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bossからのラブ菜レター 巻35

bossからのラブ菜レター 巻35_b0112855_16211531.jpgbossからのラブ菜レター 巻35_b0112855_16215362.jpgなすがそろそろ初収穫を迎えられそう♪

夏野菜ってホント生長が早いこと!

紫の高貴な花が次々に咲き誇っています☆

なす嫌いという人も多いけど、日本人は古くからなすを好んで食べていたのだとか。

なすに関することわざが多いことからも日本人のなす好きの程度がわかります♪

有名なのは『秋なすは嫁に食わすな』ですが、それにも何種類もの意味があってどの意味で使われているのか、その場その場で空気を読まないといけないですよねぇ(笑)。

→①秋なすは美味しいので憎き嫁なんぞに食べさせるのはもったいない【嫁いびり】

  ②秋なすは種が少ないので嫁に食べさせて、子宝に恵まれないと困る【家名保守】

  ③秋なすは身体を冷やすので若い嫁に食べさせて健康を損なうと心配【嫁の健康】

う~ん、純粋にお嫁さんのことを考えているのは③のみですか…(沈)。

その他でも『親の意見となすびの花は千に1つの無駄もなし』とか、『一富士 二鷹 三茄子』とか。

確かに焼いてよし・揚げてよし・煮てよし・炒めてよしのなすはとても重宝で、人々にずっとその調理法の多様さと美味しさを愛されてきたんですよね~☆

そうそう、左側の写真はわたしの米なすなのですが、なんと大根に引き続きまたまた摩訶不思議なすを買ってきてしまった模様(汗)。

実はこれ、本枝がないのです…ゲッ(沈)。

この実を採ったら終わってしまうという一粒種になってしまいました(涙)。

bossには「なんでこういう苗にばっかり当たるかな…」と呆れられていましたが、きっと畑の神さまがそういう苗だからこそ、わたしのところに寄越してくれたんだと考えることにします☆
# by wasurenasumire | 2010-06-19 21:20 | farm

bossからのラブ菜レター 巻34

bossからのラブ菜レター 巻34_b0112855_10594960.jpg愛菜園に直蒔きした夏小豆が芽を出し、だいぶ背丈も大きくなってきました♪

ヒョロヒョロのスレンダーな苗だけど、すくすくと元気に生長してくれています☆

ばら蒔きしてあったので苗密度の高いところがあり、bossが植えかえて小豆畑にしてくれました~!!

小豆って1つの苗からどのくらいの収量が見込めるのかなぁ?

全体で250~300gくらい採れるとおはぎ用に十分な餡子がつくれるんだけど…豆類は難しいと聴くし、もし餡子にするには足りないとなったら、今年はまずお汁粉から攻めてみようかしら(笑)。
# by wasurenasumire | 2010-06-13 21:58 | farm

bossからのラブ菜レター 巻33

bossからのラブ菜レター 巻33_b0112855_1922194.jpgbossからのラブ菜レター 巻33_b0112855_19235548.jpg←訃報が報じられた赤スイカ(涙)。

ついに息絶え…。

→初物・北あかり♪

bossが土寄せしたら転がり出てきたそうな。

午前中ひと仕事したら「今日の仕事は終わった!」とばかりに午後休を取り、bossはどうやら畑に直行していた模様(笑)。

いいのかなぁ?

わが上司なのにこんなに仕事嫌いで…(汗)。

夏に食べたい果物・第1位であるスイカは絶対に植えよう!と思っていました。

ただ収穫した時に冷蔵庫に入らない大きさだと困るので、小玉スイカの苗を赤と黄色1本ずつ買って、夏畑仕様にした時に楽農farmに植えつけてありました。

植えつけから1か月ほど経ったでしょうか…生長を見守っていましたが、どうも赤小玉の成育具合が芳しくありません(沈)。

bossが↑の写真のように風除けキャップをかぶせたり、藁で保護したりとまるで掌中の珠のごとく手厚くお世話をしていたのですが、ついに危篤となり、さらには蘇生不可能と判断されたようで、天に召されてしまいました~(泣)。

“カラスにつつかれる前に収穫しないと!”なんて実が成ること前提で考えていたのに。

まさしく『捕らぬ狸の』な状態になってしまいショック…ううっ(涙)。

そのスイカのお通夜にふさわしく、bossは初収穫の北あかりで献杯中のようです(笑)。

この北あかりは土寄せをしていたら飛び出て来たとのこと。

「土の中にもぐっているから見えないけど、ボクたちもこんなに大きくなったんだよ~!」って教えてくれたのでしょう☆

bossは「あの畝の中にこんなジャガがいっぱい埋まってるんだよな」と大興奮でした♪

育ちゆくおジャガと土に還るスイカ…植物の世界にも『生老病死』が見てとれて、感慨深いものがある晩春の夕べなのでした。
# by wasurenasumire | 2010-05-31 19:20 | farm

ブラボ~!!竹内久美子 マジ惚☆武田双雲 ①

ブラボ~!!竹内久美子 マジ惚☆武田双雲 ①_b0112855_1931951.jpg

“鍵盤をやさしく撫でる指ならば苛められてもいいかと思う”

手フェチだと気づいたのはいつからだったか…わたしは人の手がすごく好き♪

ピアニストなど楽器を奏でる人のスッとした長い指、超絶技巧としか思えないような指さばきを見ているとうっとりするし、逆に肉体労働者のゴツゴツとした手のひらを見ていると大変なのは自分だけじゃないと勇気がもらえる。

そういえば以前、二胡という中国の楽器を習っていた時も、模範演奏してくださる老師の二胡独特のうねりとビブラートをかける指に恍惚となっていた。

棹を上下し弦を揉む指先があまりにもセクシーでジッと見入っていたために、自らの演奏技術はあまり上達しなかったのかもしれない(笑)。

たぶん“動物の肉球が好き♪”という人がいるのと同じように、わたしは人間の手をこよなく愛していて、男性の節くれだった指にも、また女性の繊細で滑らかな指にも同じように魅力を感じてしまう。

目は口ほどに物を言うと云われているけど、手も同じくらいその人を物語るものではないかと思っている。

さてさて、本題の竹内久美子女史の本の話に入りたい。

彼女の著作と出逢ったのはもう10年以上も前のことで、確か大学生の頃だったから20歳前のはず。

当時わたしはキリスト教系の看護大学に在籍していて、超真面目で優等生然とした“いい子ちゃんぶりっ子”の人間であった。

もともと内外の落差が激しい内弁慶気質で、家から1歩外へ出ると頭の上に大きな猫がさっと鎮座する。

中学・高校とそんな大猫かぶりで過ごし、そのストレスを家に帰って家族にぶつけることで精神的な均衡を保っていた。

でも大学生になり初めてひとり暮らしをすると、帰宅しても自分本来の気持ちを吐露する人がいない。

先生の期待に添うような真面目一徹な学生で、「お友だちの悪口なんて口にしたこともありませんわ」的に同級生に友好的な態度をとっても、こころの中で「ケッ」と舌打ちして毒づいているわたしがいる。

さらにはキリスト教の『隣人愛』だことの『人間としての素晴らしさ』だことの、看護師としての職業アイデンティティだたことの…というようなことが講義で押し寄せてきて、ブラックなわたしの行き場がなくなり、たぶんブチ切れたのだ。

大学2年の5月を過ぎたあたりから、うつうつとした状態が続いて気持ちが晴れず、世界がグレーに見えて毎日の暮らしに現実感がもてなくなった。

最後にはベッドから起き上がれないくらい無気力状態に…今まで体験したことのない最大のピンチという危機的状況にまで陥っていた。

その後、紆余曲折を経て多くの人に助けられながら、なんとか今は社会で自活できるようにまでなったのだけれど、その苦しい時代に出会った救いの1冊が竹内女史の本である。

彼女の本は動物行動学の知見から人間論を展開するという主旨のもので、『人間は他の動物とは異なり、高等な生物である』『大脳皮質が発達し、よりよく生きることを考えられるのは人間だけ』というような世界にいたわたしには目からウロコ…世界が180度転換するくらいの衝撃と大いなるパラダイム転換をもたらせてくれた。

以後、彼女の本はわたしの愛読書となったが、ここ数年ずっとご無沙汰していた。

先日めずらしい新書版での彼女の著作を見つけ、久しぶりに手にとってみたのだが、予想を裏切らない面白さで、彼女の世界を堪能できるベスト版ともいえる1冊であった。

↑この題名からもわかるように、竹内女史もずっと指フェチで“思春期の頃は自分は変態なんじゃないかと悩んだ”なんて記述があって、“わが同士だわ♪”と彼女に同じ匂いを感じてニヤリとなってしまう(笑)。

人間だって動物なのだから他の動物の実験結果から人間を理解するというのは、わたしはものすごく重要なことだと感じるが、すぐにお金になることやすぐに人間に利益をもたらすことにしか価値をおかない世界では、そんなことは本当にくだらなく、ともすれば人間を他の動物と同列に扱うなんて…と不快を示し許さない人もいるだろう。

でも、そういったすぐに役にたたないくだらない実験を、真面目な顔して行っている科学者がいることに、またそういった実験を支持するフィールドがあることにも、動物行動学の懐の深さを感じて敬意すら抱いてしまう。

そのくだらなさが誰かを救うことだってあるのだということを、目に見える宝の山しか見ていない人にはぜひとも実感してもらいたいものである。

彼女の本の面白さは筆舌尽くしがたいのでここでわたしが内容を紹介するよりも、実際に竹内ワールドを体験してもらう方がずっと早く、正確にわが意図が伝わるように思う。

竹内女史の著作を読んだことがない方はぜひ1度お試しあれ☆

世界の見え方が一変する驚愕の世界へと導かれること…必定である(笑)。


※『ブラボ~!!竹内久美子 マジ惚☆武田双雲』は長文となったため②に続きます♪
# by wasurenasumire | 2010-05-28 21:02 | books

畑あそび~bossとわたしのテーマソング♪~

畑あそび~bossとわたしのテーマソング♪~_b0112855_21272087.jpgbossに野良しごとのテーマソングをつくってもらいました♪

吉田拓郎の『夏休み』のメロディに合わせて『畑(はた)あそび』…なのだそうです(笑)。

確かに麦藁帽子はかぶらず、帽子から上着からズボンにいたるまで、すべて全身真っ黒クロスケで畑しごとに臨んでいますとも!!

「紫外線対策には黒が1番!!」と豪語して最近はずっとそのイデタチを貫いていたのですが、とにかく熱を吸収するのでメチャクチャ暑く、脱水になりそうな危険があること、そして黒装束だと蜂に狙われやすいということも小耳にはさみ、これからの季節をどうやって乗り切ろうかと悩んでいます(笑)。

さてさて、野良仕事のテーマソング『畑あそび』をbossが3番まで考えてくれたので、お返しに4番と5番はわたしがつくってみることにしました☆

             集中してると 呼ばれるの 
             わたしはもう少し 草取りしたい
             それでもbossには 逆らえない

             赤ちゃんきゅうりを 分け合って
             間接キスだと ドキドキする
             もう少し早く 逢えたなら

う~ん、これって文面通りにとらえられたらちょっとマズイかなぁ…(汗)。

わたしの心情としては4番・5番ともに(笑)が歌詞の最後につくのだけど、ニュアンスが伝わるかしら♪

照れ屋なbossが畑あそびしてくれなくなったら困るので、わたしとbossとの畑デートは本当に清いものだと一応ここに誓っておきます(笑)。
畑あそび~bossとわたしのテーマソング♪~_b0112855_21495727.jpg

※後日談として…

なんと翌日、bossがwelcomeboardに加工した畑あそびのカードをプレゼントしてくれました!!

写メで見た時よりも実物の方がカラフルで情緒があって…ずっとずっと素敵です☆

ふふふっ、嬉しいなぁ♪

わが家はほとんど引き戸ばかりなので、どこにかけようかと悩んでしまうわ…。

↓このドアは唯一のハンドル付きドアだったので、とりあえずここにかけて記念撮影してみました。

でも実はこのドア…お手洗いのドアなのです(汗)。

これからちゃんと素敵なboardに見合うlocationを探してあげるからね~☆
畑あそび~bossとわたしのテーマソング♪~_b0112855_2205592.jpg

# by wasurenasumire | 2010-05-23 22:12 | farm


ていねいで居心地のよい暮らしを目指して…管理人:水遊   コメントは承認制となっています♪反映までに時間がかかることをお許しください☆


by wasurenasumire

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