい春の風によって綾模様をなしている水面には、やわらかな陽射しが反射してキラキラしていそうですね☆

『春と言えば花粉』…風流な話から縁遠いのですが、そろそろ本格的に花粉症対策に乗り出さないとっ(笑)。
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平野恵理子さんによる現代版七十二侯では『椋鳥群れる』とあって苦笑してしまいました(沈)。

平野さん、もうちょっと前に教えてくれれば…わたしのブロッコリーがバリカンで刈られたような姿にならなくても済んだのに(涙)。

↑こんな感じでネットを張って保護していますが、椋鳥に葉っぱを食べられ見るからに痛ましい姿になっております(涙)。

でも今度はひょっとして大群でわが愛菜園に押し寄せてくるかもしれないので、警戒を怠らずに“椋鳥対策を講じていかないとっ!!”と気合を入れ直さないといけませんね~☆


※1枚目の写真は男衾村-復興計画さまからお借りしています♪
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by wasurenasumire | 2010-01-25 22:58 | seasons

bossとの畑デートⅫ-②~新規開墾~

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年も改まったことだし、もうすぐ立春でもあるし…気持ちも新たに『とある苗』の定植をしました♪

実はこの苗はbossが買ってきてくれて、“1個ずつ育ててみよう”と一株分けてくださったのです(照)。

嬉しいなぁ~☆

さてさてこの苗、なんの苗かわかりますか?

実は昨年わたしがそれはそれは大事にして、慈しんで育てていたキャベツの苗♪

キャベツ姫の最初の頃ってこんなだったかなぁ”と前回のキャベツを懐かしく思い出しながら、葉も少なくてまだまだぽやぽやの幼い苗を見つめてしまいました☆

こんなに小さな苗があんなふうにまあるく結球するのだから、本当に植物って不思議です!!

素人ファーマーのビギナーズラックだったのか、前回はビックリするくらい立派なキャベツが採れました。

きっとこれにbossの畑師匠としての意地が刺激されたのではなかろうか…とわたしは睨んでいます(笑)。

bossがにんじんを育てていた場所に、2つの苗を並べて定植して「さぁ、どっちがうまく育つか!?」とものすごく意気込んでいましたから…(汗)。

↑こちらがわたしのキャベツで少し広めの背の低いキャップを被せ、下に藁を敷いて保温してみました♪

前回のキャベツ姫同様に美しく元気に育ってくれることを祈ります☆
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↑こちらはbossのキャベツで、背の高いキャップを被せて下にもみ殻を敷いています♪

藁農法の方が育ちがいいか、はたまたもみ殻農法の方が元気に育つか。

その他の環境条件は一緒なので、競争を兼ねた実験のようでワクワクと楽しみです(笑)。
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↑“この草ボーボーの荒れ地はなに?”と思われた方…まさに正解!!

以前はここでお芋を栽培していたこともあったようですが、2年間まったく手を入れなかったら、こういう状態になってしまったのだとか(汗)。

ヒエ~!!

わたしが「今年の夏は小豆と黒豆と落花生を植えて、かぼちゃとスイカと芋類(おじゃが・さつまいも・里芋・ヤーコンなど)を育てて、トマトときゅうりとナスとズッキーニとオクラなんかの夏野菜も欠かせないし、ついでに冬瓜もやってみたい♪」とbossに欲張りな夢の畑計画を話したら、「そんなに植えるところがない!しかも蔓ものばっかり!」と一喝されてしまいました(泣)。

確かに蔓ものは面積を喰うのかもしれないけれど、やっぱり夏こそ野菜畑は最盛期なんだもの。

やりたい品種は数えきれないほどた~くさんあります♪

そんなこんなで新たな土地を求める流浪の民として彷徨うことに…(涙)。

しかし、畑の神さまは迷える子羊を見捨てることなく、ちゃんと救いの手を差し伸べてくださいます(笑)。

以前bossが畑をしていたところで、規模縮小のために使わないでいた土地を、再度地主さんにかけあってくださり、なんとか使わせていただけることになりました♪

「第2の愛菜園を見に行こう♪」と野良仕事の後に偵察にやって来たのですが、わたしの腰くらいの高さの雑草に畑一面が覆われている姿に愕然(沈)。

これを畑の姿に復元するのは容易なことではありません…想像しただけでクラっとめまいに襲われそうでした(沈)。

第2の愛菜園に降り立った瞬間「ここですか…」とことばを失ってしまいましたが、まぁ、きっとなんとかなるさ☆(と思いたい…汗)
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↑雑草を抜いたり絡みついている蔓を除いたり…30分ほど作業したでしょうか。

なんとか畝1列分くらいの幅で土が見えてきました~!!

そうそう、この荒れ地には葛の蔓がたくさん生えていて、ものすごく頑丈に絡みついています(涙)。

そういえば公民館の教室に通っていた時に、「昔は葛をきちんと利用していたけれど、今では邪魔者扱いされることが多い」と先生に教えてもらったのでした。

でも蔓はかごなどの蔓編みの素材として使えるし、また根っこの部分は葛粉になるんですよね~♪

本葛なんていったらそれはそれは少量で高価な代物☆

摩訶不思議大根に続いて、今度は葛で一攫千金を目論もうかと“葛の根っこってどこ?やっぱり乾燥させて粉にするのかなぁ?”なんて作業しながら、捕らぬ狸のなんとやら状態で考え込んでいたのでした(笑)。

少しばかり土が見えてきたとはいえ、まだまだ雑草に覆われた土地が大半なので、ここの整備は時間をかけた大がかりな作業となりそうです(汗)。

立春を越えて暖かくなればなるほど草の威力が強くなってくるので、雑草たちが冬枯れしている今が畑整備のチャンス☆

来月の上旬にbossと第2の愛菜園の新規開墾と整備をすることを打ち合わせて、本日の畑デートは終了となったのでした♪


※後日談として…
bossが地主さんにかけあってくださったところ、なんと耕運機をかけていただけることになりました~!!

ヤッター☆
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by wasurenasumire | 2010-01-24 22:20 | farm

bossとの畑デートⅫ-①~早春の楽農作業~

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2週間ぶりの愛菜園です♪

今日はポカポカと暖かい陽気で野良仕事をするにはもってこい!!な日(笑)。

午後からbossと畑に行って楽農時間を過ごしてきました~☆

↑暖かなお日さまの光に誘われて、ちょっとたくましくなってきた『そら豆くん6兄弟』

脇芽がずいぶん太くなってきたため、ヨレヨレになっている本芽を摘芯してみました☆

bossからもらった野菜づくりのテキストによると、本葉を5枚以下で越冬させるのがベストなのだとか。

幼い苗のうちは寒さに強いけれど、大きくなると寒害を受けやすいため…とあり、ヒョロヒョロで心配していたけれど、なかなかいい具合に育っているのかも?とホッと一安心です♪

苗の茎を支えるロープも張り直してきちんと気をつけさせ、その名のとおり“空に向かって育っているような感じ”にはなってきましたよ~(笑)。
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↑あったかマフラーを巻いてあげた『セロリ』です♪

bossがどこからか仕入れてきた情報によると、この時季セロリの根元に新聞紙を巻いてあげるとよいのだとか。

新聞紙で保護してあげることで霜避けになったり、冷害を防ぐ効果があるのかなぁ?

マフラーを巻いた後に今まで吹きっさらし状態だったセロリちゃんに、保護キャップをかぶせてあげることにしました(笑)。

寒さのあまり縮こまっていた葉っぱが、穏やかな表情に変わって元気になったみたい♪

いくら雪は降らない静岡とはいっても、やっぱり寒さ対策はきちんとしてあげないとダメなんですねぇ(涙)。
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↑少しだけ傾きかけた西陽をあびてキラキラしている『玉ねぎ畑』☆

先月たっぷりと肥料をあげたので、これから少しずつ暖かくなってくれば、地下の玉ねぎたちも丸々と肥えてくれることでしょう(笑)。

大根サラダやら漬物やら…この冬は大根ばっかり食べていましたが、今度は玉ねぎたちのオニオンサラダ三昧になる日を夢見て、お世話に励みたいと思います!!
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↑bossのメールではハウスが倒壊していた『こかぶ畑』(涙)

心配せずともbossがちゃ~んとハウスの復旧作業をしてくださってありました♪

人間にも野菜たちにも博愛なboss …さすがです(笑)。

前回、芽が出ていたところは心持ち大きくなっていて、可愛らしいハート型の双葉がはっきりとわかるようになりました。

また、ちょっと遅れて播いたところからも小さな芽が出てきていましたよ~☆

収穫の喜びも大きいのですが、この小さな幼い芽が地面から出てくるところに毎回かなり感動があって、ともすれば涙が出そうになっちゃうんですよねぇ(泣)。

ぜひぜひこの感動を多くの人に…ということで、自家菜園の素晴らしさをほんのわずかにでもお伝えできたら嬉しいです♪
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by wasurenasumire | 2010-01-24 21:40 | farm

bossからのラブ菜レター 巻19

b0112855_19273294.jpg先週つくったこかぶのビニールハウスが寒風に曝され、壊滅状態になっているようです(涙)。

芽が出てきた可愛いこかぶの赤ちゃんたちを、あったかビニールハウスでぬくぬく育てるつもりだったのに、これではまったく意味ないわ…(沈)。

今週はずっと冷え込んだ日が続いていたので、霜にやられっちゃったかも(泣)。

ホントなら今すぐすっ飛んで行って、様子を確認したいところですが、これから豆台風たちがようやく北上するとのことで駅までお見送りです(笑)。

明日、台風一過の疲労がドッと押し寄せなければ、こかぶたちの様子を確認してきたいと思います♪
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by wasurenasumire | 2010-01-16 11:25 | farm

雉始雊(きじはじめてなく)

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今週はこの温暖の地・静岡にあっても雪と見間違うばかりの風花が舞って…本当に冷え込みの激しい1週間となりました(涙)。

気温も低くてさらに風も強かったため、体感温度がずいぶん低かったのか、手先が温かいことがとりえのわたしの指先ですら、かじかんでしもやけになりそうなくらい(泣)。

このところ暖冬の年が続いていたため、久しぶりに『冬の厳しさ』を痛感したように思います。

さてさて七十二候では“雉が鳴き始める頃”とのことで、雄が雌を呼んで甲高い鳴き声をあげる時季なのだとか。

『雉も鳴かずば撃たれまい』とのことわざがあるように、体の大きな雉の鳴き声は「ケーンケーン」とひときわ鋭く寒空によく響くのだそうです。

わたしの中で雉という鳥は“桃太郎のお供のひとりだったかな?”というくらい…まったく身近な動物ではありません。

今回この記事を書くにあたっていろいろと調べている中で、“そんなに鳴き声に特徴があったのか”とフムフム納得していました(笑)。

↑写真を見て「雉ってこんなに派手な鳥だったんだ」と思ったのもついさっきの話です(汗)。

しかしその雉…調べてみたらとてもおもしろいことがわかりました♪

“春の野のしげき草葉の妻恋ひに飛び立つきじのほろろとぞ鳴く”(平貞文)

古今和歌集の中の一首で“生い茂った春草の中を妻を求めて飛立つ雉のように…私もあなたのことがとても恋しくて泣いているのです”という意味の恋歌です。

なのですが、雉は「ケーン」と鳴くと書いてあったのに、なんでこの歌では「ほろろとぞ鳴く」なのかしら?

平安時代は犬の吠え方が「びよびよ」だったり、猫は「ねんねん」と鳴くとした文献が残っているようで、雉の鳴き方もずいぶん違うけれど「ほろろ」だったのかなぁ…と思っていたら、雉は繁殖期になると「ケンケーン」と鳴いた直後に翼を体に打ちつける『母衣打ち(ほろうち)』と呼ばれる仕草をするとのこと。

これが『雉のほろろ』とのことで、確かに“飛立つ雉のケーンとぞ鳴く”ではまったく風情がないのに、“ほろろとぞ鳴く”だとほろりと落ちた涙までイメージできて、しっとりとした情緒が生まれますものねぇ。

いやぁ~日本語ってホント奥ゆかしいですわ♪

そうそう、この『雉のほろろ』からもう1つ、現在でもつれない態度の表現に使う『けんもほろろ』という言葉が残っています。

けんはそれこそ「ケーン」という鳴き声を、ほろろは母衣打ちを指していて、100%雉が由来となってできあがった言葉。

こんなことを知ってしまうと、貞文の恋した姫が“ツンデレな女性だったのでは?”と連想してしまって、気の毒だけれどクスッと笑ってしまいます(笑)。

さてさてもう1首は今のわたしの心情から。

“生ひかはる春の若草待侘びて原の枯野に雉子鳴く也”(西行)

まったくもってその通り…春の若草を待ち侘びているのは雉ばかりではありません(涙)。

花粉症に悩まされるのはわかっていても、やっぱり春の訪れを待ち侘びてしまいますよね~♪
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平野恵理子さんによる現代版・七十二侯では『飯桐赤い実光る』となっています。

赤い実は南天や千両・万両、七竈などいろいろあって全然区別がつきません(汗)。

でも冬の寒さの中で小さな赤い実を見ると、どこかワクワクとした弾む気持ちになりますね☆

飯桐はハート型の葉っぱが特徴的で、昔はこの葉におむすびを包んだことから『飯の桐』の名になったのだとか。

別名『南天桐』とも呼ばれて公園などに植えられていることも多いようなので、今度お散歩に出た時にキョロキョロして飯桐の赤い実を探してみたいと思います♪


※写真は男衾村-復興計画さまからお借りしています♪
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by wasurenasumire | 2010-01-15 17:56 | seasons

bossとの畑デートⅪ-②~露地ものからハウス栽培に~

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↑年末に『紅白なます』の食材を調達しに行った際、リベンジ中のこかぶが芽を出しているのを発見しました♪

bossは2回目のこかぶの種を播いた時から、ビニールハウスを制作し温室でぬくぬくと育てていたのに、わたしはスパルタの鬼母のため「露地ものとしてがんばらせるのでハウスにはしません!」と宣言(笑)。

でもこうやって小さな芽が出てくると、急に情にほだされて“こんなにみるい芽なのに寒空の下で震えているなんてかわいそう”と前言撤回し、いそいそとハウス制作に乗り出してしまいました(汗)。

だってこれからが寒さの本番…一段と気温は下がり冷え込むだろうし、霜が降りればたぶん一発で凍死してしまいます(涙)。

この寒さの中『芽が出ればめっけもの』くらいに思っていたのに、せっかく発芽して外界の空気に触れたのですから、これからはわたしのこかぶたちも温室でぬくぬくと育ててあげようと思っています☆
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↑赤ちゃんこかぶたちのビニールハウスが完成しました~!!(←制作協力by boss)

おこたに入ってホッとしているような…湯船の中で縮こまっていた足を伸ばした時のような安堵した表情に見えます。

今まで寒い思いをさせてホントにごめんよ~(涙)。

年末にすべて収穫してしまったにんじん畑にもこかぶの種を播いたので、前回まで『こかぶ・にんじん・キャベツ畑』だった一画が全てこかぶのビニールハウスとなりました☆

3~4月頃、桜が咲く時季にでも2回目のこかぶを収穫できるといいなぁ♪
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さてさて、9月のシルバーウィークに植えた大根たちは、早いもので今日で最後の収穫となります♪

最後に残った大根の中に↑これがありました~!!

みなさん、この大根のことを覚えておいででしょうか?

葉っぱが奇妙な形で突然変異かもしれない…と思っていた“摩訶不思議”大根です♪

1枚の葉っぱだけがビローンと大きくて、その他の葉っぱは全然出てこないし、大根らしいギザギザの葉っぱもつきませんでした。

“こんな葉っぱは見たことないゾ!”とひょっとして新種で希少価値の大根なのかもとドキドキしながら、一攫千金を狙って生長を見守っていたのです(笑)。

最終的には葉っぱが出てきたのですが、やっぱりあまり育たなくてモジャモジャとしており、葉っぱの長さも普通の大根の半分以下でした。

葉っぱが変わり者だから“実はどうなっているんだろう?”と期待していたのですが、どう見てもやっぱり大根には違いナシ(笑)。

でも、収穫してみると白い実の部分が二股に分かれていて、なんだかお尻みたい♪

しかも細い尻尾までついていて、子狐が小人に化けたみたいで可愛いのです~(照)。

気になっていた“摩訶不思議”大根も収穫できて、これで心残りなく大根畑を卒業できます☆
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↑今回で最後となった大根の収穫物♪

どの子も立派に大きくなってくれて、初心者ファーマーの危なっかしいお世話なのに、本当によく育ってくれました~!!

ありがとう~☆

11月末から1か月と少し…その間ずっと大根ばっかり食べていたような気がします(笑)。

焼いて煮て、炒めて卸して、漬物にして…やっと食べきったと思う頃また2本の採れたて大根がわが家にやってくるので、贅沢な話ですが「もう大根はしばらくいいや…」という心境に(汗)。

だって一人暮らしで毎週2本ずつの葉っぱ付き大根を消費していくのは、はっきり言って至難の業なんですよ~!!

この1か月強の間に1年分の大根を食べつくしたかも…。

来年の今頃まで当分の間、大根とはお別れさせていただき、きっとまた大根が恋しくなった頃、愛菜園での収穫が始まるのではないか…と思っています(笑)。
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by wasurenasumire | 2010-01-10 19:20 | farm


ていねいで居心地のよい暮らしを目指して…管理人:水遊   コメントは承認制となっています♪反映までに時間がかかることをお許しください☆


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