bossとの畑デートⅩⅥ-①~落脳家アイテム贈呈式~

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このところ春の長雨で傘マークが続いていますが、ご多分にもれず今日も雨。

そんな雨の中でも合羽を着て愛菜園にくり出し、野良しごとをするというのだから、わたしもbossも相当に物好きです(笑)。

でも苗たちの様子が心配でたまらなかったのも事実で…“降りしきる雨の中、畑はどんなことになっているのかしら?”“春一番の強風が吹き荒んでいるけれど、苗が倒れていないかな?”とそれはそれは気になっていました。

雨の中での畑作業は初めてだけど、きっとそれも風情があっていいものだ…と、2週間ぶりの愛菜園行きを決めたのでした。

愛菜園に到着してまず粛々と取り行ったのは、昨日bossから目録をいただいていた…『落脳家アイテム』の贈呈式(笑)。

↑bossお手製の『新しい柄の三本鍬』と『超ロング手袋』を頂戴しました♪

小雨降りしきる中だったので、せっかくいただいた鍬で初耕起できなかったのが残念…(沈)。

次回のおじゃがの植えつけの時に初おろしすることにします!!

超ロング手袋はさっそく付けて作業したのですが、なかなかいい感じ…二の腕まで伸びる手袋なので、夏場も蚊にさされることなく済みそうです☆
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bossの秘蔵っ子『桜島大根』。

『大根は植えたところの土から動かさない』というのが鉄則のようで、間引いた大根を他のところへ移植したり、土ごとであっても別の場所への移動は厳禁なのだとか。

でも、たまたま空いていたスペースがあったため、ダメ元で隣の畑の人から分けてもらった桜島大根を移植し、bossがそれはそれは可愛がって育てていたのです(笑)。

本当は根もつかないことが多いようですが、お引っ越ししてきた桜島大根はbossの愛情の賜物か…なんとか根がつき、特徴的なクモの巣状に大きく葉っぱを広げるまで生長してくれました。

それから早数か月が経過し、本日「全然、白い部分が土から上がってこないけど、花が咲いてきたし収穫してみるか」とのboss判断で、手塩にかけた桜島大根を抜いてみることに…。

ところがこの大根、bossが抜こうとしてもビクともしません(汗)。

よっぽど大きな大根に生長しているのかも…と、否が応でも期待が高まります☆

bossが苦心している姿を見て「大きなかぶの話みたいですねぇ…うんとこしょっ、どっこいしょ、それでも大根は抜けませんって」と言うと、「よし、後ろまわれ」とbossの背中に連なるように指示されました。

雨の中、大人2人で“大きなかぶ”ごっこ…どうぞおバカだと笑ってやってください(涙)。

結局、手だけではどうしても抜けなかったので、スコップで土ごと掘ってみることにしました。

そして出てきたのが↑これです(沈)。

bossの第一声は「なんだ、こりゃ~!?」だったのですが、髭モジャで実の部分が小さな桜島大根が姿を現しました(汗)。

やっぱり大根はお引っ越しさせたら駄目だということを、bossもわたしも身をもって思い知ったのでした~(泣)。
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↑桜島大根の葉っぱと花♪

普通の大根の生え方とは明らかに違っていて、地を這うように葉っぱが伸びていきます。

お花は大根らしい可憐な白☆

この写真の桜島大根はbossの大根の本家なのですが、こちらは白い実の部分がちゃんと土から上がってきていました。

土の中の部分も桜島大根の名にふさわしく、大きく生長しているのかな♪
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bossのブロッコリー畑がまたまた収穫真っ盛り♪

↑こうやってじっくり見ると、それぞれの小さな粒が花蕾だということがよくわかります。

もうすぐ花を咲かせようとしているのか、1つ1つの粒が離れてきていて、ますます緑のブーケみたいですね~☆
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↑bossのもみ殻農法中のキャベツはかなり虫に食べられています(汗)。

やっぱり春きゃべつは冬とは比べ物にならないくらい、虫との戦いが激化…(涙)。

特に若い苗は葉っぱもみるく美味しいから、虫を引き寄せてしまうフェロモンが垂れ流し状態なのかも(笑)。

bossが念入りに葉っぱの後ろを確認していましたが、お腹いっぱいで動けないはずの犯人の姿は見あたらなかったそうです(沈)。

どこへ行ったのかなぁ?

いくら虫だからとはいえ、無銭飲食なんてズルイぞ~!!(怒)
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↑こちらはわたしの藁農法キャベツ♪

やっぱりbossのキャベツと同じく、虫に食べられた形跡はあるものの、それほどひどくなくてホッとしました。

ところが…わがキャベツの葉の裏に無銭飲食したと思われる犯人を2匹も発見したのです!!

なんと『ナメクジ』が葉っぱの裏にデロ~ンとくっついているではありませんか(沈)。

いつもなら“ううっ、気持ち悪い”と及び腰になるのですが、今日は「ここで会ったが100年目」と江戸の敵を長崎で…じゃなかった、隣のbossキャベツの敵をわがキャベツで討ち取りました~!!

でもナメクジって潰してもアメーバーみたいに欠片から再生してきそうなイメージが…(汗)。

bossから作業用の長手袋をいただいたことを励みに、ちっとやそっとでは生き返れないくらい念入りに潰しておきました(笑)。

「ごめんよ~」とこころの中で手を合わせ、自らの野菜を死守するため野良女子は日々たくましくなっていくのでした♪
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# by wasurenasumire | 2010-03-06 22:28 | farm

bossとの畑じゃないデート@秘密の野良しごと座談会

b0112855_21152111.jpgb0112855_21164121.jpg←左はbossから贈呈された鍬♪

→右はbossの農友・Iさんがくださったお花♪

これぞまさに『両手に花』でクラクラしそう(笑)。

野良しごとについて語り尽くす会を某所で決行してきました~☆

bossの農友・Iさんとお目にかかるのは2回目ですが、実際にいろいろとお話させていただくのは今日がはじめて。

bossからは「ものすごくやさしい人だよ」と聴かされていたので、お逢いできるのを楽しみに待っていたのです。

わたしは何も用意して行かなかったのですが、ちょっと遅れて合流したIさんからサッと↑写真のお花をプレゼントされ、ビックリするやら申し訳ないやら…(汗)。

ありがたく頂戴してしまったのですが、こういうおこころ遣いをいただくとコロッと参っちゃうんですよね~(笑)。

さらに、お話を伺えば伺うほどbossの言う通り、とてつもなくやさしい人だということがわかり、“どんな生き方をするとこういう人になるのかなぁ”と興味が湧いてきました♪

ご自宅で様々な品種のクリスマスローズを育てていること、高価な柱時計を買って奥さんに怒られたこと、でもbossと同じくお婿さんでありがなら、別荘を購入する時にはお姑さん自ら「Hくんの夢だから」と賛成してくれたこと、またそのお姑さんの趣味がステンドグラスで、かなり本格的なランプまで製作していること…などなど、それはそれは面白いお話をたくさん聴かせていただきました。

そうそう、Iさんのやさしさ指数を表すエピソードとして、何年か前にbossが交通事故に遭った時のお話が印象的でした☆

お見舞いに来たIさんはbossの惨状を目の当たりにして、「このまま死んでしまうかもしれない」と帰りの車中で号泣だったそうです。

涙があふれて運転していても前が見えず、思わずワイパーを動かしてしまったのだとか(笑)。

こころの底からいい人なんだなぁ♪

またIさんはお嬢さんのお弁当づくりをするくらいお料理上手なお父さんで、入院中のbossに和風ハンバーグ弁当をつくって届けてくれたとの逸話の持ち主なんですよ~☆

なんて素晴らしい!!

bossの話ではあんまりにもIさんのお弁当が見事で、奥さまにIさんからの差し入れだと言っても信じてもらえなかったのだとか(笑)。

「またどこぞの女!?」と疑惑のまなざしを向けられたと苦笑いしていましたが、それまでのbossの悪行の数々を考えれば当然の報いなのでは?

箱入り娘として大切に育てられた奥さまが、大学時代に悪いのにつかまって大変な目にあったんだろうなぁと想像すると、その苦労が偲ばれて…奥さまはものすごくできたお人なんだと思いますよ~!!

…と、熱弁してしまったため「へぇ~そういうこと言うわけ?」とジロリとbossに睨まれ、そっぽを向かれてしまいました(汗)。

“あらら、怒らせちゃったかしら?”と心配していると、おもむろにbossがバッグから取り出したのが↓これです♪
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bossにいただいたものは今まで多々あれど、これには心臓を打ち抜かれましたよ…ホント(涙)。

だいたいにして手渡されて最初に見る文字が『こころつつみ』って…あんまりにも心憎い演出すぎやしませんか~!?(照)

(略)…若くして楽農に目覚め、農ギャルとして歩まんとする君に贈呈する。やがて、農の道の深さを知り、そのうちに落脳家になることは目に見えている。…(略)のだそうです☆

「ギャルじゃな~い!!わたしみたいのは“野良女子”と言うのです♪」と何度も訂正しているのに、いまだに農ギャルって呼ぶ点を除けば完全ノックアウトなお手紙だわさ(笑)。

しかもこれを3週間前から計画して着々と準備してたなんて…手が込み過ぎてて泣けてきます。

「グラッときた?」とbossが嬉々として聴くので、素直に「きましたよ…正直ちょっと困るくらいに」と降参してしまいました。

なんだかbossの術中にまんまとはまってしまって悔しいなぁ。

枯れ専で渋好みで、ついでに吉行淳之介の熱烈なるファンだ…と公言している“いたいけな乙女”を惑わすようなことはやめてください、と言いたい(笑)。

これをいただいた時に宮城まり子さんの『淳之介さんのこと』っていう本↓を思い出しましたもの♪
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実はbossは吉行さんによく似た雰囲気ではあるのです…背中をちょっと丸めて歩く後ろ姿とか、煙草をくわえて一服するところとか、手紙魔で風変わりなところとか、感性と感覚とポリシーで生きているところとか、やたらと猥談好きなところとか(笑)。

対談なんてまるっきり興味がないどころか、出版社の手抜き仕事だと思っていたわたしに、その面白さを教えてくれたのが吉行さんの数々の名対談(否、名猥談と言った方が正しいかも…笑)です。

そして“ダンディズムとはなんぞや?”ということを考えるきっかけとなったのも、彼のエッセイを読んでから…。

そういえば、吉行さんは怒られずに銀座のママのお尻を撫でる技術を習得していたのだとか…一体どれだけ修練したのやら(笑)。

さらに「吉行は鉄砲で小鳥を狙っているけれど、小鳥が自らその銃身に止まっている」というようなことも揶揄されていたと聴いたことがあります。

うんうん、わかるなぁ…危険なのは重々承知していても女心としてはとまりたくなりますものね~♪

一方bossの場合はといいますと、交通事故に遭った後、大手術を受ける前にお嬢さんが涙ながら「お父さん、がんばって!」と手を握ってくれたのだそうです。

それをいいことに彼女の胸を触ろうとして、手をピシャリとはたかれ激怒された…との、なんともトホホなエピソードがあるのだとか(汗)。

銀座のママのお尻より難関な愛娘に、果敢にも挑んで玉砕した心意気は買うけれど、お嬢さんの心の叫びとして「このバカ親父!」と毒づいていたんだろうなぁ…なんて容易に想像できて笑ってしまいます(笑)。
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今日もテーマが『野良しごと』について語りつくす会だったので「コンパニオンプランツをしてみたいんです」と話したら、「なに!?コンパニオンが来るの?」って…ホントbossの耳はどういう構造になっているのかしら(沈)。

↑『コンパニオンプランツ』というのは共生植物のことで、一緒に育てるとお互いの風味がよくなったり、生長が促進されたり、防虫や病気予防の効果が得られるといった『仲良し植物』のこと。

ヨーロッパの有機農の中では主軸の『シュタイナー農法』における手法で、また『パーマカルチャー』でもコンパニオンプランツの考え方は大きく取り上げられています。

「きゅうりと長ネギ」「なすとパセリ」「トマトとニラ」「ピーマンと蔓なしいんげん豆」「じゃがいもとギシギシ(雑草)」などなど…その組み合わせは覚えられないほど多数♪

bossは『農薬と化学肥料は絶対に撒かない』というのがポリシーだし、わたしもせっかく自家栽培するなら無農薬で土に負荷の少ない農を目指したい☆

だからこの考え方はわたしの営む“小さな農”の中でも役立つと思うので、これからぜひとも取り入れていきたいのです!

それなのに、コンパニオンの話になってしまうなんて…あんまりだわ(涙)。

コンパニオンではなく、お座敷で芸者遊びをするというのならわたしも仲間に入れてもらいたいけどなぁ♪

そんなこんなで野良しごと座談会は、半分以上“野良しごとじゃない話題”に占拠されながら、ワイワイとにぎやかに過ぎていったのでした~!!
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# by wasurenasumire | 2010-03-05 23:59 | events

卯の花ドーナツ(おからドーナツ)と揚げバナナ

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“春されば卯の花くたし吾が越えし妹が垣間はあれにけるかも”(作者不詳)

“卯の花くたし”というにはまだ早すぎるけれど、このところの長雨にはちょっぴり気分も落ち込み気味(沈)。

畝づくりも終わり準備万端の畑にも行けず、先週か今週かと予定していたおジャガの植えつけなんて…この雨ではとても無理な話です(涙)。

それこそ『種いもくたし』になってしまうわ(泣)。

さてさて卯の花が咲くのは『卯月の花』の名の通り…陰暦の4月頃なので、もう2か月ほど時を待たなければなりません。

この花は山野に自生するほか、生け垣や畑の境界などに植えられることが多く、純白の花は初夏の訪れを告げてくれます。

また幹が空洞になっている特徴から『空木』との別名もついているのだとか。

万葉集にはちょうど開花のころ飛来する霍公鳥(ホトトギス)と、セットになって詠まれているお歌が数多く集められています。

そんな卯の花ですが、今回の『卯の花』はもちろんお豆腐をつくる時にできる食材のこと♪

豆腐の絞りかすを『卯の花』といいますが、雪のように真っ白な卯の花が散って降り積もった様子に似ていることから名づけられたようです。

別名では『おから』ともいい、昔の人は豆腐の搾りかすだから栄養がないと考え、栄養分が空っぽという意味で、そう名づけたのだとばかり思っていました。

ところが『おから』は茶がらの“から”と同じ派生の言葉で、漢字で書くと『雪花菜』となるのだとか。

わたしの住む地域ではおから、もしくは卯の花と呼ぶことが多いのですが、関西では『雪花菜』と書いて“きらず”と呼ぶこともあるようです。

こんなに素敵な名前を知ってしまうと、ますます卯の花ファンになってしまいそう☆

食物繊維も豊富だし、たんぱく質もたくさん含まれているし…ヘルシー食材でおススメです♪

そんな卯の花を使って久しぶりに卯の花ドーナツをつくってみました~!!

というのもbossに美味しいお豆腐屋さんを紹介してもらい、そこのお店で卯の花をいただいてきたのです。

お豆腐が激ウマだったことは言うまでもなく、それを食せば俄然高まる卯の花への期待(笑)。

“さぁ、この美味しいに決まっている卯の花をどうやって食べようか”と考えていたところ、久しぶりにドーナツにしてみようと思い立ちました☆

シンプルな味つけのドーナツにしたら、豆の味が濃厚なこと…今までと分量は同じなのに、こんな豆々しいドーナツははじめて!!

美味しかったです~♪


【材料】
・卯の花              100g
・ホットケーキミックス      100g
・無調整有機豆乳        100ml
・てんさい糖            大さじ1
・グレープシードオイル      適量

【つくり方】 
1 ボウルに卯の花~てんさい糖までの材料を入れ、均等になるようにゴムべらでよく混ぜる。
2 直径1.5cmくらいの球形を5つ、直径3cmの球形を3つ、6~7cmの棒状を3つ…など好きな形に成形する。
3 鍋にグレープシードオイルを入れ、170℃くらいで2をきつね色になるまで揚げる。

※わたしが使っているミックス粉は甘味が薄いので、プレーンで食べる場合はてんさい糖やきび砂糖などを加えています。甘味のはっきりしたミックス粉であれば砂糖類は加えなくて大丈夫♪またこの生地(または砂糖を抜いた生地)の中にバナナやチョコレートのかけら・キューブ状のクリームチーズを入れ、同じように揚げると中身がトロリと溶けて美味ですよ~☆
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↑お行儀悪く食べかけの写真を…(汗)。

でも真ん中のあたりに卯の花の名残が見てとれるかと…まわりはカリッ、中はしっとりふかふかの食感が嬉しい♪

プ~ンと香るふくよかな豆の匂いに「この卯の花はただ者じゃない!」と確信しました(笑)。

今回はさらにグレープシードオイルを揚げ油に使うという、なんとも贅沢極まりないドーナツとなりました。

油類はひとり暮らしだとなかなか使いきれないくせに、ごま油やなたね油・バージンオリーブオイルといった一般的なものだけでなく、茶油やえごま油、そしてグレープシードオイルなどなどいろんな種類を使ってみたいので、古くしてしまうことも多いのです。

勿体ながらずに揚げ油としても使ってしまおう…と昨年の大掃除の時に誓ったのでした(笑)。
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“卯の花の咲くとはなしにある人に恋ひやわたらむ片思にして”(作者不詳)

↑こちらはスプーンでひと口大にしたものを投入するだけの、成形の手間なしドーナツです♪

『きび砂糖』と『きな粉』と『抹茶』の3種の味つけをしてみました。

きび砂糖と抹茶はいいとして、きな粉は豆乳と卯の花にダメ押し状態…“トリプル大豆ドーナツ”と化しています(笑)。

ドーナツだけど緑茶と一緒に楽しみたい『和のおやつ』となりました~☆


【材料】
・卯の花              100g
・ホットケーキミックス      100g
・無調整有機豆乳        100ml
・グレープシードオイル      適量
・抹茶                大さじ1
・きな粉               大さじ1
・塩                  少々
・きび砂糖              大さじ2

【つくり方】 
1 ボウルに卯の花~豆乳までの材料を入れ、均等になるようにゴムべらでよく混ぜる。
2 抹茶・きな粉・きび砂糖をそれぞれ小さなボウルに入れる。
3 2のきび砂糖から小さじ1ずつ抹茶ときな粉のボウルに入れ、さらにきな粉のボウルに塩を加える。
4 鍋にグレープシードオイルを入れて170℃くらいまで熱したら、1をスプーンでひと口大にしながら鍋に入れていく。
5 きつね色になるまで揚げてから油を切り、抹茶・きな粉・きび砂糖のボウルに入れて全体にまぶす。
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さてさて、ご紹介した卯の花のお歌が万葉集からの古歌なので、おせっかいながら一応解説を。

どちらのお歌も相聞歌なのですが、状況的には正反対と言ってもいいくらい違います(笑)。

上の“春されば”のお歌は「可憐に咲いていた卯の花を傷めるように…垣根を乗り越えては恋しい女のもとへ通ったけれど、ずいぶんと彼女との関係も疎遠になってしまったことよ」というような意味で、恋心が冷めてしまった後の男性の心境を詠っています。

垣根の卯の花がダメになってしまうほど、足繁く度々訪問していた愛しい『妹』だったのに、ぷっつりと彼女への興味が失せたのか、新たな恋人が見つかったのか。

まぁ、こういう男があるから「夕さらば君に逢はむと思へこそ日の暮るらくも嬉しくありけれ」(作者不詳)だとか「うつつには言も絶えたり夢にだに継ぎて見えこそ直に逢ふまでに」(作者不詳)といった女性のせつないお歌が生まれるのでしょうが…。

“あなたに逢えると思うから夕暮れさえもこんなに嬉しいのに…(あなたは来てくださらないのね)”“現実には連絡が途絶え2度と逢うことが叶わぬのなら、せめて夢の中にだけは続けて逢いに来てください。もう1度お逢いできる日まで…”と詠われた殿方の心境はいかに!?なんて思ってしまいます(笑)。

それにしても万葉の時代の女性は素直で可愛らしい♪

嬉しい気持ちも恋しさも、さびしい想いも“やきもち焼いちゃうぞ!”という嫉妬心まで…ストレートに喜怒哀楽のすべてを表現できるのってうらやましくなってしまいます。

自分のこころの壁をとっぱらって、真っ直ぐに相手に向かっていく…この時代の女性はパワフルだわ~☆

そうそう、このお歌には『卯の花くたし』との表現が入っているけれど、このお歌の場合は梅雨前の長雨のことを指しているのではないようです。

ただ万葉の時代から『卯の花くたし』とのことばが遣われていたことに、わたしは少なからずビックリしました!!

ことばとは時代とともに変わっていくものなのでしょうが、素敵なことばはちゃんと後世に残るものなのですね~☆

次のお歌の“卯の花の咲くとはなしに”ですが、こちらは永井路子さんによる『万葉恋歌』での解釈が見事☆

初夏の若緑の中に、ほのかな小さい花をつけて咲く卯の花。

“そんな卯の花が咲くともなく咲かぬでもないような…恋心を表してはくれない人を、私はいつまで慕い続けるのでしょうか。片想いのままで”。

“恋ひや渡らむ”とさっと言ってしまってから「片思いにして」とつけ加える息遣いが素晴らしい、と永井さんはおっしゃっています。

また、やさしく美しい片想いの歌では坂上郎女の『夏の野の繁みに咲ける姫百合の知らえぬ恋は苦しきものを』と肩を並べるような作品だとも。

まったくもってその通りだと思うので、これはもう直接永井さんの本を紐解いてくださいませ。

とてもおススメな本ですよ~♪

↑写真は『ハコネウツギ』という卯の花の一種で、純白の可憐な花がだんだんと赤く色づいていくのだとか。

日本人好みのやさしい表情の花ですよね~☆


※ハコネウツギの写真は男衾村-復興計画さまからお借りしています♪
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“冷蔵庫の上に一昨日求めたるバナナがバナナの匂いを放つ”(吉野裕之)

映画『プール』を観に行った時、作中で小林聡美演じる“京子さん”がおやつにつくり、タイの子どもと食べていた『揚げバナナ』♪

どうしても1度やってみたくてチャンスを狙っていたので、揚げ油が余った本日さっそくチャレンジしてみました。

確か衣をつけて天ぷらみたいに揚げてたはず…と、これまた余りのホットケーキミックスに適当にココアパウダーを入れて豆乳で硬さを調節。

それにバナナをくぐらせて揚げてみたのが↑これです(笑)。

“何この黒い物体は?揚げすぎじゃない?”と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、衣自体がココアで黒かったので、決して焦がしたわけではありません(汗)。

ドキドキしながらひと口食べてみて…う~ん、何と言いますか、これはこれでフツウに美味しいのだけど、想像していた味じゃないなぁ(沈)。

映画の中ではパリッという音がしていたので、バナナを揚げるとバナナチップのようになるのだとばかり思っていましたが、この揚げバナナは衣の中で完全にとろけてペースト状に…(涙)。

ひと口食べると中のバナナがトロ~ッと出てくるので、バナナ餡を包んだ揚げまんじゅうのような感じです☆

後で調べてみてわかったのですが、バナナの種類によって融けやすいものとそうでもないものがあるのだとか。

映画の中の揚げバナナのレシピもネット上で発見したので、『プール』の揚げバナナを食べたい方はこちらをご参照ください♪


【材料】
・バナナ             1本
・ホットケーキミックス     大さじ2
・ココアパウダー        小さじ1
・無調整豆乳          大さじ1
・グレープシードオイル    適量
・シナモン            お好みで

【つくり方】
1 バナナを3等分の長さにした後、さらにそれを縦2つに切る。
2 ボウルにミックス粉とココアパウダーを入れ、豆乳を追加して均一になるようにかき混ぜる。
3 1を2にくぐらせて160度に熱したグレープシードオイルで3分ほど揚げる。
4 しっかり油を切ってからお好みでシナモンを振る。

※衣にココナッツロングとかアーモンドスライスなどを混ぜれば、もっと見た目も面白くなるかもしれませんね~♪
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# by wasurenasumire | 2010-03-02 21:57 | sweets

遅ればせながら…St. Valentine's Day

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“永遠に解かれることのないリボン二月のお菓子は雪に埋めよう”(林あまり)

“約束の果たされぬ故につながれる君との距離をいつくしみをり”(辻敦子)

今年のバレンタインデイは綾部への旅行と重なり、バレンタインというより『旧正月』として過ごしていました♪

14日につくっていたのも“チョコレート”ではなく、“お餅”と“蒟蒻”という日本人らしいハレの食べ物。

新暦のお正月を過ごして、厄年なので重ね正月をして、さらに旧暦でもお正月をお祝いするなんて、1年のうちに3回もお正月を迎えた年なんてありません(笑)。

女の大厄といわれている魔の年齢ですが、この短い2か月間にビューンと超特急で厄年を通り越してしまったような心境です☆

そんなこんなでバレンタインデイから2週間遅れ…ようやくチョコレートのお菓子づくりを楽しむことができました~!!

今回はフェアトレードのチョコとカカオパウダーが手に入ったので、あまり加工せずチョコの味をそのまま楽しめる『生チョコ』をつくることに♪

そういえば昨年はじめて生チョコをつくったら、冷蔵庫で冷やす時間が短かったようで、固まらなくて大変なことになったのでした(汗)。

今回はそのリベンジも兼ね、再度『生チョコ』づくりにチャレンジ…多少いびつですが、なんとか『生チョコ』っぽい仕上がりにはなりました~♪

生チョコは上からカカオパウダーなどをまぶしてお化粧するので、切り口がギザギザになっていてもわかりにくいのが嬉しいですねぇ(笑)。

おはぎと同様に多少ゆがんでいるのが味になる…そんなところもわたし好み☆

さてさて、わたしのつくるお菓子はだいたいにしてお砂糖をケチって甘くしないのですが、今回はさらにカカオパウダーと抹茶がものすごく苦くて大人な生チョコになりました(汗)。

『人生は甘くない』を地でいっていますわ…このチョコは(沈)。

コーティングしてあるカカオや抹茶だけじゃなく、チョコレート部分もダークビターを使っているので、すべてにおいて甘味ナシ(笑)。

「これでもかっ!!」っていうほど逃げ場のない苦い生チョコです♪

両親へファミチョコとしておすそ分けしたら、「美味しいけど…苦すぎ」と2人とも絶句。

眉間にしわを寄せてしかめっ面で食べていましたっけ(笑)。

でも、いいの、いいの。

死ぬほど苦いチョコレートにしたかったので、念願かなってわたしは本望なり☆

ラム酒をたっぷり入れたのでクラクラしそうなほどですが、ラム酒よりブランデーの方がさらに渋みが増して美味しかったかも♪

だんだんとチョコレートにまで渋さを求めるようになってきて…う~ん、若さや可愛らしさの欠片すら融けて消えていくような…(涙)。

苦いものって以前はとても苦手でコーヒーより紅茶、ビターチョコよりミルクチョコの方が断然好きだったんだけどなぁ☆

苦い記憶が増えるとともに苦味に対しての親近感がわき、その美味しさに目覚めるのかもしれません(笑)。


【材料】
・ビターチョコレート    100g
・生クリーム        50g
・ラム酒           大さじ1
・ココアパウダー     適量
・抹茶            適量

【つくり方】
1 チョコレートを細かく刻み、ボウルに入れておく。
2 生クリームを火にかけてゆっくり沸騰させ、1に注ぎ入れる。
3 ゆっくりと混ぜ合わせ、さらにラム酒を加えてなめらかな生地にする。
4 ラップを敷いた型に3を1cm強の厚さに流し入れ、粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やす。
5 2cm×2cmの正方形に切り分け、ココアパウダーや抹茶をまぶす。
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# by wasurenasumire | 2010-02-28 20:48 | sweets

うつくしく、やさしく、おろかなり

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ここ最近、夢中になって読み耽っていた本…その名も岡本綺堂著『半七捕物帳』♪

次の日の仕事に差し支えることは目に見えているのに、読み始めたら自制心が効かないほどの吸引力をもつ魔性の書物です(笑)。

ハッと気づけば草木も眠る丑三つ時…なんてことを幾度となく繰り返し、仕事中に睡魔に襲われ意識が飛んだことも(汗)。

半七への入門編として↑の宮部みゆきさんと北村薫さんによる傑作選を読んだのですが、これを読み終わった後すぐに本屋さんに駆け込んでしまいました…。

傑作選なんかではもの足りず、“綺堂が書いたすべての半七を読みたい!!”という欲求が渦巻き、居ても立ってもいられなくなったのです(笑)。

この本はかつて『三河町の半七』として敏腕・御用聞きだった半七老人から、年若い新聞記者の“わたし”が彼の失敗談やお手柄などを茶飲み話のうちに聴かせてもらうという構成になっています。

新聞記者の“わたし”が生きる時代は新時代・明治であり、半七老人の口からはサスペンス・怪談・本格的な謎解きにいたるまでバラエティ豊かな事件とともに、旧幕時代の歳時や風俗も語られます。

半七と彼をとりまく関係者、また悪の親玉からそれに連なっているだけの小悪党まで、江戸の市井を生きている人々がたまらなく魅力的であるのに加え、その時代の空気感というか、江戸のあり様が本当に生き生きと描かれて、その場に一緒にいるような臨場感が味わえるのです。

作中の“わたし”が半七老人にねだって話を聴かせてもらっていたのも、半七が関わった事件だけでなく、ちょっと昔なのにずいぶん遠くなってしまった旧幕時代の人々の暮らしに惹かれていたからなのかもしれません。

若い頃の半七はあっさりとした性格で誰に対しても分け隔てなく親切…しかし事件解決の糸口を鋭い観察眼から引き寄せる機知に富んだ腕利きの岡っ引きでした。

言い逃れしようとする下手人には、歯切れのよい啖呵をポンポンと浴びせかけ、鮮やかに袋小路に追い詰めていきます。

そんな胸のすくような江戸っ子らしさ全開の半七もいいのだけれど、わたしは老人となってからの半七の方が数万倍も好みです♪(←なんてったって『枯れ専』ですから…笑)

「昔と云っても、たった三、四十年前ですけれども、それでも世界がまるで違っていて、今の人には思いも付かないようなことが時どきありました」なんていう切り口上で語り始める半七老人の話を作中の“わたし”がワクワクしながら聴いている気持ち、痛いくらいよくわかります。

同じ時代を生きていたら、わたしも絶対に半七老人のお宅に足繁く通ってしまうだろうなぁ☆

とにかく『百聞は一見にしかず』…みなさん、ぜひぜひ読んでごろうじろ♪

そうそう、わたしが敬愛してやまない杉浦日向子さんも岡本綺堂の本にのめり込んでいたようです(笑)。

以下、彼女の最後の単行本のタイトルともなっている『うつくしく、やさしく、おろかなり』の一節をご賞味あれ☆
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(前略)うつくしく、やさしく、おろかなり。そんな時代がかつてあり、人々がいた。そう昔のことではない。わたしたちの記憶の底に、いまも睡っている。

江戸の昔が懐かしい、あの時代はよかった、とは、わたしたちの圧倒的優位を示す、奢った、おざなりの評価だ。そんな目に江戸は映りやしない。

私がなぜ江戸に魅せられてやまぬのかを、人に語るのはむずかしい。惚れた男が、相馬の金さんのようなやつだった場合、親きょうだいに、かれをなんと説明したら良いのか。それと同じ気持ちだ。

いい若いもんで、ぶらぶら暇をもて余している。とくに仕事はない。たまに友達と、ゆすりたかりをする。ちょくちょく呑んで暴れるけれど、喧嘩は弱い。でもかあいい。なによりだれよりかけがえないのだよ。

私が惚れた「江戸」も、有り体に言えば、そういうやつだ。

近年「江戸ブーム」とやらで、やたら「江戸三百年の知恵に学ぶ」とか「今、江戸のエコロジーが手本」とかいうシンポジウムに担ぎ出される。正直困る。つよく、ゆたかで、かしこい現代人が、封建で未開の江戸に学ぶなんて、ちゃんちゃらおかしい。私に言わせれば、江戸は情夫だ。学んだり手本になるもんじゃない。死なばもろともと惚れる相手なんだ。うつくしく、やさしいだけを見ているのじゃ駄目だ。おろかなりのいとしさを、綺堂本に教わってから、出直して来いと言いたい。

江戸は手強い。が、惚れたら地獄、だ。

                        ~うつくしく、やさしく、おろかなり 私の惚れた「江戸」より~


日向子さんの文章はいつもキリリと引き締まり毅然としている。

簡潔ですっきりとした文章は小気味よく、明朗で気風のよい語り口からは講談者のごときリズム感が漂う。

そしてその底辺には独自のしっとりとやわらかく香る美意識が流れ、「粋なお人やったなぁ」と読者は魅了され忽然と酔わされるのだ。

彼女の文章は杉浦日向子自身を、そして彼女の人生そのものを体現していると言っても過言ではない。

日向子さんの息吹がかかった日本語はことばの羅列ではなく、読み手のこころに眠る何ものかを揺り動かし、その奥深くにまで浸透して突き刺さるほどの威力を持っている。

日向子さんが書いたものは何を読んでも面白い。

「絶対に外れはない」と太鼓判を押せるが、特に↑この文章は数あるエッセイの中でも大好きで、名文中の名文だと思っている。

ただし名文というにはあまりにも厳しく、『惚れる』ということの覚悟を突きつけられるような…ただならぬ気迫さえ纏っているのだけれど。

このエッセイは半七と岡本綺堂のことから始まり、彼女にとっての江戸の姿にまで話が及ぶ。

日向子さんにとって江戸は“かあいい情夫”だという。

だらしなくて、くだらなくて、やくたいもない。

救いようがないほど阿呆な男に焦がれて身揚がりしてしまう遊女のごとく、日向子さんは江戸に囚われている。

死なばもろとも、毒喰らわば皿まで…一蓮托生、地獄までつきあう覚悟で江戸のどうしようもなさに惚れているのだ。

そういえば『火事と喧嘩は江戸の花』と言われていたのだとか。

火花を散らすように激しく、憎んでいると錯覚しそうなほど深く…“あんたはこのどうしようもなさを含めて江戸を愛せるか。それだけの覚悟があるのかい?”と問われている気がしてならない。

おろかだからこそ可愛いかけがえのない存在を、そんじょそこらの気のいい兄ちゃんみたいに扱われ、「見習え」だことの「勉強しろ」だことのと騒がれるのは、日向子さんにとって腹立たしくて我慢がならなかったのだろう。

“おろかなりの愛しさを解さぬ輩に江戸を語る資格なし”“綺堂本を読んで顔洗って出直してこい”とピシャリと言い切る姿にその口惜しさがにじむ。

江戸は手強い…265年にもわたる泰平の世はスローで平穏ではあったけれど、のっぺりとした膿が流されないまま溜め込まれ、すぐに本質をとらえられるほど薄っぺらくはないのだ。

清や濁といったものだけではない、不純物で混沌とした小さなブラックボックスの中では、ドロリとした澱が沈んでいる。

それを飲み下すことは容易ではなく、だからこそ惚れたら地獄なのだ。

でも“ともに地獄に落ちようか”と思えるほどに恋焦がれる相手に出会えるのは、一握りの限られた人間の特権なのかもしれぬ。

惚れた相手と地獄に落ちる…それはきっと禁断の果実の味、狂おしいほど甘美な夢。

自分の命を燃やして自らの生を彩るような恍惚とした暗き悦楽。

日向子さんがあんなにも若くして逝ってしまったのは、江戸に呼ばれたからではないかと思う。

“「江戸に住みたかったろう」と人は問う…(中略)…けれど自分は今が良い”ときっぱり言い放った日向子さん。

江戸が好きでたまらないけれど、今この時代に生れなければ江戸には巡り会わなかった、だから現在たまたまいるこの場所がいい、どこにも行きたくないのだ、と彼女は言った。

近づくことも親しむことも叶わず、ただただ遠くから想っている。

でもそれでいい、出会えて身を尽くして焦がれたことがなにより嬉しい。

蒼い焔のように激しく江戸に惚れていた彼女を凄まじいとも思うし、うらやましいとも思う。

今生がしあわせだったのかどうかはご本人でなければわからないけど、きっと今は天国で『江戸』と遊んでいるような気がする。
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# by wasurenasumire | 2010-02-27 20:37 | books

bossとの畑デートⅩⅤ-②~鍬使いマスターLevel 1~

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こちらも2週間ぶりの愛菜園・2号さん♪

本格的に『おいも畑計画』が始動してこれからお世話になることは必至なので、“2号さん”などという愛人ぽいネーミングは止めて、親しみやすくて素敵なニックネームをつけてあげないと(笑)。

この2週間のうちに雨も降ったため、この前入れた堆肥がなじんで石ころも表面に出てきていました。

鍬で耕してもう1度しっかりと土と堆肥をなじませ、おじゃがの生長を邪魔しそうな大きな石を拾っていきます。

拾った石はケースに入れて畑の上の方に集めるように指示があり、bossの頭の中ではどうやら“この石で畑を囲う堤防をつくる”予定となっているようです(笑)。

土の中には大小さまざまの石がたくさん混ざっているので、じゃがいものために“できるだけ石を除けたい”と思ってもすべて拾いきることは不可能でした(涙)。

↑目立つ大きめの石を拾って「こんなもんかな♪」というところで、もみ殻をザザーッと投入!!

多少まだ石ころが残りゴロゴロしていますが、おじゃがたちが収穫までぐっすり眠れるふかふかのベッドになりますように☆
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前回、堆肥を入れた時bossは「もう少し土も入れた方がいいな」との印象を持っていたようで、1号さんに行く前ホームセンターに寄って培養土を購入してきました。

じゃがいも畑として2列(前後で分けて4畝)をつくる予定でいるため、1畝に1袋の計算で計4袋。

畑の外に停めてあるbossの愛菜号から、1袋15㎏の培養土を担いで畑道をエッチラオッチラ運びます(汗)。

う~ん、二の腕の振袖がとれるどころか、筋肉ムキムキでとてもたくましくなりそう(笑)。

運び込んだ培養土をもみ殻の上から投入したのですが、持ち手がないためズルズルと滑ってしまい、何度か抱え直して苦心しながらできるだけ均等に撒いてみました。

その後は鍬でもみ殻と培養土をすき込んで、畝づくりへと作業を進めていったのでした☆
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↑じゃがいもの畝が完成しました~☆

一応、石垣に近い右側はわたしが担当したのですが、いつものごとくのお約束で「お~い、曲がってるぞ」とか「竜の背中になってる」だとか、相変わらずbossからのダメ出しが連発される畝づくり(涙)。

まっすぐにつくっているつもりでも曲がっていくなんて、やっぱりわたし、根性が相当ねじ曲がったひねくれ者のようです(笑)。

でも9月の大根の畝は8割方bossにつくってもらったようなものですが、今回は65%くらいは自力でがんばりましたよ~!!

じゃがいもは畝を高くつくってあげることが上手に育てるコツなのだとか。

高い畝をつくるのは至難の業ですが、美味しい“おじゃがのためならエーンヤコラ♪”の心境です(笑)。

またこの畑は少し水はけが悪いようで、畝のまわりを掘って水が下に落ちるように工夫しました。

完成した畝を見ると「なんだか畑らしくなってきたじゃないの」とちょっぴり誇らしい気持ちになります☆

bossは「畝と畝の間にもう1つ畝ができそうだ…贅沢なつくりになってしまった」と半分嬉しげな、でも半分は悔しそうな表情をしていましたが…。

種いもも実は今朝すでに購入済みなので、あとはお天道さまのご機嫌をうかがいながら、来週かその次の週に植えつけを決行するつもりです☆
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↑右側の3本刃の鍬をbossに借りて使わせてもらっています♪

さてさて、本日わたくしはついに鍬使いのコツについて悟りを啓いてしまいました(笑)。

たぶん畑しごとをしている人からは「そんなの初歩の初歩」と鼻で笑われそうですが、わたしにとっては大発見だったのです!!

『野良女子』歴5か月目にしてようやく『鍬使いマスターへの道』Level1を攻略した気分(笑)。

実はわたしは中学の時に剣道部に所属していて、それはそれはへなちょこ剣士でした(汗)。

だいたいこんなのほほん星人に武道なんて似合うはずもなく、もちろん勝利へのあくなき執念など微塵も持ち合わせていなかったので、強くなれるはずがありません(沈)。

試合で負けても特別悔しいとは思わなくて、「次こそはっ!!」なんて闘志も皆無…そんな気合のかけらもなかった無気力剣士でしたが、唯一素振りだけは好きでした(←また地味なところを…笑)。

それで何が言いたいのかといいますと、要するに『鍬と竹刀の握り方は一緒なんだ』ということを本日発見してしまったのです!!

わたしの場合は右利きなので右手で刃に近い方を、左手で末端部を持つのですが、大事なのは持ち方じゃなくて握り方☆

今までは両方同じくらいの力で(ひょっとすると右手の方が強かったかも)握っていたのですが、実は鍬にしても竹刀にしても末端部を握る左手が重要なのです。

特に竹刀の場合は左手の中指~小指までの3指で竹刀の重さを支えて、他の指と右手は添えるだけ…という状態で持ち、実際に素振りの時も左手だけで行う場合があります。

鍬も同じように末端を持つ左手で鍬の重量をしっかり支え、右手は軽く支えるだけにして方向や位置を調整すると、鍬がかなりコントロールしやすくなり扱いやすくなってくるのです。

この法則は鍬だけじゃなくて、お餅つきの杵だとか薪割りの鉈だとか、きっとまだまだいろいろなものに応用できそう♪

“すご~い!!なんという大発見かしら”とひとりニンマリしてご満悦となっていました☆

bossからも「へっぴり腰じゃなくなってきたよ」と成長を認めてくださるコメントをいただき…ううっ、感涙です(笑)。
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朝9時半に最寄り駅に集合して1号さんと2号さんのお世話が終わり、畑を後にしたのが2時過ぎでした…(汗)。

今の時季は畑しごとをしていても、涼しい風が吹いて気持ちがいいので、ついつい作業が長丁場になってしまいます♪

愛菜号へ乗り込もうとしたら、2号さんとは別の区画の畑で作業していたおばちゃんから声をかけてもらいました。

おばちゃんは京菜を育てていて、その間引き作業をしているのだとか。

↑“花も咲いてきたし、薹がたってくるからもらっていっていいよ”とのことで、お言葉に甘えて瑞々しい京菜を分けていただきました♪
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↑おばちゃんの京菜の畑♪

青々とした葉っぱに可愛らしい蕾も見えました。
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↑京菜の花♪

京菜というと『お雑煮の青物』のイメージが強いのですが、菜の花の仲間なのかな?

黄色のお花がなんだかとっても春らしい光景でした☆
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# by wasurenasumire | 2010-02-20 23:32 | farm

bossとの畑デートⅩⅤ-①~そら豆の花~

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2週間ぶりに愛菜園にやってきました~!!

今日の作業は『おいも畑』にするもう1か所の愛菜園・2号さんの方がメイン☆

それなので1号さんはお変わりないかのご機嫌伺い程度にし、余力を十分に残しておかなければなりません(笑)。

さっそくですが、畑の様子をいつもより駆け足で見ていくことにしましょうか♪

↑先々週に雑草抜きと土寄せ・追肥を行った玉ねぎ畑☆

葉っぱが太くなりピンと伸びて元気いっぱい…肥料の効果が如実に表れているみたいです!!

bossの話では玉ねぎは収穫前の1か月間でググッと丸く肥えていくのだとか。

それってママのお腹の中にいる人間の赤ちゃんと一緒だわ(笑)。

赤ちゃんも臨月の1か月間で体重がググッと増えるので、玉ねぎと人間との共通項を見つけて玉ねぎへの親近感がグ~ンとアップしてしまいました♪

6月に収穫予定の玉ねぎなので臨月にあたるのは5月…地温も上がってぬくとくなってくる頃にコロンとまあるく生ってくれたらいいなぁ☆
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↑こちらは玉ねぎの早生♪

あまりにも葉っぱの育ちがよいので、「肥料をやり過ぎたかな」とbossが心配するほどの生長ぶりです(笑)。

葉っぱが元気なら土の下の部分も同じように育っているのかと思ったのですが、葉っぱにばかり栄養がいき実が肥えないこともあるのだとか…(沈)。

玉ねぎはたっぷり肥料を与える派と、肥料はそれほど与えない派と2派に分かれ、それぞれよいとされる育て方が異なるようです。

試行錯誤しながらこの愛菜園の土ではどういう肥料の与え方が効果的か…最も適した方法を模索していくしかないのかな☆
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わたしとしては『号外を出してもいい』というくらい…本日の一大事件・big scoop(笑)。

↑なんとなんと、ヒョロッ子そら豆6兄弟に花芽がつきました~!!

bossが「おっ、これ花芽じゃないか?」と指差した先を見ると確かにそら豆の花♪

前回は“茎が太くなってたくましくなってきた”と思う程度で、花芽の存在なんてまったく気づかなかったのですが、この2週間にこんなに素晴らしく生長して花を咲かせてくれました☆

「手のかかる子ほど可愛い」という親バカな管理人なので、ヒョロヒョロくんでずっと心配の種だったそら豆の生長は嬉しくて小躍りしたくなってきます(笑)。

この花が実を結び、美味しいそら豆へと着実に育ってくれることを祈るばかりです☆
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↑茎が太くなって花芽もついたとはいえ、まだまだ軟弱者のそら豆くんなので、支柱を用いてまっすぐに起立させてあげました。

玉ねぎは支柱なんかなくてもピンと葉を立たせているのに、そら豆くんはホント軟体動物でグンニャリしているんですよね~(笑)。

まるですぐに横になってテレビを見ようとするため、「無脊椎動物なんじゃないの!?」と母の小言をくらっているわが父のよう(汗)。

「気合が足りないんだよ、君たちは」なんて、わたしもそら豆くんたちにちょっと喝を入れてみたくなるのでした♪
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↑ハウス栽培中のこかぶも大きくなってきましたよ~♪

芽が出てきたところが混んできて窮屈そうだったので、“そろそろ間引こうか、どうしようか”と考えていたところGood ideaをひらめきました☆

当初、師走の極寒の地に露地物として強硬栽培していたため、ハウスの中でも発芽しているところと発芽していないところがはっきり分かれています。

今、発芽していないところはたぶんもう芽は出てこないだろう…と思われるので、混んでいるところの芽を発芽していない空いているスペースに移植することにしました。

『大根は間引いた苗を移植しても根がつかない』とbossに教わっていたので、こかぶも“根づけば儲けもの”くらいの気持ちでダメ元の実験をしてみることに(笑)。

そうは言っても霜が降りるほどの寒さの中、懸命に芽を出してくれた子たちなので、新たな土地で根がつくといいなぁ…なんて淡い期待も捨てきれずにいます☆
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↑最近どんどん血色も顔色もよくなっていくセロリ(笑)。

一時は霜にやられて黄色く変色してしまったのですが、新聞紙マフラーにて元気を回復中☆

そうそう先日この『新聞紙マフラー』について畑仲間からお問い合わせをいただきました♪

これはbossがセロリの越冬処置の仕方をたまたまテレビで見た…ということで、やり方を教えてもらったのですが、あまりにも簡単な処置で最初は半信半疑でした(汗)。

霜焼けでどんどん葉が傷んできていたので、「セロリってきっと12月で終りなんですよ」なんて言っていたのに、新聞紙マフラーをしたらみるみる元気になってビックリするほど(笑)。

その新聞紙マフラーは新聞紙を細長く折りたたみ、セロリの茎の部分を覆うように巻きつけるだけ…という代物です♪

あんまりにも簡単な処置なので、騙されたと思ってぜひぜひ1度お試しください~(笑)。
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↑スティックセニョールもまだまだ花蕾が出てきて、収穫期が長いお得な野菜です♪

そういえば先日JAに行ったらスティックセニョールの苗が売られていたのですが、これからの時季に定植しても間に合うのかしら?

ブロッコリー類は冬場が旬だと思っていたけど、春先まで育てられるのかもしれません☆

だんだんと暖かく春めいてきて、虫たちがそろそろ起きだしてくることを思うと、今から育っていくブロッコリーたちは受難の日々をおくることになりそうですけどねぇ…(沈)。
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わたしの藁キャベツ姫…とっても健やかにお育ちです♪

久しぶりにキャップを外して土寄せしてあげたところを、パシャリと記念撮影してみました↑

普段はキャップを被せているのですが、冬場だったこともあって上の穴にネットを張るのをうっかり失念していました(汗)。

春先でこれから天敵の蝶もヒラヒラと舞ってくるだろうし、キャベツ姫に悪い虫がつかないようしっかりガードを固めておかないと!!
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↑こちらはbossのもみ殻キャベツ…元気がないわけではないのだけれど、藁キャベの方がやや生長が早いようです。

bossはこまめにキャベツのお世話をしていたので…「藁を敷いた方がよかったのかなぁ」なんて意気消沈としていました(涙)。

逆にわたしは今日bossから「土寄せした方がいいよ」と指示されるまで何もせず、定植後はじめての手入れをした…というくらい放任主義を通り越したほっぽらかし農法を実践しています(汗)。

もともとそれぞれの苗の強さや生長具合ももあったのかもしれませんが、ひょっとしてキャベツって放っておかれるのが好きな孤独を愛する野菜なのかもしれません(笑)。

まだまだ最後の最後、結球して収穫するまではどんな事態に遭遇するかわからないので、藁キャベツともみ殻キャベツの実験は続いていくのでした♪
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先々週に玉ねぎ畑の草取りはしましたが、収穫が終わった大根畑もしばらく草取りをしていなかったので、雑草たちが見事に土を覆い尽くそうと勢力を拡大しています(汗)。

苗のお世話をしながら草取りも並行して行い、次の春~夏バージョンの畑にシフトチェンジするための下準備をしました。

本当なら2号さんへ行くために早々にこちらの作業を切り上げるつもりだったのですが、草取りは夢中になるとなかなか止められないんですよね~(笑)。

根を張った雑草をざっくりと取り除くことができると、すごくスッキリした気持ちになるのでストレス発散にはもってこい♪

↑そうそうこの小さな空色の花は雑草だけどとても可憐で、bossはこの花が咲くと“春だなぁ”と思うのだとか。

でもねぇ、この花の名前は可憐とは程遠くて『オオイヌノフグリ』というのですって(涙)。

“ふぐり”というのは陰嚢の雅語的表現のことで…つまりこれは『大きいワンちゃんの○○○○』という意味なのだとか(照)。

下ネタ大魔王のbossがそれはそれは楽しそうに嬉々として教えてくれましたよ…(沈)。

「この花が咲くと春が来た気がするんだ」なんて最初は言っていたので、“さすがboss!やっぱり風流人だわ♪堀辰雄をもじって『春立ちぬ。いざ生きめやも』の心境なのかしら?”とこころの中で拍手喝采していたら、どうやらこの話がしたかっただけのようです(笑)。

“こんなに可愛い花になんでそういう名前をつけちゃうかなぁ”とゲンナリしつつ、インパクトの強烈さからしっかり記憶にインプットされてしまったオオイヌノフグリなのでした♪
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# by wasurenasumire | 2010-02-20 22:50 | farm

綾部里山交流大学vol.1~黒谷和紙と紙漉きの話~

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ついに始まりました☆綾部里山交流大学・里山生活デザイン学科♪

今日と明日の2日間、久しぶりに学生生活を満喫する予定です(笑)。

綾部への旅は2年ぶり2回目♪

前回もこの交流大学を主催している里山ねっと・あやべを通し、初めてひとり旅で農家民泊をした想い出深い地…それが綾部なのです。

それ以後、ひとり旅もファームステイも趣味のようになってしまったので、わたしの旅人人生はここから始まったといっても過言ではありません(笑)。

前回は青春18切符で鈍行列車を乗り継ぎ、のんびり綾部まで行ったのですが、今回は綾部駅に12時集合とのことで新幹線と特急を駆使してスピーディな旅となりました☆

綾部駅の改札を抜けて「さてさてどこに行けばいいのかな」とキョロキョロしていると、なんと見たことのある方が立ってらっしゃるではありませんか(笑)。

塩見直紀さん、ご本人自らお迎えに来てくださりビックリ!!

塩見さんの『半農半X』の本を読まなければ綾部のことを知らないままでいただろうし、なによりも今わたしが畑をしてお野菜たちからしあわせをもらっているのも、小さな農のある暮らしを目指したいと思うようになったのも、この方の半農半Xのコンセプトに影響されてのことなのです☆

前回の農家民泊の時には塩見さんにお会いすることが叶わず、どうしても塩見さんのお話を直接聴いてみたくて、昨年の4月に東京で開催された半農半Xカレッジに参加してきました。

そしたらなんと塩見さんの方から「静岡からの方ですね、東京のカレッジにも参加してくれて」と話しかけてくださりさらにビックリ!!

東京カレッジには30人ほどの参加者がいたのに覚えていてくださったのかな♪

嬉しいなぁ☆ますますファンになってしまいそうです(笑)。

今回のデザイン学科は学生8名ということで駅に集合した他の参加者さんと、里山ねっと・あやべの車でさっそく黒谷和紙の里へ向かいました。

到着後まず簡単な自己紹介と開講式を行ったのですが、せっかくなら見晴らしのいい場所で…とのご配慮で、黒谷の里が一望できる↑この場所でさせていただきました。

漉いた和紙を天日干しにするにも絶好の場所のようで、名刺サイズの和紙が気持ち良さそうに日光浴していましたよ~♪

この2日間たくさんの魅力的な人に出会い、楽しく実りある経験ができますように☆
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↑黒谷の里を流れる川♪

この川は和紙づくりには欠かせない大事な水流で、紙の木である『楮』の表皮を剥ぐために揉んでやわらかくするのに使ったり、表皮を剥いだ後にもさらに美しい色をだすため晒しておくのに使われるのだとか。

その土地で採れた紙の木をその土地の自然と人々の手を使って加工していく。

伝統工芸というのは自然のリズムと調和しながら育まれ発展してきたのですね~♪

早春の川面は太陽の光が反射してキラキラしていましたが、澄んだ美しい水はどう考えても水温が冷たいだろうと思われ、手袋や長靴のなかった時代の人たちの苦労が偲ばれました。

でも現代では逆にこのきれいな水流を守る苦労の方が大きいのかもしれません。
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↑まわりの皮を剥いで紙の原料となる白いきれいな部分のみになった楮♪

お日さまにあてて干してからもう1度川に晒し、大きな鍋でソーダ灰と一緒にグツグツ煮ていくのだそうです。

紙漉きは昔は農家の冬の仕事(特に女性の仕事)だったのだとか。

紙づくりというのは手間のかかる大仕事だと思うのですが、現金収入を得るために今ここにあるものを使って頭と手を駆使して働く必要があったのでしょう。

便利な道具がたくさんある現代の暮らしの中にいても、これだけの創造的な仕事を、こんなふうにひたむきにできるか…と言われたらブンブンと大きく首を横に振ってしまうわ(汗)。

慎ましく穏やかに日々暮らしていたちょっと前の日本人がいかにすごいか、またそういう人が一握りではなくて大半であったことがどれほど素晴らしいか…今の自分の暮らしを振り返ると反省しなければならない点が山ほどみつかって肩身が狭くなるばかりです(笑)。
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今回、黒谷和紙のお話をしてくださったのは、紙漉き職人のハタノワタルさん。

紙づくりの工程はまだまだ続き、大鍋で煮た楮を水洗いした後、今度は繊維を叩いてほぐす作業に移ります。

↑これがその打解機なのですが間近でみるとものすごく迫力満点☆

木製の年代物の機械の姿から、古より続く黒谷和紙の歴史が感じられました。

黒谷和紙の始まりは800年ほど前で、平家の落ち武者がこの谷合の村に住みついたところにまで遡ることに…。

農業で暮らしの糧を得ようにも山深き土地では自分たちの自給分の食糧をつくるのに精いっぱいで、子孫に残す業として始められたのが紙漉きなのだとの言い伝えがあるようです。

写真の機械も時の流れを感じさせる古いものですが、このような機械がなかった時代も当然あるわけで…当時はすべて手作業で紙づくりが行われていたことを思うと、紙づくりにどれほどの時間と労力がつぎ込まれていたのか、気が遠くなるような作業に愕然としてしまいます(笑)。

ティッシュにしてもコピー用紙にしても、はては本や雑誌類に至るまで、わたしの暮らしの中にはあたり前のように紙があふれています。

機械化された洋紙が全盛の現代ではありがたみが薄くなってしまった紙ですが、全ての工程を手作業で行っていた時代の『紙』はきっとものすごく貴重で高級品だったのでしょう。

そういえば江戸時代、気に入った男性から付け文(ラブレター)をもらうと、女性は文を紙縒りにして自分の元結に使ったのだそうです。

紙と髪と神にかけて「神かけて結ばれる」との意思表示ができ、なおかつ貴重な紙を無駄にしないで使えるとあって一挙両得というわけなのですね~(笑)。
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↑紙素と水と糊料の『ととろあおい』が入り、これでようやく紙漉きができる状態まできました♪

楮を叩いて繊維をほぐした後ビータという機械でさらに叩解してドロドロ状に、さらにその水切りをして紙素になるのだとか。

“紙をつくる”ってこの紙漉きの作業が主なのかと思っていましたが、実は紙漉きができる状態にするまでが長いのですね~(笑)。

今は紙の原料である楮を栽培してくださる農家さんも、本当に極々僅かになってしまったのだとか。

そのため紙漉き職人さんが楮づくりから行わなければならず、紙漉きに十分な時間をとれないとあっては、古より受け継がれてきたせっかくの伝統工芸も先細りになってしまうのではないかしら…と不安になってきます(涙)。

また昔はこの集落にあるほぼ全ての家で紙づくりをしていたようですが、それが今となっては数えるばかりのお宅しかないとのこと。

ハタノさんは「和紙の需要も減ってきているし、職人も減ってきているし、楮をつくる農家も減ってきているので、それぞれが少なくなっていく方向でのバランスはとれている」とお話くださいましたが、それって最終的には消滅していく運命にあるということなのでは?…と思い、なんとなからないものなのかとわたしがアタフタしてしまいました。

そんなことはわたしが思うまでもなく、黒谷和紙とともにある職人のみなさんはその流れをひしひしと感じているのでしょうが、この古法を守った黒谷和紙の業がいずれ途絶えてしまうことになったら哀しいし、未来のこどもたちに顔向けできないような気がします(涙)。
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↑こちらが『とろろあおい』なるもので、粘性を調整してゆっくり簀から水が落ちるようになるため、和紙の表面をなだらかにする役割があるのですって♪

洋紙はペンで書くことを軸に考えられているため、圧がかかっても破れにくいようにつくられる。

和紙は筆で書くことを主に考えられたため、表面がなめらかで美しくあるようにつくられる。

その国々でその国にあった紙がつくられてきたのですよね~♪

ハタノさんは『和紙』という言い方でなく『紙』でいいとおっしゃっていましたが、洋紙全盛の時代にあって『紙』と言って和紙を思い浮かべることは困難ですわ…(沈)。

それに『和紙』=日本の紙ということではなくて、和顔愛語とか家族和合などと使われる『和』であるならば、和紙という呼び名はとても素敵なんじゃないかと思います。

微笑みをたたえた穏やかな様子であったり、仲よくなったり親しむことであったり…『和』という文字にはそういった意味もあります。

黒谷和紙に触れる人が穏やかな気持ちになったり、様々な表情をもつ和紙に多くの人が親しんで暮らしの中に取り入れていけたらいいのに。

そんな願いを込めて「やっぱり『和紙』って素敵だなぁ♪」と、もう一度ここで声を大にして叫んでおきます(笑)。
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↑紙の素を掬う桁と水を切る簀が別になっているんですね~☆

この紙漉きの工場では木製の道具が本当に多くて、プラスチックやビニール製品に慣れてしまったわたしの目にはどれも新鮮で興味深くて、ジロジロとあっちこっち観察してしまいました(笑)。

こうやって水に何度も浸される作業でも木の道具が使えることに正直驚きました!!

畑をしていると人間やっぱり土がないと生きていけないなぁ…とつくづく思うのですが、土があれば木が育ち、そうすればこうやって道具がつくれるんですものねぇ。

『土を大事にする暮らし』が大きなくくりでは半農の部分にあたるのかもしれません☆
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↑紙の素を掬ってやさしく揺らします♪

紙の原料を掬う桁には白い紐がくっついていて、それをたどると天井付近に横に渡されている竹につながっているのがわかりました。

紙漉きは水を掬う作業といってもよく、1日に何枚も何枚も紙を漉く職人さんたちの疲労は大きなものなのだと思います。

腰痛にもなりそうだし…そんなところからよくしなる竹に桁を結び付けて負担軽減の工夫がされているのだとか。

「それに竹なら折れてもどこにでもあるしね」とお茶目にお話ししてくださったのは、もう1人の紙漉き職人・山本さん。

日本の場合は縦に掬うけれど、中国では横に掬うやり方なんだよ…と各々の国による掬い方の違いも教えてくれました。

それぞれのお国の違いによる独自の方法での紙づくり…方法は違えど最終的に目指す製品は同じなんておもしろいですね~♪
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↑ただ今、水切り中です♪

親水性の特徴をもつ楮の水を切ることで、今まで水とつないでいた手のもっていき場に困り、繊維同士がくっついてくれるのだそうです(笑)。

今はきっと様々な研究がなされて科学的にわかってきていることが多いのでしょうが、昔の人はそれぞれの体験から1つずつ積み上げて、経験知としてたくさんの暮らしの智恵を得てきたのでしょう☆

そしてそれらがすべて循環という輪の中で営める暮らしの智恵であったのだから、今の時代を生きるわたしはただただ「お見それしました~!!」と脱帽するしかなさそうです(笑)。
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↑できたてほやほやの黒谷和紙♪

でもこの全てが商品として売り買いされるわけではなく、商品になるかならないかの基準はかなり厳しいのだとか。

和紙は重さによって売り買いされるようですが、たとえば10gの和紙の注文があった場合、11gの和紙であれば商品になるけど、12gだと商品にならなくなってしまう…というような世界で、紙漉き職人になって10年以上のベテランなハタノさんでも実際に商品になるのは80%くらい(汗)。

それが新米職人さんになればなるほど、紙を漉いても漉いても商品にならないというので、紙漉き職人さんたちの世界がどれほど厳しいのかがうかがい知れます。

この話を聴いた時わたしは寿司職人さんを思い浮かべました♪

彼らもしゃりの量がだいたいどのくらい…と一定して握れる業を体得していると聴いたことがあります。

でも紙漉きはそれぞれの厚さ(重さ)の注文によって違う製品をつくりださなければならないのに、的中率をあげなければいけないなんて…ホントこういうのを職人技というのでしょうね~♪
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↑天日干しされていた名刺サイズの和紙♪

黒谷和紙の話をうかがって伝統工芸というのは先人の智恵を継承し、それをまた代々受け渡していく世界なんだなぁ…とつくづく感じました。

日本の先達たちから見たら恵まれ過ぎている時代を生きるわたしが“○○がないからできない”なんて言い訳しているのに、さらに厳しい時代を生きた先達たちは工夫してよりよい製品を生み出そうと努力してきたのですものねぇ…。

それが伝統として色濃く受け継がれているのでしょうけれど、先輩たちの偉大さに…う~ん、ひ弱な現代っ子としては頭が下がることばかりです(笑)。

綾部は豊かな自然に囲まれた街ではあるけれど、自然への負荷が続く現代にあってこれからもこういった産業を守っていくのは困難なことの連続であるように思いました。

でも時代は変わっても、連綿と受け継がれてきた黒谷の暮らしの中に息づく職人さんたちの心意気はこれからも健在だと思うので、ぜひぜひ黒谷和紙の歴史を紡いでいってほしいなぁ…と思います。

同じ国に生きていて、こうやって伝統を守っていこうとする若い職人さんたちがいることは誇りですものね☆


さてさて、綾部里山交流大学の記事はvol.2~紙漉き体験~へ続きます♪

2日間という短い間でしたが、いろいろなことを体験させてもらったので書きたいネタがいっぱい(笑)。

準備が出来次第アップしていきますので、興味のある方はぜひまた続きもご覧ください~☆
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# by wasurenasumire | 2010-02-13 13:48 | travel

bossからのラブ菜レター 巻21

b0112855_23491089.jpg先日の追肥と草取りの効果てきめんで、玉ねぎが元気に起立しています(笑)。

こころなしか苗の葉の部分も太くしっかりしてきたみたい☆

今日はすっきりとしない空模様ですが、玉ねぎや畑のお野菜たちにとっては恵みの雨となりますように…。

bossはこれから埼玉のお孫ちゃんのところに遊びにいく予定で大忙しなのに、“今週末は畑のお世話に来られないから”と野良まわりしてくれたようです♪

かくいうわたしも現在、三島へ向かって移動中…しかも週末は京都旅行の予定で、このところ遊びまくっている管理人なのでした(汗)。
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# by wasurenasumire | 2010-02-11 11:33 | farm

bossとの畑デートⅩⅣ-②~いも畑の第一歩~

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さてさて、こちらはおいも畑になる予定の第2の愛菜園♪

前回2年ほど放っておかれて荒地になっている様子を目の当たりにし、「ここを新規開墾できるかな」とかなり自信喪失しかかっていた場所です(笑)。

その時は手作業で草刈りと葛の蔓切りをする予定だったのですが、その後ありがたいことに地主さんに耕運機をかけていただけることになりました。

本当は今日、葛などの蔓を取り除いて耕運機をかけてもらう下準備をするつもりでいたのですが、なんとなんと地主さんがすでに耕運機をかけて全部きれいにしてくださってあったのです☆

お話をうかがうと、葛の蔓が耕運機に絡まってそれを外しながらの作業となり、かなり手間のかかる大仕事だったとか。

申し訳ないやらありがたいやらで…ジーンとしてしまいましたよ~(涙)。

ということで、第2の愛菜園に降り立ったらすでに↑この状態になっていました。

前回は「こんなに草ボーボーでちゃんと畑の姿に戻れるのだろうか」と呆然となっていましたが、今回は逆にビックリするくらいきれいに変わっていて狐につままれたような気分(笑)。

あの草や蔓と人力で格闘していたら、いつまでたってもおいも畑にはならなかったと思うので、こんなにきれいにしてもらえて俄然やる気がアップしてきました♪

おいも畑の先陣をきるのはじゃがいもなので、じゃがバター目指してがんばるぞ~!!
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ここの土には大きな石がゴロゴロ転がっているので、まずは鍬で耕して石拾いをしていきました。

鍬に石が当たるとガツッという鈍い音と独特の手応えがあり、拾っても拾ってもひっきりなしに大きな石が出てきます(涙)。

とりあえず目につく大きなものだけ取り除き、大まかに2列の畝(半分で道をつくったので計4本)をつくって堆肥を投入♪

“美味しいおジャガができますように~☆”としっかり祈りを込めたのですが、bossいわく「もうちょっと土を入れないとダメだなぁ」とのこと。

次回にもう1度土入れをしてもみ殻も播いてから、おジャガの畝づくりをすることになりました☆

あの荒地を見たときは“どうなることか”と不安でしたが、おいも畑のイメージがもてるようになってきたので、なんとかやっていけるのではないかしら~(笑)。

おジャガに始まってさつまいも・里芋などのおいもづくし状態の畑へと変貌していくのが楽しみです♪
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# by wasurenasumire | 2010-02-07 23:24 | farm

bossとの畑デートⅩⅢ-① ~玉ねぎにエネルギーチャージ~

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本日の主な作業は『玉ねぎ畑』の整備♪

「冬だからってあまく見てただろ、手抜き過ぎ」とbossからツッコミを入れられるほど、わたしの玉ねぎ畑は雑草がボーボーに(汗)。

“冬場は苗と同じく雑草の生長もゆっくりだろう”と、のんきに構えていたためかなり根を張られてしまいました(涙)。

『雑草は生長させず小さいうちに抜く』というのがよいファーマーの条件なのだそうです。

それに日本3大農書と呼ばれる『会津農書』にも、草取りのポイントについて「三たび取る其の数かくな畑の草おこたるならば作りみのらじ」「畑の草まず三たびとぞ心得よ しげらば又やとりておぎなえ」と和歌の形でまとめられた名言が載っているのだとか。

つまり昔も今も変わらずに“草取りはマメにしなさいよ”というありがたい教えなんですよね~(笑)。

こんな能天気ファーマーでは草勢の強い夏場は一体どんなことになってしまうのか…数ヵ月後が思いやられます(沈)。

「まだ大丈夫だろう」なんて放ってほいて、気づいたら雑草の穂が実を結んでありがたくない『一粒万倍日』となってしまいそうです(泣)。

草取りが思った以上に手間のかかる作業だと身にしみたので、これからは早めに雑草対策を講じていきたいと肝に銘じました☆

モジャモジャだった雑草を抜いた後、bossから「苗をちゃんと起立させて」との指示があり、土寄せして苗をまっすぐに整えてあげました。

ピンと背筋が伸びた苗たちを見るのは、とても気持ちがいいですね~♪

↑最後に鶏糞をたっぷり播いて追肥も完了!!

半年タームで長丁場の玉ねぎですが、早いものでもうすぐ折り返し地点にさしかかろうとしています☆

土の下の玉ねぎたちはどのくらい大きくなっているのか…想像するだけでワクワクと楽しみです♪
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↑あんなにヒョロヒョロとひ弱だったそら豆(笑)。

越冬したら少しだけたくましくなり、茎もだいぶ太くなってきましたよ~!!

本葉が5枚以下の幼苗は寒さに強いけど、それ以上に育ってしまうと冷害を受けやすくなると園芸書には書いてありましたが、これからは暖かくなって霜の心配も少なくなるし…心おきなく『ジャックと豆の木』のように空に向かってググッと生長してくださいな♪
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↑初めてのハウス栽培にチャレンジ中のこかぶ♪

後から播いたところの芽もしっかり生長して、可愛いハート型の双葉がはっきりわかるようになりました☆

“越冬したこかぶだからきっと甘みが凝縮されているんじゃないかなぁ”とこんなに小さな苗を前に、すでに収穫のことを考えています(笑)。

もうしばらくはハウスの中でぬくぬくと育てて、霜の心配が少なくなった頃に外に出してあげる予定☆

ハウス栽培がboss考案の『ネット&クリップ農法』のように、順調に美しく美味しく苗を育ててくれることを願っています♪
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↑採り時季を逃して花を咲かせてしまったスティックセニョール(涙)。

食べるなら花を咲かせてしまうと薹が立ってしまうのでよくないのですが、なんだかこれはこれで可愛いお花が見られてラッキーだったなぁ…と思ってしまいました(笑)。

こうしてお花を見ると菜の花に似ているので、ブロッコリーもアブラナ科の植物であることがよくわかります♪

野菜のお花は小さくて可憐で慎ましやかで、ホント可愛いくて見ていると和みますよね~☆(唯一オクラの花だけは妖艶な雰囲気を漂わせていますが…汗)

この花が咲いたスティックセニョールも収穫してわが家に連れて帰ることにしました!!

多少、薹が立っていたとしても炒めものにすれば、きっと美味しい食材に大変身してくれるだろうと確信しています(笑)。
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↑わたしの『藁であったかそれっきり農法中のキャベツ』

葉っぱも生き生きしているので、どうやら根がついてこの地に落ちついてくれたようです。

今のところ元気に育っていますが、春は天敵の蝶も飛び交うだろうし、イモムシくんたちも土から這い出してくるだろうし、今後の生長については不安要素がいっぱい…(汗)。

前回はまるっきり手をかけていないのに、ビギナーズラックで上手にできてしまったので、ともすると“今回もこの前みたいなキャベツを”なんて欲張りそうになります。

きっとそう何回もビギナーズラックは続かないと思うので、今回も奢らず無心にキャベツの生長を信じて…再び放任・手抜き主義で育てていきたいとこころに誓っているのでした(笑)。
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↑bossの『もみ殻で細かくていねい農法中のキャベツ』

キャベツの苗を見ていると「これが数か月後に結球してキャベツになるなんて」と、やっぱり今でも信じられず半信半疑な思いをもつことがあります(笑)。

植物ってホント不思議♪

大根だってこかぶだってあんなに小さな種から芽が出て育っていくのだもの。

こういった苗にしても葉を広げて蕾をつけ、実を結んでいくのだもの。

畑をするようになっていくつかの野菜の育っていく過程を見つめてきたけれど、それでも最初の状態から収穫の時の状態へと移行していくのが、どうしても不思議に思えて仕方ありません。

植物にしても人間にしても生長(成長)していくものを眺めていられるのは大きな喜びだし、こちらが手助けしているようで逆にわたしの方がパワーをもらっているんだなぁ…と真摯な気持ちになりました。
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↑新聞紙マフラー農法中の『セロリ』

bossがテレビで見たという新聞紙マフラーの威力は大きく、なんだかとても生き生きしてきたセロリちゃん♪

マフラーをする前は寒さで縮こまって葉っぱも変色していたのに、今は黄緑色の葉っぱが太陽の光を浴びてキラキラしています☆

がんばれ☆愛菜園の越冬隊諸君!!

春はもうすぐそこまで来ているよ~♪
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# by wasurenasumire | 2010-02-07 21:56 | farm

農場レストランでいただきます@まかいの牧場

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学生時代の友人が霊峰・富士の麓…富士宮に住んでいるため、一緒にランチをしようと『まかいの牧場』にやって来ました♪

同じ県内なのにわが街とは異なり富士宮には寒風が吹き荒れ、道の脇にも雪の名残を見つけることができるほど。

やっぱり富士山のお膝元は温暖な静岡の地にあっても、厳しい自然とともに発展してきた街なんですよね~☆

↑これはまかいの牧場から撮った富士山ですが、通勤の時にほぼ毎日のように車窓から眺めている富士山とは明らかに違います(笑)。

ドーンとそびえ立ってゴツゴツとした岩肌も見えるようで…迫力満点でなんだか怖いくらい(汗)。

そうそう、誰に聴いたのか忘れてしまいましたが『富士山は女山』なんですって♪

さらに“富士山がやきもちを焼くから、富士山が見える地域では可愛い女の子が生まれない”との言い伝えもあるのだとか(沈)。

「そうなの~!?」とものすごく衝撃を受けたのですが、数年前にミス・ユニバースになった森理世さんは静岡の出身なので、その話は眉唾だったと信じることにします(笑)。
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まかいの牧場では動物と触れ合う体験ゾーンは有料ですが、その外にお土産物屋さんやカフェ、そしてわたしたちが入った『農園レストラン』があります。

バイキング形式で好きなものを選んで食べられるのですが、ビックリしたのがその品数の多さ。

サラダだけでも10種類以上はあり、その他にも牛乳やチーズをふんだんに使ったメインの惣菜が、お皿に載せきれないほど多種類つくられていました。

↑は『カフェ風・前菜9品』として好みのものを盛りつけてきましたが、まだまだのせられなかったお料理がいっぱいあります♪

ごはんも炊き込みやら雑穀やら様々な種類が選べて、美味しそうなパンも数種類…さらにうどんやパスタの麺類も♪

あまりの品数の多さに目移りしてしまうし、いろいろ食べてみたくてセレクトできないし…嬉しい悲鳴をあげ続けていました(笑)。

さらに素敵なことに、このお店にはお野菜たっぷりのメニューが多く、どれも『某さんがつくったひらたけ』とか『某さんの育てた白菜』など、つくり手である農家さんの顔が見えるポップが立ち並んでいるのです☆

traceabilityをはっきりさせることは消費者と生産者をつなぐ大きなかけ橋となるので、こういうポップって大切だなぁ…とつくづく考えてしまいました。

つくり手の顔が見えると、わたしも畑をしているだけに「この人が丹精込めてつくってくれたんだなぁ」ととても嬉しくなってきます♪

調理されてあるものはその料理の姿だけに注目されがちですが、実際には1つ1つの食材をつくってくれた人がいるんですものね~♪

バイキングってものすごくテンションが上がるので、とにかくいろいろ食べてみたくなるのですが、“しっかり味わっていただかねばもったいない!!”とこころしたお店となりました(←それでも苦しいほど食べちゃって、腹も身の内なんて後悔は先に立たずでしたが…笑)。
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↑2回目・パンとサラダのお皿♪

パンも何種類か用意されていて『玄米パン』とか『黒米パン』とか『ミルクパン』とか…パン好きには天国のようでしたよ~(笑)。

特にお気に入りは黒米パン♪

『牛乳ジャム』という甘いspreadでも美味しかったのですが、ネギ味噌を塗っていただくとオツな味になります(笑)。

ネギ味噌は蒸した温野菜に添えても美味で、意外と何にでもマッチすることがよくわかりました~!!

今度はわが家でもつくり置きしてみようかなぁ☆
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↑まだまだ続く・3回目の和定食なお皿♪

『きのこの炊き込みごはん』がとても美味しそうで、がっつりパンを食べた後にごはんにまで手を伸ばしてしまいました(笑)。

ごはんの端にのっているのが絶品な“ネギ味噌”と“なめこおろし”です♪

パンによし、ごはんによし、野菜によし…オールマイティに何にでも合うところが不思議です☆

これだけネギ味噌を気に入ってしまったので、これはやっぱり“わが家でもつくりなさい”という天命なのかもしれないわ~(笑)。

そうそう、以前ちょっと聞きかじったのは「静岡で新規就農する場合、富士宮で始める人が多い」なんてことを耳にしました。

確かに少し奥へ行けば豊かな自然環境に恵まれているし、街中へ出て来ればにぎやかな繁華街もあり。

中部の静岡へも東部の三島・沼津方面へもアクセスしやすいし…農ある暮らしをするにはいいロケーションなのかもしれませんね~☆

食材がよければ当然美味しいメニューもできるわけで…『富士宮やきそば』に続く新たなヒット作が生まれる素地もありそうです。

『野良女子』としてはまだまだ富士宮から目が離せません~♪
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↑ようやく打ち止め・締めのスウィーツ♪

せっかくまかいの牧場に来たのだからと、牛乳を使った『ミルクプリン』や『苺のパンナコッタ』、『牛乳入り羊羹』を選んでみました。

そしてその脇に『干し芋』と『白玉ぜんざい』といういかにもわたしらしい2品を追加して、バイキングは終了しました~(笑)。

美味しいランチでお腹が満たされ大満足!!…と言いたいところですが、食べすぎて苦しいくらい(汗)。

確かに写真で見ると“ものすごい量を食べてるなぁ”とムンクの叫びをあげたくなりますが、たまにしか会えない友人とのお食事会なので大目に見てあげることにします♪
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↑友人宅から見える富士山♪

まかいの牧場からに比べれば少し遠くなりましたが、それでも玄関を出るとすぐにこの景色が目に飛び込んできます。

毎日毎日、大迫力の富士山が見られる上、富士山にかかる雲からお天気占いまでできるのだとか。

有名なのは雨を知らせる『笠雲』ですが、その笠雲の傾き具合によっても晴雨が違ったり、その他の雲からも日々富士山を見ている人にはなんとなく予報ができるみたいですよ~☆

それにしてもホント富士山が近いわ…(汗)。

いつも見慣れているのが流麗な絵に描いたような富士山なので、山下清ではないけれどわたしも「富士山はやっぱり遠くから眺めている方がいいなぁ」と思ってしまいます(笑)。

こんなに大迫力の荒々しい富士山が近くにあると、小心者のわたしはソワソワと落ち着かない気分になってきてしまうのですよ~(涙)。

う~ん、新規就農はしてみたいけど、わたしは富士宮には住めないかもなぁ(笑)。
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# by wasurenasumire | 2010-02-06 21:38 | travel

bossからのラブ菜レター 巻20

b0112855_19244476.jpg今週は野良しごとをおサボりしているわたしを横目に、bossは玉ねぎ畑の整備をしているようです。

もうじき還暦とは思えないほどタフだし元気だなぁ♪

しかも自分のところだけ雑草取りして有機肥料も撒き、「水遊の畑は雑草だらけ…ワハハ」と嫌味の笑いを入れてメールしてくるなんて、自称『永遠の少年』ですが『悪たれ小僧』の方が近いのでは?(笑)

来週はわたしもbossに倣って玉ねぎ畑のお手入れをし、2か所目の畑も芋畑にすべく、かなり力技の農作業をすることになりそうです!

みっちりがんばる野良しごとに備え、今日はゆっくりのんびり体力を温存しておきます(笑)。
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# by wasurenasumire | 2010-01-31 17:23 | farm

鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)

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晩冬の最後の最後・大寒の末侯になりました♪

平野恵理子さんは『オリオン座輝く』と、空についてこの時季の七十二侯を記しています。

確かに冬の空は凍てつくほどに冴え、星のきらめきが見事で見惚れてしまいますものね☆

一般的な七十二侯では“春の気を感じた鶏が鳥屋に入って卵を産む頃”と、地上の動物の様子について記されています。

鶏たちが春の気を感じて産卵するにもってこいな状態で、ここ数日、身震いするような寒さが緩んできました。

本当に春の足音がすぐそこまで近づいてきているみたい☆

三寒四温というからまだまだ寒さ対策にも気が抜けませんが、きっとこれからは一雨ごとに温かくなっていくことでしょう。

そうそう『鶏が産んだ卵はどのくらいでヒヨコになるのか?』というと、だいたい3週間くらいなのだそうです。

だからなのかなぁ…黄色というのはわたしの中では強烈に春のイメージ。

菜の花が咲いて、たんぽぽが咲いて、雛がヨチヨチ歩いて、新一年生がピカピカの黄色帽をかぶって登校していく。

動物も植物も成長するエネルギーに満ちていて、はつらつとしている季節です☆

日本の新年度が4月始まりというのは、四季のある日本に即していて素敵な慣わしですよね~♪

爽やかでフレッシュな…温かい黄色の季節が待ち遠しい(笑)。

さてさて、今回は卵に関するお歌をご紹介したいと思うのですが、ちょっとだけ趣向を変えて万葉集や古今集といった古典ではなく、現代短歌を載せることにしました。

というのも、タネを明かすと実は卵に関する古典和歌が見つからなかったのです(汗)。

昔は卵が大変貴重な食品でしたので、今のように日常的に食卓にのることはありませんでした。

“滋養になる”とか“精がつく”といわれ、半分は薬のような扱いだったようで、特に病人のお見舞いなどに用いられることが多かったのだとか。

そんな背景を考えると、おせち料理に欠かせない伊達巻が超・豪華料理だったことも頷けますよね~♪

朝ごはんに卵焼きとかスクランブルエッグとか、わたしたちにとっては当たり前の定番メニューでも、当時の人にとったら目玉が飛び出てしまうくらい贅沢なことだったのかもしれません。

でも現代のように自然のサイクルが壊され、鶏が人工的に卵を産むための機械のように扱われているからこそ、こんな生活が成り立つのかも?(沈)

本来その家で飼われていた数羽の鶏が産む卵を食べていたのだもの。

“命あるものがいのちを産む”という自然の摂理をそのままにした暮らしでは、得られる卵の数は多寡が知れていますよねぇ。

1日にひとり1個の卵なんてとても食べられなかったのではないかしら?

それなのに今の時代はパック詰めされた卵が100円ちょっと(100円以下の場合も…汗)で買えてしまう。

そう考えると、わたしたちの消費欲によって不自然に産まされている卵がいかに多いかが見えてくるように思うのです。

自然のサイクルを捻じ曲げて得られる卵はすごく哀しい。

お料理にもスウィーツにも卵は絶対に欠かせないけど、だからこそ昔の人たちのように大事にいただきたいですね☆

また卵を産んでくれる鶏たちの環境がいいものであるように…とも願っています!

できるだけしあわせな環境の中で鶏が成長して産卵できたらいいなぁ~♪

“卵もて食卓を打つ朝の音ひそやかに我はわがいのち継ぐ”(高野公彦)

自分の大切な命を継ぐために、卵の小さないのちをいただいて自らに取り込む。

このお歌には自分の命への愛情といのちを授けてくれた卵への感謝、そして今日も元気に自分らしく生きていくのだ…という前向きな決意が含まれているように感じられました。

そういえば、以前『いのちの食べ方』という映画を見たのですが、興味のある方はぜひぜひ1度ご覧になってください~☆

この映画は上のお歌のような明るい内容ではなく、植物にしても動物にしても、いのちあるものを食べねば生きていけないという人間の業がジリジリと感じられて苦しかったです(涙)。

さらにそのいのちの扱い方がまるで工業製品をつくりだすかのように冷たく機械化され、命あるもの同士の温かな交流や複雑な感情が一切排除されている現代の食事情を目の前につきつけるような…そんなドキュメンタリー映画でした。

『食べる』lことが大好きなわたしでも、この映画を見終わった後あまりのショックに、ズーンと落ち込んで食欲が落ちるほど…(沈)。

“わがいのち継ぐ”と朗らかに詠えるほどエネルギーに満ちた卵の存在こそが、今の時代は貴重になってしまったのかもしれません。

もう一首はまったく別の卵のお歌を♪

“取り落とし床に割れたる鶏卵を拭きつつなぜか湧く涙あり”(道浦母都子)

このお歌はわたしの中では姑にいびられた嫁の歌…なんとなく橋田壽賀子のドラマを彷彿とさせます(笑)。

我慢して我慢して限界まで我慢して…卵の殻みたいに薄い壁を貼りめぐらせて、なんとか感情の放出を耐えているのに、そこに何かしらの刺激があってパリッと表面にヒビが入ってしまったら、あとは止めようにも止められないほど涙があふれて号泣…。

心情的にはものすごく共感できるお歌で、泣きだす時ってきっと誰でもこんなふうに卵のような状態なんだろうなぁ…と思うのです。

それに他人のいる前では思い切り泣けず、割れた卵を拭っている自分ひとりの空間でこそ、安心して泣けるというのも…きっと意地っ張りな作者と相通じるところがあるわたしには「うんうん」と大きく頷けるお歌なんですよね~(笑)。

卵は割れてツイてないし、人目をはばかる必要もないし、抑えていた涙のスイッチがカチッと入ってしまうような場面設定なんだもの。

このシチュエーションだったら、きっと泣かずにはいられないような気が…(笑)。

でも泣くとドロドロとしていた感情がスーと流れて、スッキリするのはなぜなんだろう?

涙で眼を洗ってピカピカになった瞳で世界を見られる…から?

なんにしても涙の効用ってとても偉大だと思っているので、大人になってもワ~ンと大泣きできる時が必要なのでしょうね♪


※写真はゆんフリー写真素材集さまからお借りしています♪
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# by wasurenasumire | 2010-01-30 23:57 | seasons

きりたんぽ鍋パーティ@新年会

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bossの古里・秋田の郷土料理『きりたんぽ』♪

きりたんぽとは“杉の棒に半殺しにしたごはんをチクワのように巻いて焼き、棒から外して食べやすく切ったもの”のことで、切る前の状態では単に“たんぽ”というのだそうです。

本来“たんぽ”というのは丸めた綿を布で包んでつくる槍のサックのことを指し、その形に似ていたことからこのお料理の名前も『きりたんぽ』というのだと教えていただきました。

またきりたんぽに似た郷土料理として秋田には“だまっこ”なるものもあるのだとか。

こちらはひと口サイズのお団子のような形で、焼かれていないきりたんぽ…といったところでしょうか(笑)。

わたしはローカルなものが大好きなので、郷土料理にもとても興味があります♪

今回きりたんぽ鍋をいただいてつくづく感じたのは、このお鍋の中には秋田名物がフル活用されてるんだなぁ…ということ。

まずはきりたんぽをつくるうるち米は米どころ・秋田の名にかけて絶対に美味しいに決まっているし、ごはんを巻きつける杉だって『秋田杉』なる立派なものがあります。

さらにお出汁に欠かせない鶏肉には、『比内地鶏』という薩摩地鶏・名古屋コーチンと並ぶブランド美味鶏が控えていて、これなしではあっさりし過ぎるきりたんぽ鍋に濃厚なコクと旨みを加えているのです。

きりたんぽ鍋の場合、秋田県産の食材自給率はほぼ100%に近い数値になるのではないかしら?

冬場の大雪で交通網が遮断され閉じられた世界となっても、自分のところで食材を確保できれば十分に生き残れるもの。

やっぱりすごいわ…秋田の食文化って(笑)。

そうそう、きりたんぽ鍋で想い出深いのは、初めて秋田に行った15年くらい前に姉が住んでいたおんぼろ官舎で食べたもの(笑)。

窓を閉めてストーブを焚き、こたつにも入っているのに喋る息は真っ白だし、ともすると雪が舞い込んできそうなほどすきま風がビュービュー入ってくる部屋で、コートを脱げないまま姉ときりたんぽ鍋をつつきました♪

部屋だけでなくお風呂も雪見(吹雪?)風呂だし、水道からはお湯がでないので、氷水のような流水で調理をし、玄関の扉はちょっと叩けばすぐに開いてしまうようなチャチな代物。

“なんという過酷な環境に住んでいるのか”とこの時ほど姉を尊敬のまなざしで見つめてしまったことはありません♪

あの土崎の官舎に3~4年暮らしていたことを思うと、この先何があっても姉はどこでも生きて行ける図太さがあるだろう…と確信しています。

現在はもう完全に雪国の人と化しているので、この温暖な静岡生まれの静岡育ちとは思えないくらい(笑)。

わが姉ながらたくましいわ…ホントに♪

さてさて、きりたんぽ鍋の話に戻るのですが、↑の写真で写っている鍋奉行はもちろんbossの手です(笑)。

野菜やきのこ・きりたんぽがグツグツ煮えて味が浸み込み、ちょうどいいころ合いを見はからって「できたよ~」と声をかけてくれました。

セリは最後に投入するのですが、根っこも一緒にお鍋に入れることでよいお出汁になるのだとか。

“根っこの部分は硬くて土臭いのかなぁ?”と思ったのですが、これが意外にやわらかくて美味しくてビックリ!!

美味しいきりたんぽ鍋にお腹いっぱい満たされて、ホカホカの暖かい湯気の中でこころも体もほっこりと温まりました☆
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↑bossの奥さまお手製『ポテトと玉ねぎのオーブン焼き』♪

輪切りにしたおじゃがと玉ねぎにベーコンを挟んで、上からチーズを振ってオーブンで焼くのだとか。

おしゃれな洋風お料理でレシピを聴いてとても勉強になり、またお味もホクホクとしたおイモと大好きなチーズの組み合わせが美味しくて感動ものでした!!

お肉は苦手なので、自分でつくるならベーコンの代わりにシーチキンかなぁ…と思ったのですが、桜えびとチーズの取り合わせにしてもおもしろいかも?

そうだ!!

きっと愛菜園で玉ねぎもおじゃがもたっぷりと収穫できるだろうから、その時に自家製のお野菜でチャレンジしてみようと思います♪
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↑こちらは静岡が誇る御殿場高原のウインナーです♪

bossの奥さまは盛りつけも美しく上手なので、ふだんはお肉嫌いなわたしの目にもすごく美味しそうに見えました~(笑)。

お料理は『6割を目で食べている』のだとか…なるほど、確かに器やあしらい・盛りつけなどの見た目が重要なのは明らかですものねぇ(沈)。

そういえば今月の初旬に北大路魯山人展を見て来ましたが、美食家と誉れ高い彼も生活の中にある美にこだわり、それを追求した生涯だったようです。

特別なところにある芸術性や美意識ではなく、暮らしの中に…普段の日常の中にある“自然美”に注目していた才人☆

旬の食材をいただき、季節の移ろいに感動して、一瞬ごとの時間のきらめきを味わう。

こういう先人がいるから「あぁ、日本人に生まれてよかったなぁ」と思えるのです♪

ということで、わたしみたいに繊細さのかけらもないドーンというお料理はダメなのだわ…と反省しつつ、なかなか進歩のない吾に涙するのでした(笑)。
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↑これがbossの指令によってつくった『愛菜園産・採れたて大根サラダ』♪

芸術的に切れていない千切りだったので、意図したわけではないのですが、はっきり写らないようにどうやら神さまが写真をぼやかしてくれたようです(笑)。

ホントはいつもの帆立の大根サラダにしようかと思っていましたが、おはぎとともにかぼちゃサラダもつくってみたので、さっぱりとしたかつお節とおしょう油味の和風サラダに♪

自分では好きな味だったのですが、多少あっさりし過ぎて物足りない人もいるかもしれないので、もう少しごま油の量を増やしてもいいかも?

味見した時に“油を少なくしたからコクが足りないなぁ”と思ったので、かつお節をたっぷりと追加したら、実はbossはかつお節嫌いだということが後に判明(汗)。

「これ、かつお節が入っているんだけどっ!!」と言われて冷や汗タラタラなサラダとなってしまいました(涙)。

boss、ごめんなさい~!!

次回は帆立の大根サラダにしますので、今回のサラダは大目にみてやってください(沈)。


【材料】
・大根       小5本
・塩         少々
・レタス      4枚
・プチトマト    7~8個
・しょう油      大さじ4
・ごま油      大さじ1
・純米酢      大さじ4
・本みりん    小さじ2
・てんさい糖   小さじ2
・すり胡麻     大さじ2
・かつお節    2~3パック
・刻み海苔    たっぷりと

【つくり方】
1 大根を太めの千切りして塩を振り、全体を軽くもんで水気をだす。
2 しょう油~すり胡麻までの材料を合わせてドレッシングをつくる。
3 手で水気を絞った1をボウルに入れ、上にかつお節をかける。
4 かつお節の上から2をまんべんなくかけ回し、ドレッシングが下まで浸透したら全体を軽くかき混ぜる。
5 盛りつけ用に皿に洗ったレタスを敷き、4を盛って上に刻み海苔を散らす。
6 彩りにプチトマトをサイドに添える。
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↑参加者7名中5人が女性ということで、お菓子みたいな『かぼちゃのサラダ』も喜ばれるかも?とおはぎとともにつくってみました♪

boosのお家でお皿を借りて盛りつけてみたのですが、これもドーンという山盛り状態で、bossの奥さまに「これだと盛り過ぎでしょうか」と聴いてみたら苦笑されてしまったほど…(泣)。

やさしい奥さまは一生懸命フォローしてくださいましたが、ホントわたしって芸術的センスないわ…(涙)。

↑なんだかこの写真も大根サラダに引き続き、ピンボケになっているのでレシピとともにはっきりした画像が見たい方はこちらをご参照くださいませ♪

つくり方は簡単だし、甘くてちょっとしたデザートにもなるし…女性や子どもたちには食べやすい味だと思いますので、ぜひぜひお試しあ~れ☆
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↑途中で帰られた方にお持ち帰りいただいたおはぎです♪

どうしても入りきらなかった分をこの小さなお重に詰めてきましたが、テイクアウト用として役に立ってよかった☆

このおはぎもわたしは適当に箱詰めにして持って来たのですが、bossの奥さまがお庭の葉っぱをお皿に敷いて、きれいにあしらってくださいました。

美しく飾ってもらえておはぎたちもさぞ喜んでいることでしょう(笑)。

ドキドキしながら感想を聴いていたのですが、みなさまに喜んでもらえてホッと胸をなで下ろしました♪

おはぎ屋としては食べてくださる方に「美味しい」と言ってもらえるのが最高に嬉しい至福の瞬間☆

たぶん本当は拙い出来でまだまだ改良の余地があると思いますが、やさしいことばにたくさんのエネルギーとやる気をいただきました。

今度は定番の3種だけでなく、いろいろと変わりおはぎを試作して味見してもらおうと思っています(笑)。

美味しいごはんに『』の名酒、それから楽しいおしゃべりを満喫して素敵な時間となりました♪

boss並びに奥さま、そしてご一緒させていただいたみなさま、本当にどうもありがとうございました~!!
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# by wasurenasumire | 2010-01-30 21:39 | events

尼若酒造の甘酒~ドライフルーツとともに~

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尼若酒造…細々と営業しております(笑)。

あんまり頻繁にこの話を書くと“御用になってしまうかも?”と危惧して、しばらく自粛しておりましたが、前回の酒蔵開放からずいぶん時間も経ったので、しばらくぶりにこのお話を♪

尼若酒造の酒粕で『甘酒』をつくってみました~!!

二十四節気では大寒だというのに、今日は明朝からの雨ふりで…しっとりと暖かい春のような1日でした☆

このまま一雨ごとに春の足音が大きくなってくるのだとしたら、寒さの中で白い湯気がモワモワと立ち込める甘酒を、フーと冷ましながら飲む楽しみが半減しちゃいます~!!

“これは一大事だわ!!”と居ても立ってもいられないくなり、なんとかまだ夜にはひんやりとした空気をまとっているわが部屋で、さっそく甘酒づくりに取り組んだのでした(笑)。

尼若酒造のどぶろくはだいたい1回の仕込みで1.5ℓくらいでき、ひとりでは飲みきるのに1週間ほどかかります。

酒粕ってどのくらい冷蔵保存が可能かわからないので、どぶろくを飲みきるまでの間、酒粕は冷凍して保存することにしています。

漬物に使うなら凍らすわけにはいきませんが、甘酒とか粕汁に使うものなので、今のところ特に大きな問題はみられていません(笑)。

火にかけたお鍋から甘い匂いが漂って、甘酒のよい香りが部屋に充満していく時間は、本当にしあわせの極地でまるで天国のよう♪

小豆を煮ている時と同じくらい甘酒をつくっている時にも、わたしの脳内モルヒネが大量に分泌されていることをはっきりと自覚しました(沈)。

ドライフルーツやナッツが大好きで、常に何種類かわが家にはストックがあります♪

今日はスウィーティな取り合わせでいちじくとプルーンとマンゴーをおつまみに、日本酒入り甘酒なのか、甘酒風日本酒なのかわからない…わが家の甘酒で晩酌を楽しみました(笑)。

甘~い時間に1日の疲れもふわふわとどこかへ流れていくみたいです♪

さらに自家製酒粕の甘酒だと思えばその幸福感たるや…それはもう一言では言い表せないくらい☆

母が先日『八海山の純米吟醸の酒粕』を買ってきた…と見せてくれたのですが、いやいやきっと尼若酒造の酒粕だってそれに負けていませんって(笑)。

この次の冬には自家製さつまいもで干し芋をつくって、それをおつまみに甘酒を呑めたらいいなぁ♪


【材料】
・酒粕        80g
・湯         170ml
・日本酒      大さじ2
・てんさい糖    大さじ2
・塩          少々
・生姜        お好みで

【つくり方】
1 小鍋に酒粕を入れて湯を注ぎ、しばらく浸して溶かす。
2 ある程度1の酒粕が溶けたら火をつけ、全体が温まって沸々としてきたらてんさい糖を加える。
3 日本酒を2に注いで全体をかき混ぜ、最後に塩を加えてお好みで擦った生姜を入れる。


※甘酒づくりのポイント

いつも適当に味つけしているので分量はいい加減です(汗)。

ただ多くのレシピでは味が薄いものがほとんどなので、美味しい甘酒を飲みたい方は酒粕をたっぷり入れてつくるのが1番のコツですよ~♪

また酒粕を購入する場合は板状になった乾燥してカピカピのものは避けて、搾りのあまいものをぜひぜひ選んでください!!

お酒好きには絶対に日本酒を加えることをおススメするのですが、苦手な方の場合は代わりに牛乳を加えても美味しい甘酒になるようです(←わたしもまだ試していません…汗)。

また日本酒の代わりに梅酒を加えるレシピもありますが、わたしはやっぱり日本酒の方が断然好み(笑)。

お砂糖については加えるお砂糖によって見た目や味が変わってきます☆

てんさい糖は砂糖大根という寒冷地で栽培される植物から採れるため、砂糖の中では体を温める作用が強いです。

薄茶色のお砂糖のため甘酒にも多少色がつき、温かみのある生成り色に♪

雪のように真っ白な甘酒がご希望ならグラニュー糖を…逆に独特の黒っぽい色にはなるけれど、味にコクがほしい方は黒糖を使うのがおススメ☆

きび砂糖もまろやかな味わいで美味しいので、その時の気分や体調に合わせて使い分けるとGOODですね~!!
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# by wasurenasumire | 2010-01-28 22:52 | drink

水沢腹堅(さわみずこおりつめる)

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寒くないと言ったらウソだけど、しんしんと体の髄まで凍えるような…そんな痛いくらいの冷たい朝ではありませんでした。

車に霜がついていたので気温は低いのでしょうが、風がなくさわやかな寒さで空気が美味しい(笑)。

清浄な空気を胸いっぱい吸い込めば、休日明けで苦手な月曜日もなんとか踏ん張れそうです♪

そうそう、今の時季は空気だけでなくお水も冷たくて美味しい~☆

朝、水道の栓を開いてお水をジャカジャカ流してから、コップに水を汲んでゴクッと飲みほします。

眠っていた体が起きだして、水とともに血液が元気にめぐるような感覚もあって…スカッと気分爽快なのです!!

その後やかんにもお水を汲み、お湯を沸かして『穀物コーヒー』を♪

時間があれば本を読んだり、ラジオを聴いたり…たった10分でも朝に優雅な時間がある日は1日がとても有意義なものになるような気がします。

そうこうしているうちに空が白みはじめて、朝陽で部屋が明るくなってきてきます。

お布団の中で丸まって「あと5分だけ」とぬくぬくしているのも気持ちいいのですが、朝陽が登る頃にちゃんと目を覚まして活動していると、「今日1日の楽しさをしっかりつかまえて味わおう♪」という意気込みが生まれるんですよね~(笑)。

時間を追いかけたり時間に追われたりするのではなく、むこうからやって来るのを待ち構えてお出迎えできたような…そんなこころのゆとりが得られるのが朝型生活の最大の魅力☆

そういえば清少納言も「冬は、つとめて。雪の降りたるはいふべきにもあらず。霜のいと白きも、またさらでも、いと寒きに、火など急ぎ熾して、炭もて渡るも、いとつきづきし」と冬の早朝が好きだと言っています。

そうだろうなぁ…御簾を上げたら白銀の世界だったなんて、“一体どんなマジシャンが現れたんだろう?”って思ってしまうくらい想像するだけで素敵だもの♪

それに霜柱を発見したり、車に霜がついているのを見るとワクワクしてしまうので、“霜が真っ白になっているのもいいよね”との彼女の言葉に、ウンウンと頷けるものがあります(笑)。

寒い外と温かい家…この対比が冬の魅力と言っても過言ではないかも♪

冬って寒いから縮こまって過ごして、“お家の中から外へ出たくないなぁ”なんて思うのですが、でもしっかりと自分を守ってくれる巣穴に閉じこもっていてもいいんだ…という安心感も抱えています。

森の動物たちのように冬眠はしないけれど、冬籠りというのは気分は冬眠と一緒なんですよね~♪

頑丈な巣穴でホクホクと温かい飲み物を飲んでゆっくりと過ごす…そんな冬籠り生活は退屈でもあり、ホッと安堵する時間でもあり。

春の訪れは待ち遠しいけれど、このぬくぬく暮らしから外の世界へ出ていくのはちょっと不安かな。

次の季節に移る時の寂しさはいつものこと(笑)。

もう少しだけ冬籠りを楽しんで、虫も動物も元気に飛び回る頃…わたしもこの1年の活動を開始しようと思っています☆

“冴る夜はよその空にぞ鴛鳥も鳴く凍りにけりな昆陽の池水”(西行)

西行のお歌にはどれもツキンと心臓を刺されるような痛みがつきまとっています。

“冷えびえとした冬の夜、おそらく昆陽の池の水も凍ったのでしょう。いつもそこにいるおしどりの鳴き声が遠くから聞こえてきます”という意味なのですが、この一首からも怖いくらい深い孤独をひしひしと感じ取ることができます。

一人で抱えるには大きすぎるくらいの孤独。

でもその孤独とともに生きていくことを決めた西行。

潔いというべきか、寂しいというべきか…。

わたしには彼の生き方をなんとも評することはできないのですが、最近、西行への関心がムクムクと成長中なので、敬愛する白州正子さんが書かれた西行論を読んでみようかなぁ…と思っています☆

さてさてもう一首は春のお歌を♪

“水の面にあや吹き乱る春風や池の氷を今日はとくらむ”(紀友則)

…なんて時季もきっともう少しでやってくることでしょう。

やさしい春の風によって綾模様をなしている水面には、やわらかな陽射しが反射してキラキラしていそうですね☆

『春と言えば花粉』…風流な話から縁遠いのですが、そろそろ本格的に花粉症対策に乗り出さないとっ(笑)。
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平野恵理子さんによる現代版七十二侯では『椋鳥群れる』とあって苦笑してしまいました(沈)。

平野さん、もうちょっと前に教えてくれれば…わたしのブロッコリーがバリカンで刈られたような姿にならなくても済んだのに(涙)。

↑こんな感じでネットを張って保護していますが、椋鳥に葉っぱを食べられ見るからに痛ましい姿になっております(涙)。

でも今度はひょっとして大群でわが愛菜園に押し寄せてくるかもしれないので、警戒を怠らずに“椋鳥対策を講じていかないとっ!!”と気合を入れ直さないといけませんね~☆


※1枚目の写真は男衾村-復興計画さまからお借りしています♪
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# by wasurenasumire | 2010-01-25 22:58 | seasons

bossとの畑デートⅫ-②~新規開墾~

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年も改まったことだし、もうすぐ立春でもあるし…気持ちも新たに『とある苗』の定植をしました♪

実はこの苗はbossが買ってきてくれて、“1個ずつ育ててみよう”と一株分けてくださったのです(照)。

嬉しいなぁ~☆

さてさてこの苗、なんの苗かわかりますか?

実は昨年わたしがそれはそれは大事にして、慈しんで育てていたキャベツの苗♪

キャベツ姫の最初の頃ってこんなだったかなぁ”と前回のキャベツを懐かしく思い出しながら、葉も少なくてまだまだぽやぽやの幼い苗を見つめてしまいました☆

こんなに小さな苗があんなふうにまあるく結球するのだから、本当に植物って不思議です!!

素人ファーマーのビギナーズラックだったのか、前回はビックリするくらい立派なキャベツが採れました。

きっとこれにbossの畑師匠としての意地が刺激されたのではなかろうか…とわたしは睨んでいます(笑)。

bossがにんじんを育てていた場所に、2つの苗を並べて定植して「さぁ、どっちがうまく育つか!?」とものすごく意気込んでいましたから…(汗)。

↑こちらがわたしのキャベツで少し広めの背の低いキャップを被せ、下に藁を敷いて保温してみました♪

前回のキャベツ姫同様に美しく元気に育ってくれることを祈ります☆
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↑こちらはbossのキャベツで、背の高いキャップを被せて下にもみ殻を敷いています♪

藁農法の方が育ちがいいか、はたまたもみ殻農法の方が元気に育つか。

その他の環境条件は一緒なので、競争を兼ねた実験のようでワクワクと楽しみです(笑)。
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↑“この草ボーボーの荒れ地はなに?”と思われた方…まさに正解!!

以前はここでお芋を栽培していたこともあったようですが、2年間まったく手を入れなかったら、こういう状態になってしまったのだとか(汗)。

ヒエ~!!

わたしが「今年の夏は小豆と黒豆と落花生を植えて、かぼちゃとスイカと芋類(おじゃが・さつまいも・里芋・ヤーコンなど)を育てて、トマトときゅうりとナスとズッキーニとオクラなんかの夏野菜も欠かせないし、ついでに冬瓜もやってみたい♪」とbossに欲張りな夢の畑計画を話したら、「そんなに植えるところがない!しかも蔓ものばっかり!」と一喝されてしまいました(泣)。

確かに蔓ものは面積を喰うのかもしれないけれど、やっぱり夏こそ野菜畑は最盛期なんだもの。

やりたい品種は数えきれないほどた~くさんあります♪

そんなこんなで新たな土地を求める流浪の民として彷徨うことに…(涙)。

しかし、畑の神さまは迷える子羊を見捨てることなく、ちゃんと救いの手を差し伸べてくださいます(笑)。

以前bossが畑をしていたところで、規模縮小のために使わないでいた土地を、再度地主さんにかけあってくださり、なんとか使わせていただけることになりました♪

「第2の愛菜園を見に行こう♪」と野良仕事の後に偵察にやって来たのですが、わたしの腰くらいの高さの雑草に畑一面が覆われている姿に愕然(沈)。

これを畑の姿に復元するのは容易なことではありません…想像しただけでクラっとめまいに襲われそうでした(沈)。

第2の愛菜園に降り立った瞬間「ここですか…」とことばを失ってしまいましたが、まぁ、きっとなんとかなるさ☆(と思いたい…汗)
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↑雑草を抜いたり絡みついている蔓を除いたり…30分ほど作業したでしょうか。

なんとか畝1列分くらいの幅で土が見えてきました~!!

そうそう、この荒れ地には葛の蔓がたくさん生えていて、ものすごく頑丈に絡みついています(涙)。

そういえば公民館の教室に通っていた時に、「昔は葛をきちんと利用していたけれど、今では邪魔者扱いされることが多い」と先生に教えてもらったのでした。

でも蔓はかごなどの蔓編みの素材として使えるし、また根っこの部分は葛粉になるんですよね~♪

本葛なんていったらそれはそれは少量で高価な代物☆

摩訶不思議大根に続いて、今度は葛で一攫千金を目論もうかと“葛の根っこってどこ?やっぱり乾燥させて粉にするのかなぁ?”なんて作業しながら、捕らぬ狸のなんとやら状態で考え込んでいたのでした(笑)。

少しばかり土が見えてきたとはいえ、まだまだ雑草に覆われた土地が大半なので、ここの整備は時間をかけた大がかりな作業となりそうです(汗)。

立春を越えて暖かくなればなるほど草の威力が強くなってくるので、雑草たちが冬枯れしている今が畑整備のチャンス☆

来月の上旬にbossと第2の愛菜園の新規開墾と整備をすることを打ち合わせて、本日の畑デートは終了となったのでした♪


※後日談として…
bossが地主さんにかけあってくださったところ、なんと耕運機をかけていただけることになりました~!!

ヤッター☆
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# by wasurenasumire | 2010-01-24 22:20 | farm

bossとの畑デートⅫ-①~早春の楽農作業~

b0112855_2141319.jpg

2週間ぶりの愛菜園です♪

今日はポカポカと暖かい陽気で野良仕事をするにはもってこい!!な日(笑)。

午後からbossと畑に行って楽農時間を過ごしてきました~☆

↑暖かなお日さまの光に誘われて、ちょっとたくましくなってきた『そら豆くん6兄弟』

脇芽がずいぶん太くなってきたため、ヨレヨレになっている本芽を摘芯してみました☆

bossからもらった野菜づくりのテキストによると、本葉を5枚以下で越冬させるのがベストなのだとか。

幼い苗のうちは寒さに強いけれど、大きくなると寒害を受けやすいため…とあり、ヒョロヒョロで心配していたけれど、なかなかいい具合に育っているのかも?とホッと一安心です♪

苗の茎を支えるロープも張り直してきちんと気をつけさせ、その名のとおり“空に向かって育っているような感じ”にはなってきましたよ~(笑)。
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↑あったかマフラーを巻いてあげた『セロリ』です♪

bossがどこからか仕入れてきた情報によると、この時季セロリの根元に新聞紙を巻いてあげるとよいのだとか。

新聞紙で保護してあげることで霜避けになったり、冷害を防ぐ効果があるのかなぁ?

マフラーを巻いた後に今まで吹きっさらし状態だったセロリちゃんに、保護キャップをかぶせてあげることにしました(笑)。

寒さのあまり縮こまっていた葉っぱが、穏やかな表情に変わって元気になったみたい♪

いくら雪は降らない静岡とはいっても、やっぱり寒さ対策はきちんとしてあげないとダメなんですねぇ(涙)。
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↑少しだけ傾きかけた西陽をあびてキラキラしている『玉ねぎ畑』☆

先月たっぷりと肥料をあげたので、これから少しずつ暖かくなってくれば、地下の玉ねぎたちも丸々と肥えてくれることでしょう(笑)。

大根サラダやら漬物やら…この冬は大根ばっかり食べていましたが、今度は玉ねぎたちのオニオンサラダ三昧になる日を夢見て、お世話に励みたいと思います!!
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↑bossのメールではハウスが倒壊していた『こかぶ畑』(涙)

心配せずともbossがちゃ~んとハウスの復旧作業をしてくださってありました♪

人間にも野菜たちにも博愛なboss …さすがです(笑)。

前回、芽が出ていたところは心持ち大きくなっていて、可愛らしいハート型の双葉がはっきりとわかるようになりました。

また、ちょっと遅れて播いたところからも小さな芽が出てきていましたよ~☆

収穫の喜びも大きいのですが、この小さな幼い芽が地面から出てくるところに毎回かなり感動があって、ともすれば涙が出そうになっちゃうんですよねぇ(泣)。

ぜひぜひこの感動を多くの人に…ということで、自家菜園の素晴らしさをほんのわずかにでもお伝えできたら嬉しいです♪
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# by wasurenasumire | 2010-01-24 21:40 | farm

bossからのラブ菜レター 巻19

b0112855_19273294.jpg先週つくったこかぶのビニールハウスが寒風に曝され、壊滅状態になっているようです(涙)。

芽が出てきた可愛いこかぶの赤ちゃんたちを、あったかビニールハウスでぬくぬく育てるつもりだったのに、これではまったく意味ないわ…(沈)。

今週はずっと冷え込んだ日が続いていたので、霜にやられっちゃったかも(泣)。

ホントなら今すぐすっ飛んで行って、様子を確認したいところですが、これから豆台風たちがようやく北上するとのことで駅までお見送りです(笑)。

明日、台風一過の疲労がドッと押し寄せなければ、こかぶたちの様子を確認してきたいと思います♪
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# by wasurenasumire | 2010-01-16 11:25 | farm


ていねいで居心地のよい暮らしを目指して…管理人:水遊   コメントは承認制となっています♪反映までに時間がかかることをお許しください☆


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